(写真TOP)
10月23日(日) 晴れ  I橋さん、K原さん、むう父さん
06:30起床〜朝食&買い物〜08:30出発→08:45〜50駐車場→09:00登山口→10:22〜32中岳・新燃岳分岐→10:43〜48新燃岳→11:09〜12:06獅子戸岳下山口→12:23新燃岳→12:33中岳・新燃岳分岐→13:26登山口→13:34〜40駐車場→14:30えびのIC→16:42太宰府IC→17:06〜22博多駅→18:27〜32広島駅→18:52バス停→18:58自宅着
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎桜島から開聞岳まで見渡せた新燃岳
 登山口温泉でぐっすり眠った3名。朝からおやじギャグ連発のI橋さん。おや、宿の窓から海が見える。驚きであった。先ずは朝風呂でしょ。むむ、I橋さんが先に下りたのに。お先にどうぞ? 熱いのかな? 手を入れたらそうでもない。足を入れて飛び上がった。やられたね、朝から。
温まって山の準備。民宿の前の店でうどんを食べ、酒屋で弁当を買うが、うどん屋の弁当だった。
登山口温泉は、風呂を改装して露天も作るそうな。
しかし登山口から遠いのに登山口温泉。
でも、山男は絶対泊まる。うまく考えた。

昨日は気が付かなかった、霧島神宮の原生林のトンネルを進む。

湯之野登山口には車が数台。中高年組が2人準備中。
我々も準備をして、車道を進むと林道がある。
ここが入口。チェーンあり。
(写真A)湯之野コース入口
林道を進むこと、約500m。

アレッさっきと違う夫婦連れがいる。
登山口が不明で30分も林道を進んだらしい。
標識はススキに隠れてた。

植林の登山道を進む。
学習効果でスタートダッシュのI橋さんを先行させる。
案の定一休みしている所を抜いて、ゆっくりと進む。
後で考えたら、ここらが一番きつい所だったかも。
(写真B)緩やかな樹林を進む
植林が広葉樹に変わる辺りから、徐々に登りは緩やかになる。緩やかな登りを延々と歩く。

しかも周囲に山の気配が無い。
さすが九州自然歩道。

しかし地図を携帯しないので、現在位置が分からないのも不安だが、標識がしっかりしているので助かる。
(写真C)中岳・新燃岳の鞍部を目指す
二つ目のベンチを過ぎた頃から林が低くなってきたし、勾配も増す。

足元に溶岩らしき岩がゴロゴロ現れ始める。

あっ、山が見えた。中岳かな?

しかし足元は登るにつれ、ゴロゴロが一杯。
足元を見てないと歩けず。
(写真D)鞍部からの高千穂峰
一面の草原斜面に花が咲いてる。
昨日も狂い咲きのツツジあり。
これもそうだね…と、思ったら一杯咲いてた。
後で調べてもらったらヤマラッキョウだそうな。

しかし桜島が大きく見える。

鞍部に着くと、アレッ中岳から結構な人が歩いて来る。
高千穂河原からの登山者だ。
(写真E)一気に木の階段を登る
風が出て来たので、鞍部でシャツを着て新燃岳に向かって歩き出す。

木の階段が延々と山頂まで続く。
これはきつい。太ももの訓練だね。

振り返ると高千穂峰が徐々に見えて来る。

ここで思い出したのが、新燃岳のお鉢にあると云うエメラルドグリーンの池。
(写真TOP)お鉢と池、背後に韓国岳
しかし、韓国岳からは見えなかった。本当に有るのかなぁ? お鉢に着いてのぞき込む。
おぉ! 遙か下方にエメラルドグリーン。安心したI橋さん。

ここまでは良かったが、さて山頂経由でお鉢周回。 が、山頂の突起へは行けなかった。
この先危険、通行止め。本当に登ったの? 雨降ってたから。 返事になってない。

ん! 開聞岳は桜島の裏側に当たるとか云ってたが…、桜島の左に富士山のような山。
薩摩富士! 開聞岳だ。 なんで、私が分かるんよ。
一周出来ないって事は、ここが山頂なんだ。

ここは風が吹き抜けるので、食事場所を探す為に韓国岳方面へ行ける所まで行ってみる。

韓国岳への下山口にも、通行止めの標識。
その先が草原になっており、そこで食事。
2人は更に進んでる。

むう父さんは弁当とビールを取り出してのんびり。
1時間近く草原に座り込んでいたら、筋肉がこわばってしまった。
(写真TOP)桜島が大きく見える
(写真F)お鉢と登れない山頂突起 (写真F)獅子戸岳と奥に韓国岳
さぁ帰ろう、来た道を戻る。
結構縦走する人が多い。
韓国岳から新燃岳は縦走に最適。

むう父さんは、今度いつこの景色を見る事ができるか分からないので、景色を堪能しながら下るが、下りの達人K原さんとI橋さんは、サッサと下山。

中岳との鞍部からは、ゴロゴロで足元に気をつけながら下りた。
(写真G)お鉢を高千穂峰を見ながら歩く
下山は早い。あっと言う間に下りて来てしまった。
良い山でした。
I橋さん、K原さんに感謝! 感謝!

えびのICから太宰府ICと、来る時と同じコースを戻って博多駅着。

さすが日曜日で渋滞も有ったが、I橋さんの強引な運転で切り抜けられ、予定通りの時間に着く。
(写真E)形の良い高千穂峰
博多駅からは、すぐに新幹線が有り、素早く広島に帰って来られました。

次は犬ヶ岳に、紅葉だから、メモして!

12月は門司でふぐだよ。
思わずふぐだけかと思いきや、小倉から門司まで山歩きしてから、ふぐらしい。

ちょっと待ってよ、私ゃ広島から新幹線の往復がプラスになるんだから。
まっ、誘ってもらえるうちが花かな。
(写真)ヤマラッキョウ

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)