(写真TOP)
2005年10月22日(土) 曇りのち晴れ  I橋さん、K原さん、むう父さん
06:30自宅発→06:34〜40バス亭→07:08〜34広島駅→08:49博多駅→09:20太宰府IC→11:25えびのIC→11:56〜12:05登山口→12:15一合目→12:20二合目→12:27三合目→12;36〜44四合目→12:52〜57五合目→13:05六合目→13:12八合目→13:20〜14:42韓国岳頂上→15:00五合目→15:30一合目→15:55〜16:05登山口→16:55登山口温泉
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎強風の韓国岳からは、霧島連山が一望
 奥耶馬渓に紅葉を見に行かない? と、九州のI橋さんからの連絡。実は仕事で九州の支店に寄った時、広島は低い山ばかりで、しかも一人じゃあねぇと、云ったらの結果でした。
う〜ん、どうしようかな? OKの返事をしたら、奥耶馬渓の紅葉はまだ早いから。えぇ!
それで、韓国岳に行こうかと。早速乗った。
当日の朝、あれっ車が水を切る音。えっ、地面が濡れてる。天気予報を確認すると、福岡は雨のち晴れだ。広島07:34のひかりレールスター。全車両2列+2列のグリーン車タイプなので人気車両だけあって、結構乗車してる。指定席で良かった。博多駅で落ち合って即、車に乗車。
雨は止んでいたが、どんより。
明け方まで結構降っていたそうな。

コンビニに寄って買い物をして、太宰府ICから高速道路に乗る。高速で熊本まで約1時間、えびのICまで約1時間。早い。

えびの高原まで標高を上げて、登山口着。
一杯車が停まっているが、偶然1台分の隙間あり。
ラッキー。
(写真A)登山口とえびの高原
標高1420m。南に下がるにつれ天気は回復したが、山の上空の雲は取れず。

準備を整えて歩き出すが、もう昼なので、見上げると一杯下山してくる。

食事を後回しにして登り始める。
階段を登って、真っ白な硫黄山。
硫黄の臭いが強い。

まだまだ紅葉には早いのだが、気の早い木々が黄色く色付いていた。
(写真A)若干紅葉した道を登る
しかし車の中で聞いた話では、韓国岳には木が生えてない。 んん? 生えてるけど。
見上げても木が有るけど?
前来た時は雨が降ってたでは返事になってないよ。


しかし、まぁ石がゴロゴロしてて歩きにくい道。
しかも、階段状になってる。
(写真A)階段状の石ゴロゴロ道
下を見ながら歩くと、上から高校生の団体が次々と走り下りて危ない。しかも皆さん「こんちわ」の連続だ。
恐ろしい事に先頭はI橋さん。I橋さんはスタートダッシュのプロ。しかも途中のSAでカレーパンを1人で食べてて馬力有り。残り2名は腹が減ってシャリバテ気味。
大汗かいて挨拶を返すと、この辺が一番きつかったからね。 の返事。

すかさずI橋さん。交代しようかね。いえ、結構です。 だよ、本当に。
眺めの良い場所で軽く食事をする。五合目は広い台地。眺めも良い。おぉ、あれ海じゃない? 違うやろ。 海でしょ方向から見て。なんで初見参の私がわかるのよ。
鹿児島方向らしい、じゃ桜島は?

なんせ、I橋さん地図を忘れてきた。しかも酒も。
こりゃ話にならん。
むう父さんも韓国岳周辺しか、印刷して来てないからわかんないよ。

I橋さんがホームページで調べてきたコースタイムでは2時間以上かかってたが、もう五合目。
(写真B)五合目近くなると開ける
よし行こう。ここから更に登ると、岩ゴロゴロから岩盤状になり少し歩きやすくなる。

先ほどの「おやじギャグ」の話が出る。
当然I橋さんだよ。

あんた鹿児島かね。どこの学校? 知覧だった。
女の子は学校名の入った袖を見せる。
それどこ? チランね。

きょとんとしてたが、10mほど下った所で指さし合い、大笑いしてた。 おやじギャグ。
(写真B)五合目から上部を見る
(写真C)お鉢を眺める (写真C)お鉢を見下ろす
そうこうする内にお鉢の縁に出た。

早速I橋さんはお鉢を眺める。
すごい深いねぇ。前も見たでしょ。
前に来た時は雨だったからねぇ。

う〜ん、韓国岳に木が生えてないってのも、覚えて無かったのか。

頂上は風が吹き抜けて、体重の軽いK原さんは危なっかしい。風を避けて昼食を取る。
(写真D)頂上を目指して歩く
昼食を食べて、ふと気が付くと周囲の人影も少ないが、上空は青空。

のんびりしてて良かった。
下った人は、この景色を堪能出来なかった。

高千穂峰も顔を出し、明日行く新燃岳の大きなお鉢も見える。お鉢の中はエメラルドグリーンの水。

本当かな? 今日結構だまされたし。
(写真E)頂上からの霧島連山
そうだ、えびの高原を見下ろしてたら、いきなり歌い出してアグネスチャンの銅像があるとか云ってたな。下山したら写真撮ろうと思ったよ。
お鉢の端を縦走コースに沿って移動。お鉢を覗きこんだり、景色を眺めたり。頂上に再度戻って往路を戻る。

登りの「スタートダッシュI橋」と違い、今度は「下りの達人」K原さん。
アレレと、云う間に下方を歩く。
こちらは初見参の山だから、好奇心旺盛。

しかし、今の時間から登る人が結構いる。

まてよ、霧島山ってどこ? 韓国岳よ。
へっ? 霧島山って山は無いらしい。

では、百名山? だから人が多い?

任せきりで、勉強不足のむう父さん。
まっ、私は地図を一応持ってきたし。
(写真TOP)お鉢を進み、頂上を見る
下山して時間があるので、硫黄山を一周する。
お鉢の縁から硫黄山が、見えたから見える筈。

硫黄山の上部から、確かに韓国岳の向こう側のお鉢が見える。

硫黄山の周回して駐車場に戻る。
民宿に行く前に、登山口の調査。

しかも民宿は所用が有って素泊まり。
明日の朝食と昼食も、確保せねばならないので、コンビニを探す。
(写真F)黄葉した道を硫黄山めざし下る
宿泊は霧島神宮のそば、登山口温泉。
一湯一宿。宿は有ったがコンビニ無し。

むむ、酒屋がコンビニ代わりらしい。
明日は10個ほどの弁当予約有り。
追加で3つ頼む。1個500円。

登山口温泉は民宿とYH兼用。
夕食は宿の人に聞いたところ、どうも坂本冬美もどきの娘さんが、居酒屋をやってるようだ。
早速予約のI橋さん。
(写真G)硫黄山で。バックに韓国岳。
風呂は小さめだが、透明な単純泉。
I橋さんがホースを抱きしめてる。
続いて入ったら熱い!参った!
自分の所だけホースで水。

湯上がりに霧島神宮にお参りして、居酒屋に行く。
旨い焼酎は高いと判明し、最初と最後にグラスに一杯。後は安い焼酎で、夜を過ごす。

帰りにビールを買い部屋で馬鹿騒ぎ。
(写真G)硫黄山周辺のススキ野を進む
気が付いたら22時30分だった。いやいや懲りないおやじ達であった。
そうだよ、明日はむう父さん広島まで帰らねばならない。明日の新燃岳を夢見つつ、ばったり眠りこける3人でありました。

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)