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曇り・晴れ・雨・ガス、色々な天気を味わった槍ヶ岳夏合宿

槍ヶ岳の花の写真はこちら
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

1996年8月24日(土) 
小雨のち曇り

◎東京から車で沢渡駐車場、タクシーで上高地入り〜槍沢ロッジ
03:55自宅発04:30中央道調布IC06:35松本IC07:20沢渡第一駐車場(タクシー)07:50〜08:05上高地08:50明神〜09:0009:45〜10:00徳沢11:00〜30横尾13:20槍沢ロッジ
 昨日、北海道の出張から早く帰宅し、山の
 準備。
一眠りして早朝出発とする。

 大泉学園でTN母を拾い、沢渡駐車場まで
 ひた走る。


 釜トンネルも信号止め無しで進んで、
 小雨の上高地。

 傘もささずに歩き出す。
(写真A)歩き始めは元気です。
 明神・徳沢・横尾と徐々に晴れ渡る気配を
 満喫しつつ順調に歩く。

 
横尾でKY家と会い、カンガルーの皆は
 
30分ほど、ビールを目指して先行している
 との情報を得る。


 ※皆、車の中で寝たので元気!
  一番頑張ったのはやはりむう父さん
  でしょう…。出張帰り〜運転〜山!
(写真B)横尾手前で
 急ぎ加減に歩き始めるが…。

 槍見河原
で河原の水遊びを始めてから、
 
TNさんの意見…。
 「早く行っても時間が余る」との事…で、
 一の俣出合でものんびり水遊び。

 夜行ではなく、早起き出発は正解かも…
写真C)一の俣出合から沢沿いに登り始める
 さすがに後半の登りはきつい。

 早朝出発。3時過ぎ起床は辛い。

 
やっと着いた槍沢ロッジ。

 NM夫人がコンロで酒の肴作りに励んで
 
いる場面に遭遇。
(写真D)元気なのは娘達だけ
 2階の部屋に入ると案の定、食事前の
 酒の洗礼。


 (明日は帰ると云うSTさんに飲ま
 されたNMさんは大変です)
(写真E)夕食風景、むう父さん&嬢さん

8月25日(日) 晴れ
◎晴れた空に、槍ヶ岳が映える槍沢コース。鎖場恐怖症で大渋滞。
 06:20槍沢ロッジ発08:40〜50天狗原分岐10:10〜40坊主岩小屋11:00〜10殺生小屋分岐12:00槍岳山荘
 朝、少しは登って見送る筈のST夫妻は
 登り口の入り口でリタイア。

 
ほんの少し登ると槍ヶ岳の穂先が見える
 せめてここまでST夫妻も登れば
 良かったのに!
(写真E)槍沢ロッジ前で全員集合
 ここで今回最大のトラブル。YZさんの
 登山靴の底がパッカンと剥がれる。


 取りあえず槍沢ロッジに戻る。


 本隊は、旧槍沢ロッジまで樹林の道を登り、
 途中でブルーベリーを食べた
り、水場で
 おいしい水を味わったり。
(写真E)出発前のむう嬢さん達
 大曲がりで雪渓に出会い、SHちゃん
 大騒ぎ。


 雪渓から先はつらい登りとなる。
 でも天気は最高!

 別コースからの仲間とは、槍岳山荘で
 再会できるかな?
(写真F)決まってますねNM父さん!
 急な登りは、20分ほど歩いては休憩と
 いう感じ。


 途中には色々と花が咲いていたが、
 接写をする身としては息を止めている
 事が出来ず、翌日に撮影を延ばす
 こととした。
(写真F)急な雪渓コース
 坊主の岩小屋手前でやっと槍ヶ岳が見え、
 「あそこ迄、登るの?」


 岩小屋で、食事をしたり写真を撮ったり、
 槍岳山荘まで一気に登る組も有り、
 各パーティそれぞれ急登のため、マイ
 ペースで槍を目指す。
(写真TOP)坊主の岩小屋で
 槍沢最後の急登にめげず、槍岳山荘に
 着くとSS夫妻が小屋で食事中。
 ロッジまで下りるとの事。

 KY家、HM母を待ちながら、のんびり
 小屋前で過ごす。

 昨日と違い小屋の応対も良い。
 (同じ経営とは思えない)
(写真G)槍を目指す。
 ちょっとガスが出始めの槍を目指し、
 全員で登る(KY父を除く)


 登りはSHちゃん渋滞か?、

 
むう嬢さん達に足元を見ながら登るように
 云うと、怖くて足元見えず。

 かなり周囲に笑いを起こさせる。
(写真H)槍ヶ岳を後ろに…
 上に登るとむう嬢さんとTMちゃん動けず。

 但し、怖くてもカメラが向くと笑顔!

 下山はむう嬢さん渋滞が発生。

 「二度と登らない!、槍ヶ岳は見る山!」
 「槍ヶ岳の印象悪い!」とは、二人の弁。

 
下りで表銀座経由のANグループ、SJ
 さん達と会う。
(写真I)槍を登る、上部に槍岳山荘! 
 小屋前では今日登らず組のMKさん
 
と再会。


 食事後のフルートコンサートを聞き、
 あまり酒類も飲まず安眠に付く。
(写真I)山頂で…

8月26日(月) 雨のち曇り
◎雨の稜線は震える寒さ、ガスのおかげで鎖場も無事通過。
06:30槍岳山荘発07:00〜20大喰岳07:55中岳08:40天狗原分岐10:35〜40氷河公園13:40〜50槍沢ロッジ15:05横尾16:00徳沢(徳沢園泊)
 430分に出発する面々の見送りをするが、
 星も見えずガスがちで、
前途が不安。

 朝食後、雨とガスの中を出発。

 HM家が頭痛等で調子が悪く、下る予定が
 SHちゃんが一緒に行きたいと云う事で、
 同行。
氷河公園経由で下る。
(写真H)別コース部隊を見送る
 ガスと雨の中、大喰岳山頂でHM家を待つ
 が、現れず。下って人に聞く
が不明。

 ガスが濃く、巻き道を取ったと判断。

 チームをTNさんにまかせ追いかける。

 中岳直下で追い付き一安心。
(写真H)居残り部隊
 泣くSHちゃんを預け、飛騨側からの風を
 よけながら進む。夏とは思えない寒さ。
 立ち止まると凍えそうだ。


 氷河公園分岐で、時間が無いTNさんが
 先行。
HM家が追い付き、そのまま下り
 始める。

 昨日の槍ヶ岳のイメージから鎖恐怖症の
 むう嬢さん&TMちゃんは、ガスのおかげ
 で案外スムーズ。
(写真J)大喰岳山頂で
 「晴れていたら、良い写真が撮れたに
 と嘆くのはむう父さんのみ。


 鎖の急な道を過ぎ、岩ゴロゴロのアスレ
 チックみたいな道を過ぎ、氷河公園へ、
 途中のゴロゴロ道で
雷鳥2羽発見。
 せめてものなぐさみ。

 氷河公園で、少し雨も上がり始め、とにかく
 下る。途中で食べる木イチゴ・ブルーベリー
 だけが楽しみ。
(写真K)氷河公園で
 ガスの中、いつのまにか槍沢に出、
 槍沢ロッジ〜横尾〜徳沢へ。


 
ソフトクリームを餌に歩くが売り切れ
 
氷壁の宿の徳沢園に着く。

  20
人ほどの大部屋に案内され、期待して
 
いただけにガックリ。

 風呂に入りビールを飲み、食事は満足
 して少し酒類を飲んで就寝。
(写真F)下りの雪渓で

8月27日(火) 雨
◎最後も雨の上高地への道。
08:15徳沢発09:10明神09:45〜10:35 上高地(タクシー)→ 11:00沢渡駐車場12:00松本IC14:10調布IC15:05無事帰宅
 夜明け前からの雨音は、沢の音に聞き
 間違える。かなり強い雨脚

 朝食後、傘をさして出発。


 今日は上高地でのソフトクリームを狙う
 少女達

 結局上高地にソフトクリームは無く、かなり
 高めのアイスクリームに満足した様子。
(写真L)上高地で
上高地で土産を物色、バスターミナルからタクシー。
IC
手前でリンゴを買い、平日なのでスムーズに帰宅。


後日談:翌日 =ちょっと足の筋肉痛はむう父さん・むう嬢さんかなり痛そうは母さん
    翌々日=かなり痛そうはむう母さん。むう父さん・むう嬢さんはほぼ平常でした。

感想:むう嬢さん&TMちゃん槍は見る山、もう登らない。(但し槍岳山荘はOK

 むう母さん=足は痛いが、楽しかったので別の山を物色中。
 
むう父さん=晴れてたら良い写真が一杯撮れていたのに、残念。

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)