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2018年10月31日(水) 晴れ むう父さん&母さん
09:00~24乾徳山登山口駐車場発→09:39乾徳山登山口→10:11銀晶水→10:30駒止→11:06錦晶水→11:17国師ヶ原→11:50扇平→12:33髭剃岩→12:43胎内→12:56鳳岩→13:02~15乾徳山頂→13:23木のタル→13:30黒金山分岐→14:53高原ヒュッテ→14:57国師ヶ原→15:31駒止→15:49銀晶水→16:18乾徳山登山口→16:31駐車場到着
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎7時間もかかった乾徳山、ヘロヘロで降りてきました。
 前日に竜門峡を歩いて、塩山の温泉旅館「宏池荘」に宿泊。鉱泉なので沸かし湯ですが、良い泉質でした。朝食を食べて出発。途中に登山者用駐車場が有ったが、再奥の駐車場に車を止める。

平日なのでガラガラかと思ったら既に2台の車。1台は登山の準備中。我々も登山の準備開始。

すると更に1台、出発間際にも1台。人気の山なんですね。そう言えば乾徳山って200名山に入ってました。

多摩ナンバーや横浜ナンバー、朝早く出てきたのかな? この場所、せいぜい10台くらいしか止められないし、土日はすぐに一杯になりそうです。

(写真A)再奥の駐車場
スタートしたら、林道を歩くこと15分ほどで登山口の立派な標識と、登山口付近で子連れの熊の目撃情報。
目撃情報は7月21日だから・・だいぶ前の事。

ここから林の中の薄暗い登りが続く。

20分ほど登ると林道を横切ってから、再び林の中の道を登ります。足元がぐちゃぐちゃになったら、銀晶水に到着。水場なのだが、水の出は少ない。足元がぐちゃぐちゃになるぐらい。
(写真B)乾徳山登山口
また林道を横切って、明るくなって黄葉した広葉樹の道を登ると「駒止」の標識が有る場所で小休止。

この先からは林に入るが、落葉松の林なので、先程とは違って明るい道になる。

木々の間から富士山が見えたりするので気が紛れます。30分ほど登ると、今度は「錦晶水」の水場。ここは水量が多いので良い水場ですね。
(写真C)錦晶水は良い水場
(写真D)緩やかな道になる (写真E)国師ヶ原からの乾徳山
ここから緩やかな道になるが、岩がゴロゴロしていて歩きにくい。更に進むと乾徳山が姿を現した。

国師ヶ原に到着、別の標識に極楽平との表示もありました。確かに極楽のような平地。

国師ヶ原の標識には乾徳山に1時間45分、徳和に1時間40分と書かれていました。おーっ、まだ1時間45分かかるのか!
(写真E)国師ヶ原からの標識
(写真F)カヤトの中を登る (写真F)扇平に到着
国師ヶ原から扇平までは、結構辛い登りです。
振り返ると甲府盆地と富士山がきれいなので、疲れたら振り返る・・を繰り返しながら登ります。

ここで別ルートからの人が加わって、急に人が増えた。

この先からカヤトから樹林帯の登りに変わりますが、今度は岩が多くなります。
(写真F)扇平からの眺めは最高
(写真G)岩が多くなった道を登る (写真G)鎖も現れ始めた
ロープや鎖が現れ始めました。
とにかく土日でなくて良かった! 登山客が多かったら、ロープや鎖の有る所は大渋滞になっていた筈。

頂上直下の最期の鎖場は、足場は少なそうなので両手を使わなければ、・・・だが、カメラをリュックにしまうのも面倒なので、迂回路を進む。
(写真H)大岩に鎖が続く
迂回路にもロープとハシゴが有り、よじ登ったら頂上でした。10人ほどが休憩中。

展望は最高でした、金峰山の五丈岩がはっきり見える。奥秩父の主稜線も・・。昼食を食べて即下山する事にしました。結構時間がかかったのでゆっくりできません。

帰りは登って来た道を戻らずに、反対側の岩場を下り、周回コースで戻る予定。
(写真I)乾徳山の頂上
下りも最初はハシゴの連続なので、慎重に下ります。10分ほど下ると岩場が終わる。その先に黒金山の分岐点に到着。右は黒金山、左は国師ヶ原に下れる。

「ガレ場の急下降有り」との標識。下るにつれ、アッ、ここの事だなと思う。ガレ場で一直線に下に向かうコース。足場が悪いので、良い場所を選びながら慎重に下山。
(写真I)頂上からの下り
(写真I)頂上を振り返る (写真J)黒金山分岐
ガレ場が終わって乾徳山の西側斜面を巻くコースを進むが、コースはやはり岩だらけで、結構歩きにくいコースだったので、結構時間がかかりました。

避難小屋の高原ヒュッテは、立派な建物でした。トイレも使えるようです。

雲も取れて真っ青な空に黄葉と乾徳山がきれいに映えていましたが、既に15時なので即下山。
(写真K)足場の悪い急な下り
ここから徳和まで標識通りだと1時間40分。

運良く、再奥の駐車場に止められたので、そこまで時間はかからないと思うが、母さんが疲れモードなので、しっかり歩いてもらわないと困るなぁ。

みんな下ってしまったのか、下山時には誰にも会いませんでした。
(写真L)高原ヒュッテと乾徳山
この時間なので陽が傾いて、朝登って来る時とは陽の当たり方が違うので、下りは落葉松の黄葉に陽が当たってすごくきれいでした。

下山するにつれて、隣の尾根で陽が当たらずに、寒くて薄暗くなりました。

駐車場に着いたら我が家の車1台がポツンと残っていました。
(写真M)落葉松の黄葉がきれい
結局、往復で7時間もかかってしまいました。盆地なので日が暮れるのも早いのか? ヘッドライトを点けての帰路になりました。

もう1泊したくなるような感じでしたね。

カヤトの原とか、頂上付近は眺めも良かったので、本来ならゆっくり過ごしたいところでしたが、時間が無かったですね。
(写真A)駐車場に帰ってきました

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)