(写真TOP)
2011年10月28日(金)〜30日(日)  むう父さん&むう母さん、N村さん、S木さん、S原さん
10月28日(金) 快晴
05:40名古屋自宅発→05:50〜-6:00レンタカー借り受け→09:35妙高高原IC→09:50〜10:00ペンション「ぷるーく」→10:12〜27笹ヶ峰駐車場→11:28〜39黒沢→12:20〜36十二曲り上→13:58〜14:26富士見平→14:48〜56展望岩→15:23〜43アルプス展望台→15:46高谷池ヒュッテ
10月29日(土) 快晴
06:00起床〜06:30朝食〜06:53高谷池ヒュッテ発→07:16天狗の庭→08:05ライチョウ平→08:50〜09:43火打山頂→10:30〜38ライチョウ平→11:17天狗の庭→11:30〜43昼食→11:53〜12:02高谷池ヒュッテ→12:52展望岩→13:10〜14富士見平→14:21〜30十二曲り上→14:56〜15:08黒沢→15:53〜16:03笹ヶ峰駐車場→16:25〜17:10苗名の湯→17:17ペンション「ぷるーく」
10月30日(日) 
08:52ペンション「ぷるーく」発→13:20レンタカー返却→13:30名古屋自宅着
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎快晴の火打山(2462m)に超ノロノロ山行
 本当は初夏の火打山に登る筈だったが、父さんの名古屋転勤で流れる。
それではと晩秋の火打山に登る事となったのだ。高尾山トレーニング山行であまりの体力の無さが露呈したS木さん、超ど素人なので雪が心配。
 高谷池ヒュッテのライブカメラで状況を確認すると、10月26日に寒気が入って積雪。ヒュッテ前は3p程だが、吹きだまりには20pほどとの事。
これであきらめ気分だったが、27日中にはヒュッテ前の雪が消えた。
前日高速バスで名古屋に登場した母さんと2人でレンタカーで出発。

東京組の3人とはペンションぷるーくで待ち合わせ。

笹ヶ峰の登山口に車を走らせる。

快晴、しかも風も無く暖かい。
父さんは早速Tシャツ姿。
先ずは黒沢を目指してゆるやかなコースを歩き始める。
(写真A)笹ヶ峰登山口
木道が整備されていて歩きやすい。

沢の音が聞こえてきたら黒沢だ。
ここまでは順調。

途中1/9kmの標識。
笹ヶ峰から、山頂まで9kmあるようだ。

黒沢の橋を渡って十二曲りの道になると、S木さんのペースが突然遅くなる。
ここも十二曲り毎に1/12との標示あり。
(写真B)1/9kmの標示
十二曲りは尾根上に出るまで、ジグザグに登るコース。
実は終わった尾根コースの方が傾斜はきつい。

S木さんのペースが上がらず、逆にいつも一番遅い母さんが自分のペースで歩いたら、常に先頭と云う形になり、これは最後まで続いた。

尾根の半ばで、10分差。

富士見平で15分差。
(写真C)十二曲りを登る
来るのを待って、一緒に出発するのだが、すぐに離れてしまう。

小屋に着く頃には、30分程の道で25分遅れて来たので、半分のスピード。

富士見平からは少し登ったら平坦なコースだったのに…。

平坦な巻き道の途中に大岩。
ここが火打山を望める展望台だ。
(写真D)富士見平で
高谷池ヒュッテの三角屋根も見えるようになるが、巻き道とはいえ歩きにくいコース。

ヒュッテ前にアルプス展望台有り。
母さんは先行してヒュッテに。

ここでアルプスを眺めながら、後続を待つ。
ヘロヘロ状態のS木さん。
一緒に高谷池ヒュッテへ行く。
やっと着いた…って、感じだ。
(写真E)巻き道の大岩からの眺め
ヒュッテに先着の母さんは、既にコーヒーを沸かして一服中。
1泊2食で7,000円に、弁当500円。
2階の部屋には先着3名ほど。

後から2人来て、本日の小屋泊りは、総勢10名。
2名は自炊。

夕食は17:30から。カレー&ハヤシライス。
器の真ん中にご飯を乗せ、両方食べる。
(写真F)遠く槍ヶ岳方面を望む
(写真G)高谷池ヒュッテに到着 (写真G)ヒュッテ前からの火打山
レトルト品だが、カレーは結構旨い。

完全予約制の山小屋なので、詰め込みすぎる事はない。

布団の幅もきちんとあるのは良い。

食後に火打のDVDを30分ほど見て、天気予報も見せてもらう。明日も一日晴れだ。

消灯は20時、ストーブ脇で19:30頃まで歓談し、眠りにつく。
(写真)夕食
翌早朝、6時に起きて外に出ると朝日が山に当たり始めてる。アルプス展望台に行って、朝日が当たり始めたアルプスを見る。

朝食は6:30から、夕食は8人だったのに朝食は7人。レトルトの中華丼。

自炊組も即出発。
ノロノロ動くのを急かして準備。
お弁当も、レトルトの赤飯。
(写真G)朝日を浴びた火打山
(写真)朝食 (写真)お弁当
昨日はぐちゃぐちゃな部分も、朝のうちは凍って歩きやすい。木道にそんなに霜も降りていない。

昨日のペースを考えると、早く行くに限る。

天狗の庭までの登りで、既に遅れが目立つ。

天狗の庭標識を過ぎると池に映る火打山の姿が最高に良い。ここで一同歓声を上げる。
(写真H)火打山を目指して歩く
(写真TOP)天狗の庭にて (写真TOP)池に映る火打山
稜線に出ると雪が出てきた。
ここから母さんと先行する。
右も左も、絶景だ。
風も殆ど無いので、暖かい。

後続のペースが遅いので、ゆっくりしたペースで、写真を撮りながらの登山。

ライチョウ平から先は、這松が出て来るコースで、雪が結構残ってる。
(写真I)雪が現れはじめた
人が歩いた跡は、凍り付いてて下りが心配だ。

小ピークを越えると、いよいよ火打山への登り。
標高差150m。

ここは我慢の登りで…、更に足元は凍り付いてる。

しかし振り返ると、下に天狗の庭。
妙高山、富士山も八ヶ岳の左側に望む事が出来る。
(写真J)ライチョウ平で
下を注意して見ると、3人組が見える。
ゆっくりしたペース。
休み休み歩いている模様。
呼んでみるが聞こえない。

ヒュッテで一緒だった人達は、既に下山を開始。

凍り付いた部分で、滑ってこけちゃったって人もいる。
帰りは要注意。

まだかなぁ…と、思っていたらヒョイと頂上に飛び出した。
(写真K)頂上間近、木道の雪は滑りそう
(写真L)火打山の山頂に着く (写真L)山頂で、妙高山方向
あれっ、誰もいない。
荷物を降ろし、360度の景色を堪能。

しかし、後続は一向に現れない。

1人若者登場。うるさい3人をと聞くと、いましたよ。
休みながら来てますよの返事。

我等が登ってから待つ事35分。
やっと登って来たよ。

暖かかったから良かったものの、これで風でも吹いたら、下山してた。
(写真L)やっと登ってきた仲間
のんびり休んで、下山開始。

さっきの若者もそうだが、今頃登って来る人は早朝笹ヶ峰を出発して来た日帰り組だ。

下りは危険なので、S木さんに足の置き場を注意しながら下山。

母さんは一人でサッサと下りて、適当な所で待つ…と云うスタイル。

下りなのに、ペースは上がらない。
(写真L)白馬三山をバックに
土曜日なので、どんどん日帰り組が登って来る。
我々はとにかく来た道を下るのみ。

暖かいので凍った道も徐々に溶け始めてきた。
天狗の庭の凍っていた池も、溶けてきた。

ヒュッテ手前のベンチで弁当。

レトルトだが、旨い赤飯だ。ごま塩がついてたのも良い塩分補給になる。
(写真M)火打山を後に下山
ヒュッテでPETボトルを補給する3人組。
1本300円だよ…。

そういえば、バンダナ買ったり、DVDも買ったり…、結構お金を落としたなぁ、このヒュッテに。

S木さんの足はますますダウン。

待ってる母さんに追いつくと20分待ったとかの話がいつも出る。
(写真C)十二曲りを下る
こりゃ限界かな…。
最後に木道でスピードアップするが、沢を飛び石で渡る時に、こけたり…、足腰がふらふら状態。

もう大丈夫と登山口に着くが、あれっ来ないよ…。
最後にまたこけた模様。

まぁ、無事に下山できたから良かった。

ホッとした。予定では15時前に着く筈だったのに…。
(写真N)もうろうと歩くS木さん
先ずは温泉。苗名の湯、450円。

ペンション「ぷるーく」で、次は生ビール! 旨い!
ここで飲みながら反省会だ。

ペースが非常に遅かったので、疲れが少ないよ。
温泉で体重計ったけど、0.5kgしか減ってなかった。
(写真A)無事に下山
翌日は朝食後、すぐに名古屋に向けて出発。順調に帰って来たが、そうだ…今日は歩行者天国だ。レンタカーを返すのに、周辺は大渋滞。

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)