(写真TOP)
2014年9月20日(土)〜21日(日) むう父さん&母さん H本さん夫妻 A山さん K沢さん Iヶ谷さん
2014年9月20日(土) 曇り後晴れ
07:05自宅発→07:50調布IC→10 :15諏訪南IC→10:30〜43沢入登山口駐車場→11:45湿原入口柵→11:47〜53入笠湿原→12:00お花畑入口→12:32〜57入笠山→13:35〜55マナスル山荘本館チェックイン→14:05〜15:00入笠湿原→15:20マナスル山荘本館泊
2014年9月21日(日) 晴れ
05:40起床〜05:55マナスル山荘発→06:15〜30入笠山→07:10〜40マナスル山荘(朝食)→07:50〜08:25入笠湿原→08:40〜09:00マナスル山荘→09:15入笠湿原→10:00〜05沢入登山口駐車場→10:35諏訪南IC→12:30国立府中IC→14:00自宅着
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎エゾリンドウの大群落に驚いた「入笠湿原」
 H本さんからメール有り…「9/20にマナスル山荘に泊まりに行きます…、飲み放題プランはいかが!」…で、当然行く事にした。10/4〜5もオーレン小屋に誘われていたが、用事が出来て行けなくなったので、入笠山に行こうと考えた。
 山の上に泊まると車で行く事も出来るし、スキー場からゴンドラで上がる事も出来るが、最近山に登っていないし、沢入登山口から登る事にした。
渋滞を考えて早めに出発するが、天気予報はあまり良くなかったのが幸いしてか、数ヶ所の渋滞で済む。

H本さん達は、小屋に15時着を予定しており、こりゃ…結構早く着くなぁ…。

途中のSAで昼食を仕入れて、諏訪南IC着。

沢入登山口までは近い…、駐車場入口でマイカー規制のおじさんが監視中。
(写真A)沢入登山口に車を停める
車も6台くらいしか駐車していない。

登り始めると足元にトリカブトの青い花。
のんびりと樹林の道を登り始める。

最初は傾斜が有るが、歩くにつれて徐々に傾斜が少なくなってきて歩きやすいコース。

雨を覚悟して来たが、徐々に明るくなってきた。
程なく「山彦荘まで5分」の標識。
思ったより早く着いたなぁ…。
(写真A)沢入登山口から出発
鹿除けの柵が出て来た。
前回登ったのは10年前。その時には無かったなぁ…。
開けたら自動で閉まる仕掛け。

結局駐車場から、湿原まで1人も会わなかった。
本当に静かな山行が出来た。

入笠湿原に入ったら驚いた!
湿原が紫色に染まっている、エゾリンドウの大群落!
(写真B)入笠湿原入口の鹿除けの柵
初夏はスズランで有名な湿原だが、秋にリンドウの大群落が有るとは…、驚いた!
いったい、何万株有るのだろう。

今日は、この先のマナスル山荘泊だから、時間はたっぷり有る。

後でまた戻って、写真をゆっくり撮ろう!
(写真TOP)入笠湿原が見えてきた
山彦荘から遊歩道を進むとマナスル山荘だが、お花畑を通って、そのまま入笠山の山頂を目指す事とした。

ヤナギランの群生地との標識。
夏の花は知っているが、今時は花が終わった後に綿毛が付いているし、葉もきれいに紅葉している。
(写真TOP)入笠湿原とエゾリンドウ
お花畑の遊歩道を、ゆっくり花を見ながら登っていると大勢の小学生が下山してきた。

もうちょっと早く来ていたら、騒々しい一団とすれ違っていたなぁ…

静かな山歩きを楽しんでいたのに、残念!
(写真C)マナスル山荘脇のお花畑
お花畑を出た脇の笹に隠れて大きなキノコ!
翌日、帰り際に地元の人に見せたら、カラカサダケで、食べられるって! 残念!

カラカサダケが開く前だったようです。
これでも直径が10cm近く有ったからなぁ。

皆さんキノコに詳しくないようなのか、目に付かなかったのか、ずーっと残っていました。
(写真D)お花畑を歩く
途中で「岩場迂回コース」と分かれるが、直進する。
岩場と云ってもたいした事はない。

一汗かいて登った頂上は、なんと20人ほどいる。

広い頂上だから分散して座っているので、一気に増えたとは感じなかった…

結構ゴンドラ利用の人が多いんだね。
(写真)道の脇に有ったカラカサダケ
昼食を食べていると青空が広がる。

中央アルプスのみ稜線が顔を出しているが、南アや八ヶ岳、北ア等は雲に隠れている。

残念だなぁ…。

下りは岩場迂回コースを通る。
(写真E)入笠山の山頂は360度の大展望
下りもお花畑を通ってマナスル山荘へ。

天体観測ドームが有るのが「新館」、右側が本館。

今回泊まったのは本館、本館は今年の4月に譲り受けて、4月26日にグランドオープンしたらしい。

ちょっと早いが早速チェックイン。
(写真F)マナスル山荘(右が本館)
天気予報が悪い予報だったので、キャンセルが多く、今日の宿泊は我ら7人のみで、貸し切りでした。

丁度H本さんから「これからゴンドラに乗る」メール。

それではと、出迎えを兼ねて、入笠湿原に向かう。

天気が良くなってきたせいか、湿原も明るくなったような気がする。
(写真TOP)入笠湿原、エゾリンドウと白樺
一向に現れないなぁ…と、思っていたらH本さん達登場。アレッ3人、後の方は?

そうか、1人は確か小屋にいた。
もう1人は遅れて登場らしい。

ゆっくりと湿原を散策して、マナスル山荘に戻る。

飲み放題プランは16時からだが、お風呂に入ったり近所の散策等、皆さん揃っての16:30頃からスタート。
(写真TOP)エゾリンドウの大群落
宿泊は1人6480円+飲み放題1500円。

この時間から飲むんだったら、間違いなく元は取れる。
ビールの後は、眞澄のワンカップだ、焼酎だ、梅酒だの赤ワインだの…18時からの夕食時も飲み続け、その後も…。

寝る前に、外へ出てみると、満天の星空。
天の川まで見えました。

今日は我ら7人なのに、4部屋使わせてもらいました。
(写真TOP)入笠湿原で(ワレモコウ)
しかし、食事前に飲んでると…、女性が1人…ふらっと現れて…、奥に。  ん! 何だ…?
アレッ…また、今度は父子…?

どうも、新館にお風呂が無いので、入りに来る模様。

…と、云う訳で、今宵もたらふく飲んで、ぐっすりと寝てしまいました。
(写真)マナスル山荘にて
アッと言う間に朝、もう陽が…、慌てて飛び出す。
良い天気です。山荘脇から中央アルプスがくっきり。

新館のおかみさん?…が、今年初の霜ですねって…。

こりゃ…いかん! 好天を無駄にしないよう、靴を履き、入笠山を目指す。

H本さん達の靴が無いから、登っているな。
(写真F)マナスル山荘脇からの入笠山
途中で1人下山してきた。新館のお客さんか?

頂上に着いたら、アレッ、H本さん1人?
奥さんとA山さんが遅れて、岩場迂回コースから登場。

しかし360度の眺めで、富士山、南ア、中央ア、北ア、八ヶ岳、奥秩父…すごい眺望でした。
(写真E)入笠山の山頂(背後八ヶ岳)
さっき下った人がいたので、頂上は我ら4人だけ。
既に陽は昇っていたが、十分に景色を堪能しました。

湿原やお花畑で、色々な秋の花や夏の名残の花を楽しみ、朝の頂上からの眺めまで。
十分に入笠山を満喫しました。

マナスル山荘本館に帰り着くと、朝食の7時を過ぎていたので、早速朝食。
(写真E)入笠山の山頂で
朝食後、またまた湿原に写真を撮りに行く。
朝露をまとった植物が、きらきら光っていました。

湿原にも人影は殆どなく、静かな朝でした。

湿原から帰って来たら、Iヶ谷さんは早々に帰っていったとの事。
車で来ていたから、殆ど歩いていない。
K沢さんも、早く帰らないと…と、同じく車で帰っていく。
(写真E)入笠山の山頂(富士山〜南ア)
(写真D)マナスル山荘脇のお花畑で (写真TOP)朝露をまとったエゾリンドウ
残された5人も帰り仕度をしマナスル山荘を後にする。

東京からだと距離もあるけど、上に宿泊するなら車も可、ゴンドラ利用も可、沢入登山口から歩いて登っても、1時間ちょっとで湿原に着いてしまう。

しかも、冬の晴天率が高い…とかなので、気軽に来られそうな感じです。

またマナスル山荘本館に泊まりたいですね。
(写真TOP)入笠湿原で
(写真TOP)入笠湿原で (写真F)マナスル山荘の皆さんと
沢入登山口に下って来たら、駐車場に15台ほど駐車していた。確かに下る途中で結構挨拶したなぁ…。

麓のスーパーで「両国屋」の豆腐と、「眞澄」のワンカップを購入。

八ヶ岳を眺めながら、高速を走って早めに到着の筈が、国立府中−調布IC間 渋滞の表示。

国立府中で下りて走ったら、自宅まで1時間半もかかってしまった。
(写真G)入笠湿原に向かって林道を進む

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)