(写真TOP)
2016年3月26日(土)~27日(日) むう父さん&母さん…と、山仲間
3月26日 晴れ

07:10自宅発→07:53調布IC→19:03諏訪南IC→10:20~37沢入登山口駐車場→11:35~45入笠湿原→11:55お花畑→12:15コース分岐→12:30~43入笠山頂→12:48首切清水分岐→13:04首切登山口→13:11~24八ヶ岳ビューポイント→13:43マナスル山荘本館着
3月27日 晴れのち曇り
05:30マナスル山荘本館発→05:48~06:06入笠山頂→06:25マナスル山荘本館~08:20出発→08:34入笠湿原→09:15~20登山口駐車場→09:35諏訪南IC→11:15調布IC→12:25自宅着
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎360度の眺望に満足の入笠山
 H本さんから入笠山に行きませんか? との話が有り、参加する事に。マナスル山荘本館のブログでは、今年は雪が少ない…と書いて有ったが…3月中旬に雪が降ったので、色々とネットで情報収集。ヤマレコで沢入登山口から往復した記事が有った!
えっ…ほぼ夏道! 今回はゴンドラ使って行こうかと思っていたが、ほぼ夏道なら問題無し。沢入駐車場までの林道も雪は一切無し。この日の為にスタッドレス履いたままだったのに…。
入笠湿原から上部に雪が残るらしいので、スパッツ、軽アイゼンにストック代わりにピッケル1本持参。

中央道もスイスイの筈が、相模湖付近で事故渋滞。その後は順調に進むが甲府昭和付近でまたまた事故渋滞、発生直後なのですぐに抜けられたが、単独事故で中央分離帯付近に反対方向を向いていた。

消防車も駆けつけていました。
(写真A)ほんの時折、雪が残る程度の道
諏訪南ICで下りて沢入駐車場に向かう林道は、情報通り…、道の脇に少し雪が残る程度。

駐車場には10台ほど駐車中。
丁度下山して来た人が、ヤッケとスパッツを着けていたので、母さんはスパッツ着用。

登り始めたら、ん! ちょっと風が冷たいかなぁ。歩いてるうちに体が温まってきました。
(写真B)殆どが夏道でした
本当に雪は無く、夏道通りでしたが、季節が季節だけに花も無くさびしい道です。

2ヶ所ほど雪が残っていたが問題無し。
入笠湿原に下る部分のみ滑りそうで腰が引けました。
入笠湿原も歩く部分には全く雪は無し。

お腹がすいたと云う事で、途中で買った昼食を食べる。
(写真C)湿原に下る道が凍ってて難所
母さんはマナスル山荘本館で昼食を食べたかったらしいが…、そこで食べたら絶対に頂上まで登ろうとはしない…と思い、サービスエリアで調達。

3連休後なんだなぁ…、人が少ない。

登って来る途中で1人とすれ違い、湿原でも2人と遭遇したのみ。おかげで静かな山歩きが出来ました。
(写真D)入笠湿原の雪も殆ど無し
食べ終わったら、林道を進んでマナスル山荘方面へ進むが、道は変に除雪されていたので、凍って滑りそうな部分多し。

カーブを曲がったら、正面にお花畑…が一面の雪原。
まぶしい!

足跡がそこらじゅうに有るし、そりで滑った跡も有る。
(写真E)林道は、つるつる部分も有り
そのままマナスル山荘本館には寄らずに、頂上に向かって雪原を進む。

どこを歩いても良さそうだが、一応杭の示す夏道を登って行く。ここから少し人が増えてきた。
(写真F)お花畑は一面の雪
殆どの人が軽アイゼンだが、1人本格的アイゼン着用、岩場コースを行くか、行かないか、連れの女性とお話し中…「岩場は、危ないから…」

何云ってんだ…、岩場なんか雪で埋まってるわ…しかも我等は軽アイゼンも付けていないし…
キックステップで十分だし。
(写真G)登山道も雪の中
抜いて先行するが、キックステップの方が早かった。

登るにつれて、山頂付近は木も無くなるので、雪が残っているのは登山者が踏み固めた山道のみ。

山頂は全く雪の無い状態、15~6人が、温かい山頂で景色を堪能していました。
(写真TOP)頂上直下、振り返ると八ヶ岳
我等も360度の景色を堪能。
八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、北アルプスetc.. 来る時には雲の中だった、茅ヶ岳も望めました。

下りは岩場迂回コースを下りる。
雪が出て来たら軽アイゼンを付けようか…と、軽い気持ちで下りたが、このコース南面なので雪が無かった。
(写真TOP)山頂から下山開始
先ほどの岩場コースと迂回コースの分岐に行く道と首切登山口へ行く道の分岐点着。

今日は首切登山口方面へ下りてみます。
岩場迂回コースへ進んでいたら、軽アイゼンを付ける事になったが、分岐から先も時々雪が現れる程度。

滑らないように慎重に歩いていたら、結局今日一日軽アイゼンは不要でした。
(写真H)時折雪が現れるので慎重に下山
しかも父さんはスパッツも着用せず。
杖代わりに持ってきたピッケルも使用せず。

下って来たら「法華道 佛平峠1850m」の標識。
牧場で立入禁止も…。すぐに林道に出る。

人の声がすると思ったら、 林道を登って来た一団が入笠山方面に登って行った。
(写真I)下り立った首切登山口
ん? どこから来た? …と、標識を見ると、大阿原湿原まで20分とある。

そういえば、沢入登山口の駐車場から出発する時に後から来た1人は林道を登って行ったが…。

我等は八ヶ岳ビューポイントを目指して林道を進む。入笠山が風除けになっているのか、暖かく気持ち良い。
(写真I)暖かくなったので歩きやすい
(写真J)八ヶ岳ビューポイントから望む八ヶ岳連峰
程なくビューポイントに到着。
丁度写真を撮っていた4~5人が帰って行ったので、2人きりになった。

暖かいし、眺めは良いし、最高でした。
ベンチも有ったので、しばし休憩。

後は林道をマナスル山荘本館に
向かって歩くのみ。
(写真J)八ヶ岳ビューポイント
予定よりかなり早く、マナスル山荘本館に到着。これなら、大阿原湿原に寄り道しても良かったかも…

マナスル山荘本館にはうれしい事に、薪ストーブがあり、のんびりと仲間を待つ事とする。
(写真K)ウバユリがドライフラワーに
来られるお客さんが「鍋焼きうどん」を頼んで食べており、私はビーフシチューが食べたかった…と、うらめしそうに母さんが言う。

ここで食べてたら、頂上に行かなかったでしょ…!
(写真K)マナスル山荘本館に到着
今日宿泊の人達も小屋に来はじめた。

先ほど鍋焼きうどんを食べていた2人の女の子も宿泊らしい。我等の山仲間も登場し始める。
皆さんばらばらに来るから…、

ところで今日は誰が来るか知らされてなかった。

今日も飲み放題有りました。16時~20時までマイカップ持参で2000円。
(写真K)今日の飲み放題のお酒がズラリ
夕食は18時から。食事中にマナスル山荘にお忍び取材で「嵐」が来た時の番組を流してくれました。

食後19時から、山仲間のH本さんの歌が始まります。
なんと2時間ほど、マナスル山荘の歌や山の歌、その他色々な曲、リクエストにも答えてくれました。
(写真K)食後は、H本さんの歌
そういえば、小屋では一日中マナスル山荘の歌が流れていたなぁ…。
明日は曇り、夜には雨が…の予報なので、適当に下山する事として、眠りにつく。
※希望者には湯たんぽがつきました。
朝、物音で目覚める。
トイレから帰って来たら、H本さんが、「雲海がきれいなので山頂に行く」

それなら…と、カメラを持って軽アイゼンを付けて出発。

外に出たら…本当だ、八ヶ岳の中腹まで雲海が有る。急いで登る。
(写真TOP)入笠山頂からのご来光
頂上手前で、太陽が顔を出しました。
頂上には10人ほどの人が…、皆さん宿泊の人だ。
一生懸命写真を撮ってました。

父さんは皆さんが写真撮ってるところを撮って、周囲を見渡す。

北アルプス。中央アルプスにも陽が当たり出す。
 
(写真TOP)入笠山頂からのご来光
ご来光は見えたけど、上空の雲に太陽が隠れてきたら撮影していた皆さんが一斉に下山して、H本さんと2人になった。

入笠山には陽が当たっていないが、振り返ると北ア・中アに陽が当たって輝いていました。

朝食の時間も気になるので、下山開始。
(写真TOP)北アルプス(槍・穂)を望む
軽アイゼンを付けているので、軽快に下りてきた。

下山して来たら、昨日夕陽を見に来た所にも陽が当たってきれい。中央アルプスが真っ白に輝いていたので写真を撮る。

帰ったら7時前だったけど、準備が出来ていたので朝食。勧められて…、パンを結構食べてしまった。
(写真F)下っていると朝陽が映えてきた
曇りの予報が、良い方に外れた感じ。

そう言えばマナスル山荘本館にも牧場の方にも天体観測用のドームが有る。
ここら辺は晴れの確率が高いとの事。

確かに、ほぼ360度の景観を楽しめています。
(写真K)山荘脇の木、陽が当たった
H本さん達と下山開始…えぇっ!
ストック忘れた!…と、思ったら父さんもピッケル忘れた!慌てて取りに戻る。

入笠湿原でゴンドラ組と分かれ、沢入登山口に下山。

下山したら…なんと団体さんが出発の最中。大型バスが駐車していた。
(写真D)湿原に向けてオカリナを吹く
ササッと下りて、ササッと帰る。麓の農協のスーパーで真澄のワンカップを買って、中央道経由…スムーズに帰宅しました。次は7月の初旬の様子…楽しみです。

※マナスル山荘本館…結構若い人が宿泊していて、頼もしい。山はやはり若い人に登って欲しいですね。しかし、皆さん山の歌はあまりご存じないようでした。山小屋で色々と覚えられたらいいですね。

※今回驚いたのは…カメラ女子、一眼レフ持って一生懸命写真を撮っていました。これも凄い! 時代が変わって来ましたね。

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)