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2016年1月2日(土) 快晴 むう父さん&母さん
07:05自宅発→07:43調布IC→09:00韮崎IC→09:10~15茅ヶ岳登山口駐車場→09:40林道→09:55水場→10:15女岩手前→10:52~11:00尾根→11:05深田久弥終焉の碑→11:30~12:00茅ヶ岳山頂→12:08千本桜分岐→13:10林道→13:30深田記念公園→13:35~45駐車場着→14:00ペンション着
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎快晴の茅ヶ岳は、雪も無く眺望抜群
 昨年6月に行こうと計画したが、高速道路の事故渋滞であきらめた「茅ヶ岳」…、今回、茅ヶ岳の麓のペンションに宿泊する事になり、ふと思い出した。色々調べると暖冬の影響で雪が全く無いとの事。
前回の事故渋滞の件も有り、しかも正月だし…で、早めの出発。夕食までにペンションに着けば良いので、この山塊最高峰の「金ヶ岳 1764m」(茅ヶ岳から往復2時間)も目指そうと、意気込んで出発。
途中小仏トンネル付近で若干の渋滞が有ったが、順調に車を走らせる。
さすがに車の数は多いなぁ…。途中の富士吉田方面で結構減るかと思いきや、それほど減らなかった。

途中のパーキングで昼食をゲット、ほぼ予定通りの時間で韮崎IC着。
昇仙峡へ向かう道を快調に飛ばしてたら10分ほどで登山口の駐車場に到着。
(写真A)登山口の駐車場
もっと広い駐車場を想像していたのだが、結構狭いね…。駐車場の奥が登山口なので、奥の方に駐車。

10台程度停まっていた。用意をして出発。

駐車場脇の林道を進む。
すぐに右に分岐。そのまま進むと坂を登った先には「深田記念公園」だ…帰りに寄る事とした。
(写真B)ずーっと続く林道
右に進むと明るい林の中の道。途中に廃屋有り。
舗装された林道を横切る。

そう言えば、この林道脇に車を停めた方が良い…と、云っていたっけ。

ここから先も石ころがゴロゴロ転がって
いる道を進む。
思っていたより長いなぁ…。
(写真C)背中に陽を浴びてのコース
沢沿いの道だが水音は聞こえない。
…が、途中に水場の案内「女岩の水場は、岩壁崩落の危険があり、立ち入り禁止となっています。茅ヶ岳の水場はここのみです」。

そう言えば、ポタポタと音がするような気がしたが、寄らずに素通り。
(写真D)女岩手前は通行止め
この辺りはまだ背中側から陽が当たって心地よい。

しかし、木々はほぼ落葉樹なので、冬は明るい…と、云う事は紅葉時はきれいだったろうと思う。

程なく「女岩」手前、ロープが張り巡らされていて立入禁止。
(写真E)女岩からの急な斜面を登る
案内板には「ここは女岩手前50m。山頂まで60分。女岩付近、落石多く立入禁止」とありました。
標識はここから右の斜面へと誘導。

右斜面は一気に登る足場の悪いコース。
斜面には結構岩が有り、足元には大量の落ち葉。落ち葉の下には何が有るかわから ない。岩や滑りやすい斜面だったり。
(写真F)葉が落ちた明るい林を登る
急な道で一気に登った先は一旦楽な道となるが、その後がいけない。葉が落ちた林の斜面だ。

これもなかなか終わらない。
しかも、母さん遅れ始めました。

これでは絶対「金ヶ岳」行かないなぁ…が予感的中!
(写真G)尾根上のコルに到着
尾根上に上がって来たら、やはり「茅ヶ岳」の山頂で下山するとの事。

…そうきたか!

ここから尾根上を歩く事となるが、岩が多くて歩きにくいコース。

尾根手前から、葉が落ちていたせいか、振り返ると富士山が顔を出してきた。
(写真H)深田久弥先生終焉の地
尾根上の登りも同様に、振り返ると富士山がきれい。

程なく「深田久弥先生終焉の地」の碑が現れた。奥に見える山は奥秩父の金峰山。
結構、眺望の良い所で亡くなられたんだ。


ボチボチ山頂かなと、思ったら、ひょこんと頂上着。オジサンが1人、挨拶したら下山していった。

360度の大展望を独り占めだ!
(写真I)岩の多い尾根道を歩く
北側は金ヶ岳の左に八ヶ岳…雪が少ないなぁ。
東側は奥秩父の金峰山方面、南方面は富士山! 西側は南アルプス、鳳凰三山、地蔵岳の左に北岳、早川尾根と重なって千丈ヶ岳、その右に甲斐駒ヶ岳。

眺めていたら、母さん登場!
(写真J)茅ヶ岳の山頂で、八ヶ岳方面
記念写真を撮って、昼食を食べ始めたら2人連れが登って来た。続いて3人組も登場!

珍しく母さんが「写真を撮りましょうか」と、へぇ~っと思ったら「父さんが撮るの!」

撮ったら「私達もお願い」と、来年の年賀状用に撮って貰いました。

下りは来た道を帰らず、尾根コースを下る。
このコースも急だなぁ。
(写真J)望遠で八ヶ岳と右に「金ヶ岳」
下り始めてすぐに「千本桜」方面の道を右に分け駐車場方面へと進む。

林の中の道だったが、途中から防火帯のようなコースへと変わる。
ここが茅ヶ岳の名前の由来か?

冬なので、茅が茂っていないし跡形もない。途中でガサゴソ音がしていたので、まさか茅が鹿にでも食べられてしまった?
(写真K)振り返って眺める「茅ヶ岳」
(写真L)茅の茂っていた? 尾根を下る (写真M)尾根コース終点
長い下りの終点には、直進しないように柵が有り、左に下る道があった。

どこに下りるんだ・・と思ったら、朝登る途中で横切った林道に出た。登る時に、この林道脇にも車が停められるなぁと、思っていた先に下り着いた。

そこからは、登りと同じコースを歩く。
(写真TOP)深田記念公園の碑
駐車場手前から右に進み、深田記念公園に寄ってみた。振り返ると茅ヶ岳の頂上が見える。

駐車場に到着、7台ほど停まっている。
登る時に1名下山者とすれ違い、1名に抜かれ、頂上で2人+3人、下りに1名とすれ違い。
あまり、人と会わない感じ。
多分同じコースを通る人が多いからか?
(写真A)駐車場に到着
まぁ、暖冬で雪が無かったから、登ったけど・・標高1700mだから、通常この時期なら間違いなく積雪有り。快晴だったし、ラッキーな山登りでした。

早過ぎたが、麓のペンションに泊まって、のんびりしてきました。

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)