(写真TOP)
2017年1月2日(月) 晴れ むう父さん&母さん
06:45自宅発→07:25調布IC→08:45韮崎IC→09:02~12登山口駐車場→09:38林道→09:53水場→10:12女岩→10:51尾根→11:00大明神岳→11:06尾根→11:10深田久弥先生終焉の地→11:31~45茅ヶ岳山頂→12:00鞍部→12:05大岩→12:40南峰→12:48~13:05金ヶ岳山頂→13:18南峰→13:37大岩→13:41鞍部→13:57~14:09茅ヶ岳山頂→15:00広い尾根→15:33林道→15:54~16:10駐車場→ペンション「ビスタポイント」泊
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎昨年と同じく茅ヶ岳に登って、金ヶ岳を往復。
 また今年の正月2日にペンション「ビスタポイント」に集まっての飲み会…と、云う話が有ったので、今年も茅ヶ岳に登ろうと計画。前回は母さんが疲れてしまったので、茅ヶ岳で済ませたが…、今回は金ヶ岳まで足を伸ばそうと少し早めの出発にしました。

中央高速を順調に走って韮崎インターを出てすぐのコンビニ(セブンイレブン)で昼食ゲット。セブンイレブンの赤飯のお握りがおいしいのだが、無かった!

インターを出て右に道なりに走ってれば、深田公園の登山口駐車場だ。前の車も登山者だった。…が、着いたらほぼ満車状態。前の車は空いてたスペースに入れたが…、我々は奥まで行って…バックで戻って来た。仕方なく入口脇に駐車する。

去年と同じ日&ほぼ同じ時間なのに…
正月晴れるって天気予報で言ってたからなぁ…。

(写真A)登山口の駐車場
準備をして登り始める。駐車場の奥の車は霜だらけだ! これは昨晩から停めて日の出の写真でも撮ってたかな?

緩やかな道を進むが、ちょっと石がゴロゴロなので歩きにくい。今年の方が寒い?

去年の写真を見ると、母さんダウン着てなかったが、今年はダウン着て歩き始めました。しかもザックはペチャンコ。この後ダウンを収納したザックは見事に膨らんでおりました。
(写真B)歩き始めは緩やか
しばらく歩くと体が温まったのか、ザックにダウンをしまいました。右の写真→ いかにも荷物が一杯入ってるようなザックになりました。

途中で林道を横切ります。ここを左に少し行くと尾根コースの入口になります。
今回の下りは、そこに下山してきました。

ここからは右側の尾根が影になって、陽の当たらない寒いコースが続きます。
(写真C)林道を横切ります
少し歩くと徐々に陽が当たり出しますが、まだ寒々としています。あんなに車が止まっていたので、我等は相当な出遅れ組。皆さん日帰りだから、早起きして…サッサと登って、サッサと帰るのでしょう。

程なく水場の案内。標識には「水場のご案内 女岩の水場は、岩壁崩落の危険があり、立ち入り禁止となっています。 茅ヶ岳の水場は、ここのみです。」との事。

沢に近付かなかったが、チョロチョロと音が聞こえた。
(写真D)水場の案内
(写真E)女岩手前の大岩 (写真E)女岩に到着
右側に大岩が現れたら、女岩も近い。
2人ほど休憩中。今回もここは素通りで、一気の登りに突入する。

登り始めはとにかく急だ。しかも岩が多いので、岩ばかり見ているとコースが分からなくなる感じ。しかも落ち葉が積もって踏み跡が分からない。

一段落して楽なコースになるが、その後は尾根に向かっての我慢の登りだ。
(写真F)女岩から一気に登りが…
(写真G)尾根にやっと登り着く (写真H)大明神岳(背後茅ヶ岳)
やっと辿り着いた尾根。気になるピークが有るので、寄ってみる事にした。細々とした踏み跡を辿る。(母さんは登り返すのが嫌なので、途中でリタイヤ)

ピークの樹林が切れてたら富士山が綺麗に見えるかと、思ったが着いたピークは灌木だらけ。石碑がポツンと有った。標識の残骸も…文字も何も読めず。(後で調べたら大明神岳)、今でも麓から登る人もいるようだ。

さっき登った地点まで戻り、茅ヶ岳を目指す。ほんの少しで深田久弥先生終焉の地。昨年は無かった…お賽銭が有る。
(写真I)深田久弥先生終焉の地
結構急な尾根が山頂まで続いている。岩が多いので歩きにくいが、右手方面は奥秩父の金峰山・瑞牆山、振り返ると富士山が綺麗に見えるので、気が紛れる。

やっと到着した山頂は360度の大展望。

振り返ると富士山、右側は奥秩父、正面は八ヶ岳とこれから往復する金ヶ岳、左手は南アルプス。遠く北アルプス、乗鞍岳も岳も見える。
(写真J)岩が多い道を登る
(写真TOP)茅ヶ岳の山頂到着 (写真TOP)八ヶ岳と金ヶ岳
そのまま進もうかと思ったが、お腹空いた…と、云う事なので、コンビニで買って来た昼食を半分ちょっと食べてから金ヶ岳に向けてスタート。

茅ヶ岳の北側斜面を下り始めるが…、陽が当たらないので寒いし、地面はガチガチだ。凍っているようだが、氷では無く土が少しデコボコのまま凍っているので、滑る事は無い。
(写真K)茅ヶ岳の北側斜面を下る
(写真L)金ヶ岳が高く聳える (写真M)大岩の門
100mほど下って最低鞍部、金ヶ岳までは160m登り返さないといけない。

少し登り返したら、大岩に穴が開いている場所。穴と云うより、岩の上部が崩壊してつっかえてる感じ。

くぐって振り返ると大岩の北側には大きなつららが出来てました。
(写真N)金ヶ岳の登り(背後に茅ヶ岳)
ここから南峰までは我慢の登り。急な斜面で遅れて来る母さんを待ってる間、目を上に上げると富士山と茅ヶ岳の組合せが目に入る。

岩場を登って少し行くと、南峰に到着。ここが頂上かと思ったら…、この先だ。茅ヶ岳から見たら南峰の方が高く見えたが…。

再度下って、登ったら金ヶ岳の山頂でした。
(写真O)振り返ると富士山と茅ヶ岳
(写真P)金ヶ岳山頂 (写真P)金ヶ岳山頂から富士山と茅ヶ岳
金ヶ岳山頂は、思ってたより展望が良くない。茅ヶ岳の360度の大展望を見た後だから、余計ですね。
残りの昼食を座って食べてたら、全然景色見えないし…立つとやっと富士山と茅ヶ岳のセットが見える程度。

茅ヶ岳の登りを避けて、ここから下山して林道を延々と歩く事も考えたが、やっぱり戻る事とした。
(写真N)大岩の窓に帰ってきました
(写真TOP)今日2度目の茅ヶ岳山頂 (写真TOP)奥秩父方面
来た道を茅ヶ岳まで戻る。
茅ヶ岳への登りで1人と遭遇。これから金ヶ岳か…、金ヶ岳から下山するのかな?
すれ違いの時、「茅ヶ岳誰もいないので、360度の景色独占ですよ…」と言われた。

帰って来た茅ヶ岳…先程の人の云う通り、誰もおらず…景色独占でしたが、時間も遅いので尾根コースを下る。
(写真O)尾根コースを下る
ちょっと長時間…高低差の有るコースを歩かせたのがいけないのか…母さんが「膝が痛い」と云うので…下りは超スローペースになりました。

この下り長いコースです。樹林の下りが終わったら、防火帯にでもしているのか、広い尾根を下りますが、これまた長い。
(写真P)茅の稜線を下り
やっと防火帯の終点の柵に到着。このぐらいの柵が無いと、ボンヤリ下ってたら真っ直ぐ行く人がいるだろうな。

左に少し下ったら林道に下り立つ。
林道を左に少し歩いたら、朝横切った地点。

朝歩いたコースを下るのみ。

駐車場に着く直前に…そうだ! ペンションに電話しなくちゃ…と、電話。仲間は皆、もう到着しているようだ。
(写真Q)ここから左へ…
駐車場に着いたら、あれだけいた車は殆どいない。まっ、そうだろうな。茅ヶ岳の山頂でのんびりしてた人は、茅ヶ岳オンリーの筈だから。

ここからペンションまでは10分ちょっと。今年も良い初登山が出来ました。
(写真A)駐車場はガラガラ

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)