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2016年6月25日(土) 曇り時々晴れ、後雨 むう父さん&母さん
07:05自宅発→07:15練馬IC→09:15小諸IC→09:55~10:10池の平駐車場→10:50東篭ノ登山→11:06鞍部→11:16~20西篭ノ登山→11:34鞍部→12:00東篭ノ登山→12:37~55池の平湿原入口→13:38コマクサ園→13:45三方ヶ峰分岐→13:56池の平湿原→14:10~15池の平駐車場→15:40ペンション「ドレミファン」着 |
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※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照) |
◎天候の都合で急遽上信越道に替えたお手軽ハイク
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H本さんから、お気に入りの絶景ペンションが有るので行きましょう…とのお誘いが有った。場所を調べたら北八ヶ岳のピラタスロープウェイの近所だ。
梅雨の真っ最中だが、ロープウェイを使って北横岳にでも登れそう。
天気は午後には晴れ間が見える予報…八ヶ岳は雲の中の可能性が高かったので、寄り道先を急遽変更。池の平湿原にコマクサが咲いているとの情報を発見。関越道から上信越道で小諸ICに出る。下界は晴れているが、山には雲がかかっている。 |
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黒斑山の駐車場を過ぎ、スキー場を通って高峰温泉の前を通って未舗装の林道を進む。
池の平の駐車場着。げっ!
ここから舗装道路。地蔵峠方面から来たらよかった。
広い駐車場はまだ車の数は少ない。
500円を払って車を駐める。丁度この辺りが雲の下の方らしい。このままコマクサを見に行っても、ガスの中では…、ガスが切れるまで山に登る事にする。
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(写真A)池の平の駐車場 |
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駐車場を出た先に広場が有って登山口。
東篭ノ登山、水の塔山の表示。登ると云うより、なだらかに少し下るコース。
途中で池の平駐車場400m、東篭ノ登山600mの標識有り。まさかね…
これが…まさかではなかった。
徐々に傾斜がきつくなり、気がついたら森から抜けていた。
岩がゴロゴロの道を登る。
周囲は真っ白、風が吹き上がってくる。
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(写真B)歩きやすい樹林の道を進む |
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(写真C)標識…あと600mで頂上? |
(写真D)森から抜けると木が低くなる |
周囲にはコケモモの花やコイワカガミが咲いているが強烈な風で揺れている。
ゴロゴロの岩を縫って登る。
ヒョイと頂上に着いた。こりゃ近いわ!
山頂は更に風当たりが強く、ガスが凄いスピードで動いている。
もう少ししたらガスが取れるかもしれない。
西篭ノ登山が薄く見える。
折角だから西篭ノ登山に寄ってみる事にした。
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(写真E)東篭ノ登山の山頂 |
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東・西篭ノ登山の鞍部に向けて下る。
相変わらずの強風、ガスが途切れて景色が見える時間が増えてきた。
しかし、西篭ノ登山へ行く人は少ないらしく道は細々とついてる感じ。急な下りだし、帰りはこれを登るのかと思うと少し気が重くなる。
登山者はいないし…、クマ鈴持ってくればよかった…と反省。
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(写真F)一瞬ガスが途切れ西篭ノ登山が |
頂上に近付くにつれ、大岩がゴロゴロ。
ガスが切れ始め、麓が見えて来た。
山頂に着いたら、以前に登った湯ノ丸山登山口周辺が見えてきた。眺めは東篭ノ登山の方が良いなぁ…
コケモモの花が一杯だ。
秋には一杯赤い実をつけるんだろうなぁ。
徐々にガスは少なくなってきたが、風は強いまま、ほんのちょっと休んだだけで元来た道を戻る。
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(写真G)石がゴロゴロの道を登る |
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(写真H)西篭ノ登山の山頂 |
(写真H)頂上に有ったコケモモの花 |
同じコースを戻るのだが、視点が違うのか、登る時には見えなかった物が見えるのは不思議だなぁ。
登る時には2つの花しかなかった。しかも良い写真が撮れなかったのに、下りでは反対側に一杯咲いてました。
下山して教えて貰ったミヤマハンショウヅルの花。
正直…初めて見ましたよ。
雨を覚悟で登らないと、珍しい花に会えないようですね。
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(写真)ミヤマハンショウヅルの花 |
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ツマトリソウの花も駐車場から一杯見かけたけど、帰って図鑑見るまで分からなかった。
勉強不足ですね。
林の中では、ゴゼンタチバナの花も一杯咲いていた。
鞍部を過ぎて、登りに東篭ノ登山の登り直しだ。
どんどんガスが切れてくる。
周囲の山が見えてきた。
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(写真)ツマトリソウの花 |
以前に登った湯ノ丸山も姿を現した。
奥に烏帽子岳も。
池の平湿原も、林道や駐車場も見える。
しかし、右側からの猛烈な風は同じ。
正面には東篭ノ登山がきれいに顔を出す。
誰か山頂にいる。
梅雨の真っ最中なので、登山者は少ない。
母さんは風に煽られて転んだようでぶつぶつ文句を言ってる。
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(写真F)雲が切れ眺めが一気に良くなる |
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(写真F)池の平や駐車場も見えて来た
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(写真F)東篭ノ登山まで、もう少し
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東篭ノ登山のゴロゴロ岩の道を下って、樹林に入ったら風が無くなり一安心。
出発地点に戻る頃には、すっかりガスが消えて、お日様が顔を出した。
湿原方面に行く前に昼食。
コマクサを見に来たので反時計回りに尾根コースを行く。登りだ…。途中アヤメが咲いていたりで目を楽しませてくれる。
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(写真A)出発地点に戻って来ました。
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コマクサの咲いてる地点に到着。
しっかり柵が有るので、思い切り柵の間から手を伸ばして撮る。確かに満開でした。
ここの他に三方ヶ峰方面にもコマクサが咲いてる模様だが、蓼科のペンションに向かわなければならないので、湿原を通って駐車場に戻る。
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(写真I)池の平のコマクサ
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池の平湿原にはチョコッと花が有るくらいなので、サッサと木道を歩くが、駐車場までが想定外の登り道。
駐車場からは、舗装されていた地蔵峠方面へ下り、蓼科方面に向かう。
途中から雨が降り出した。
ラッキーな山登りでした。
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(写真J)池の平湿原の木道 |
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今宵の宿はペンション「ドレミファン」。
温泉を循環させていました。山に登った後なので、これは助かりましたね。
風呂から出たらH本さん夫妻も到着。
おいしい食事の後はオーナーとH本さんのギタータイムです。
絶景の宿なのに、雨が降ってて残念でした。
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(写真)ペンション ドレミファンで |
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(写真)御射鹿池(みしゃかいけ)、風もそれほどなかったので良い感じに撮れた。 |
翌日はH本さんの車に着いて行って、御射鹿池に向かう。神秘的な感じの風景に湖面に写る木々…、雨が降ったり、風が強いと写り込みません。
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この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)
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