(写真TOP)
2017年9月16日(土) 曇り後雨 むう父さん&母さん
06:10自宅発→06:16大泉IC→09:20豊田飯山IC→09:50~10:05しらかば台登山口→10:23尾根上→10:35蟻の塔渡り→11:08大明神岳→11:18斑尾山頂→11:31斑尾北峰→11:46斑尾山頂→11:54~12:05大明神岳→12:50しらかば台登山口→13:20豊田飯山IC→岡谷IC→15:00民宿すわ湖泊
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎台風18号の影響を避けて、斑尾山ピストン山行。
 H本さんから、諏訪湖におもしろい民宿が有るから行きませんか…との話に乗る。三連休なので混雑覚悟だ。ついでに一山稼ごうかと、高ボッチ上部に有る八伏山から二ツ山を往復する予定にした。
しかし、強烈な台風18号が三連休に日本を縦断すると云う天気予報。諏訪地方も雨の予報…こりゃイカン。
天気予報を見ていると雨雲の動きが…なんと長野北部~新潟県には夕方まで雨雲がかかっていない。
それではその辺りの山…斑尾山に予定変更。登山口に10時頃に着いて往復3時間程度、下山して諏訪に移動する時間+諏訪市内をちょっと観光したい。
※観光では無く、日本酒の蔵(眞澄)が有るので、試飲でも…と考えた。
 斑尾山は、色々なコースが有るようだが、標高差が少ないのは「しらかば台」からの往復らしい。

関越道から上信越道に入る。日帰りの行楽客が台風で取りやめたのか、少々の渋滞で済む。

軽井沢までは雨、トンネルで山越えしたら薄日の天気だが、浅間山方面は頂上付近は雲の中。

豊田飯山ICで下りて野尻湖を目指す。
野尻湖の湖岸道路を進むがこの道狭い…左回りに通ったので対向車とすれ違うが、ガードレール無し…ちょっとずれたら転落するね。

(写真A)しらかば台登山口
 道路が野尻湖の脇に出たら、道が左にカーブする所にバス停有り。
バス停の先に脇に入る道。ここに小さい看板が有り「登山道入口」と小さく書かれている。
入ったら小道が有るが、登る道を選択すると、林の中に入ってぐんぐん登っていく…これまた狭い。対向車が来たら…どう対応しようか迷ってしまうほどの道。
なんとか対向車もなく、しらかば台登山口に到着。車が停められそうなスペースに無造作に簡易トイレが2つ。左方向にはワゴン車が止まって何かしている。右には路肩に1台駐車中。その車の後ろにUターンして停める。小さい車だからUターンが楽で助かる。
(写真B)しらかば台 (写真B)登山口の標識
用意をして出発する時に、丁度ワゴン車が下りていく。黄色いコーンで誘導路が出来ていた。トレランのマークが有ったので、トレランの準備かな? ん? 今日?

薄曇りの林の登り、ちょっとジメッとしてるし、標高も1000m近いので涼しい…を、通り越してる?

今年は雨が多かったので、足元には結構キノコが一杯出てるけど、分からないから手を出さない。
(写真C)尾根に向かって登る
(写真C)看板食べてる木 (写真D)尾根に出た
ちょっと変な感じがしたので、見上げると…何だこれ! これは驚くでしょ。木が看板食べてるよ。
あっかんべえ…してるみたい!

尾根上に到着。ここからしばし緩やかな道になる。帰りはここから下りないと、違う場所に行ってしまう。

トレラン用の標識が光ってるから、大丈夫。

道は徐々に登りになってきた。
(写真D)トレランレースの標識
(写真E)徐々に登り始める (写真F)ここでも看板喰ってる
蟻の塔渡りに着く。えっ! ここにも看板喰ってる木が有った。しかも蟻の塔渡りの看板だ。

他にも標識が有ったが、蟻の塔渡りは…戸隠山に有る蟻の塔渡りは両側が崖になってる、まさか坂の先に岩稜が!
…と期待したが何も無い…先程の急坂がそうなのか?

この辺り、下を見ると結構どんぐりが落ちている。当たり年なのか、これだけ落ちてたら「熊さん」下界に来なくても、冬ごもりの準備が出来そうだが…。
(写真F)どんぐりの当たり年?
ふと…見付けてしまった…変な物!

クヌギの葉に一杯くっついてる玉。「虫こぶ」だ。帰って早速調べたら…「クヌギハマルタマフシ」と、長い名前だった。「クヌギハマルタマバチ」が葉に産卵し、葉が異常発達して球状になったもの…
(写真)クヌギの葉にできた虫こぶ
岩場がちょこっと出てきたら…ひょいと大明神岳に到着した。7~8人休憩&お食事中なので、写真を撮っただけで、斑尾山に向かう。

ここまで登れば…斑尾山までは、もう少しだ。
10分程で斑尾山の頂上…だが、眺めが無い。
そーか…それで皆さん、大明神岳で休憩してたんだ。
(写真TOP)大明神岳に到着
(写真G)斑尾山頂 (写真H)斑尾山の北峰
戻ろうかと思ったが、北側にピークが有るので、斑尾山の北峰まで進む事にした。
一旦下るから嫌な顔をされたが無視。

北峰も同様な感じ…でもここには展望図が有ったが、多分葉が落ちた季節でないと、駄目だなぁ…。

来た道を登り直して斑尾山に…
(写真I)斑尾山に登り返す
登って来た時にはチラッと見ただけだった「斑尾山の十三薬師」…説明文有り。但し汚れていてメチャ読みにくい。

薬師様は十二体なのだが、ここのは十三薬師…の説明が書かれている。家に戻ってパソコンで…この写真を拡大して読んでみました。
(写真G)十三薬師さま
斑尾山の薬師様は十三体
 薬師様という物は十二体と決まっているのだがこんな話しがある。
ある部落の衆が斑尾山に登った時、自分の家の屋敷神様にちょうどいいと薬師様を一体だけ持って帰ったところが、自分の家に置いたのはいいが、それからというもの次々と災難に会い、驚いたその衆は「薬師様のタタリだ…」と考えもとのほこらに戻しに来た。
しかし、なくなった一体の代わりに新しい薬師様が納められていたので十三体になってしまった。
いくら並べてみても一体ははみ出してしまうので、そのままその日は山をおりた。
しばらくして、山に登って来てみると、薬師様は行儀良く並んでピタッリと納まっていた。
 その後、幾人もの衆が山に登って同じ事をやってみた。ある時は印をして十三体全部を出して前の順序に並べてみたがやはり一体ははみ出てしまう。
翌日山に登ってみると、きちんとほこらの中に納まって並んでいる。誰にも分からない不思議な薬師様である。豊田村観光協会
(写真TOP)岩場の下り (写真)ギンリョウソウ
来た道を戻って来るが、皆さんスキー場を登って来る人が多いようだ。

台風の影響か…風が強くなってきた。
まぁ…、登山中雨に降られなくて良かった。

来る時には気がつかなかったが、ギンリョウソウがそこらに有りました。キノコと同類だから。
(写真)ヤマボウシ
途中で赤い実が一杯落ちていたが、ヤマボウシの実でした。これも帰って調べたら…食べられるとの事。ジャムを作ってもおいしい…との話。知っていたら…もっと入念に実を取ってきたのに…残念。

・トレイルランニングの準備をしていたが(これも帰ってから調査)、とんでもない大会だったようです。
「信越五岳トレイルランニングレース2017」で、100マイル(160km)は9/16の19:30スタート。100kmは9/17の5:30スタートでした。 驚き!

今宵の宿…諏訪湖に向かう途中から、雨が降り出した。民宿「すわ湖」に着いて…諏訪の町を散策+酒の試飲、帰って温泉に入って夕食&飲み、翌日しっかり雨の中帰って来ました。

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)