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2014年6月14日(土) 晴れ むう父さん&母さん&むう嬢さん夫婦
07:50自宅発→08:00大泉IC→10:00東部湯の丸IC→10:30~40地蔵峠駐車場→11:03ツツジ平→11:55湯ノ丸山→12:08~30北峰→12:40湯ノ丸山→13:08鞍部→13:37稜線→13:50小烏帽子→14:04~17烏帽子岳→14:30小烏帽子→14:57鞍部→15:22中分岐→15:37キャンプ場→15:46~16:05地蔵峠駐車場→16:50中棚荘着
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎目当てのレンゲツツジは咲き始め、でも満開のイワカガミと景色堪能で大感激
 むう嬢さん夫婦と山に行って来ました。むう婿さんは初めての登山なので、楽しめそうな場所を選ぶ。それなら以前に行った、黒斑山か、水ノ塔・篭ノ登山か…。
 むう嬢さん夫婦は朝早く出るのは苦手のようなので、少々遅めの出発だから…、宿も予約しておく。天気次第で、浅間山が見えたら黒斑山に、見えなかったら水ノ塔方面へ。色々と調べていたら…、なんと当日は「アサマヒルクライム」と云う自動車関連のイベントが有って、高峰高原への道が通行止めになる模様。げげっ!
 急遽コースを湯ノ丸山に変更する。天気が悪ければ地蔵峠から池の平湿原周遊、良ければ、レンゲツツジで有名な湯ノ丸山から烏帽子岳へ行く事としたら…、なんと梅雨の晴れ間になった。
渋滞までいかないが、ちょっと混んでる関越道を進み、上信越道に入る。
途中から浅間山が望まれる。

順調に進み、東部湯の丸ICから地蔵峠に向かう。
峠の駐車場は満杯。しかしもう下山した人か?
目の前の車がスッと出た。 ラッキー!

最初はスキー場の斜面を登るコース。
リフトが動いている…。
(写真A)駐車場を後に、登り始める。
どうしようか迷ったが、リフトの向こうの斜面にツツジが咲いているのを発見。

レンゲツツジが咲き始めていたので、リフトに乗らずにツツジの花を見に行く。

リフトの下を歩くのもつまらないので、右側のスキー場斜面を登る。最初からスキー場の斜面歩きは結構きついなぁ。
(写真B)レンゲツツジが咲き始め。
リフト終点から林の中を進むと、開けた場所に出る。
ここがツツジ平だ。

確かにツツジの木は一杯有るのだが、咲き始め状態なのは1~2本のみ。
残念だなぁ…、ここのツツジが満開だったら、最高の眺めなのに…。

東屋を過ぎると湯ノ丸山が目の前だ。
登っている人が小さく見える。
(写真C)西篭ノ登山バックに斜面登り
ふと足元を見ると、ツガザクラ、ミネズオウが咲いていた。

鐘の音が聞こえる。程なく鐘が有ったが、いくら振っても音がしなかった。

ここから湯ノ丸山への登りが始まる。

下から見上げると、えぇ~っ! あそこまで登るの…って思うが、登って見ると結構楽。
(写真TOP)ツツジ平で 湯ノ丸山。
ちょっと梅雨の晴れ間で暑かったのが、難だったが、振り返ると篭ノ登山の後ろに浅間山が顔を出したり…、疲れを癒やしてくれる。

足元にはイワカガミが満開。

これほどのイワカガミを見たのは初めてかも…。
(写真D)湯ノ丸山の登りで振り返る
岩だらけの湯ノ丸山頂に着いたら驚き…。
風が吹いて寒いほど…。

昼食を取ろうと思ってたが、昼食は北峰の岩陰で取ろうと、即移動した。

北峰への稜線上も風に吹かれて寒い…。
(写真D)イワカガミの群落が見事。
北峰頂上は岩場。

岩場の東側に有った岩に腰掛け、食事とする。
風を避けられたうえに、天気が良かったので、座った岩が暖かくて助かった。

再度風に吹かれながら、湯ノ丸山に戻る。

これから向かう烏帽子岳が見えるが…、下ってあそこに…、登るの?
(写真E)湯ノ丸山の山頂手前で…。
むう父さんが見れば、そんなに時間がかからないって思うのだが…、標高差は云わなかったが、湯ノ丸から250m下って210mほど登り返すんだな、これが。

下りも岩が有ったり、下りにくい。
こりゃ登ったら大変だ。

途中20数名の団体さんが登って来たが、皆さん息を乱しておりました。
(写真F)湯ノ丸山の山頂から北峰へ
鞍部から烏帽子岳への登り、つらい登りも振り返るとさっき登った湯ノ丸山が望めるし、なんとムラサキヤシオツツジが咲いていて、これまた楽しめた。

稜線に出たら、寒いかと思いきや、そうでもない。
麓の熱気が上がって来たからか?
丁度良い風だ。
(写真G)烏帽子岳の登り、右、湯ノ丸山
よ~し着いた! と思ったら、目の前に烏帽子岳。
小烏帽子か…、ガクッと来たが、気を取り直して烏帽子岳に向かう。

しかし、この稜線は本当に気持ちよい。

右に湯ノ丸山、左は上田市街か…、北アルプスまで見渡せる。残念ながら北ア上部は雲の中だが。
(写真H)稜線間近ムラサキヤシオツツジ
しかし湯ノ丸山よりもさすがに人は少ない。

稜線上にはズミの花がきれいに咲いていたり、楽しんで歩いて、最後の岩場の登りになる。

着いた山頂は、やはり岩がゴロゴロ。

のんびりしたいところだが、東京を遅めに出て来たので、あまり時間の余裕が無い。
(写真I)小烏帽子手前で…。
今日は麓の旅館泊まり。
17時に入ると云ってあったので早々に下山とした。

下山は早い!
湯ノ丸山との鞍部に戻り、地蔵峠方向に道を取る。

巻き道なので登り下りは少ないが、距離は有る。

下りは一転して、林の中の道。
(写真I)小烏帽子から眺めた烏帽子岳。
のんびり下って、キャンプ場からは林道に変わって、無事に地蔵峠に着く。

満杯だった駐車場もガラガラ。
お目当てのソフトクリームを食べて、今宵の宿=中棚荘に向かう。
お約束通りの17時直前に到着。

風呂に入って、のんびりと過ごし、翌日は観光をして帰って来ました。
(写真J)烏帽子岳の頂上から上田方面
(写真K)地蔵峠に向かっての下り。 (写真)翌日見物した布引観音。
ハルリンドウ ミネズオウ ミツバオウレン イワカガミ
ツガザクラ レンゲツツジの蕾 ムラサキヤシオツツジ ズミ

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)