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2011年2月11日(金) 曇り後雪
むう父さん&むう母さん、N井さん、O嶋さん、I橋さん、Y崎さん、K原さん
09:10長崎発→10:20〜11:15小浜温泉伊勢屋旅館→11:35〜43池の原園地駐車場→12:17〜24仁田峠駐車場→13:10妙見駅→13:22展望台→13:30妙見神社→13:47国見岳分岐→13:52引き返し地点→14:03国見岳分岐→14:20妙見神社→14:28妙見駅→14:53仁田峠駐車場→15:15〜55池の原園地駐車場→16:20伊勢屋旅館泊
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎あわや遭難…の、雲仙普賢岳は霧氷の山
 全国的に悪天候、各地で雪の予報が相次ぐ。長崎も時折ワイパーを動かす程度の雨だ。前日の約束通り、9時前にはO嶋さん・N井さんが我等のホテルに来てくれた。
順調に車を走らせ、11時待ち合わせだが早めに到着。
ホテルの前に日本一長い足湯(105m)が有り、見物がてらぶらぶらすると、福岡組の3人も早めに到着。B級グルメの小浜チャンポンを食べる予定だったが、麓から雲仙は見えず。天候が思わしくないので、コンビニで昼食を買って出発。
雲仙温泉を過ぎて仁田峠登山道路に向かうが積雪で通行止め。
慌てて引き返し、池の原園地に行く。
途中の標識ではチェーン規制と書いてあったが無視。

登山者の車が結構駐車中。バスも止まっている。
準備をして出発。

ここで「途中で引き返して来た時に」と、O嶋さんに車の鍵を渡した。
(写真A)池の原園地駐車場
仁田峠の駐車場に向かって登り始める。

歩くにつれ徐々に雪が増え始める。途中下山して来た人に話を聞くが眺めは全く無しとの事。

仁田峠の駐車場は吹きさらしだ。

団体さんが下山の真っ最中。
我等は風を避けて昼食とする。
(写真B)仁田峠に向かって登る
ロープウェイに続く道を登ると、妙見・国見岳の標識。
これを左に登り始めると、I橋さん・O嶋さんはまっすぐ歩いて
行く。 「上で会いますから」の言葉。

すぐ上で会うと思ったが…。
展望の無い雪道をゆっくり登る。

程なくロープウェイ山頂駅。
夏は人でいっぱいなんだろうな。

ここで後続は下山したと思った。
(写真C)仁田峠の駐車場
雪の積もった石段を上がって行くと方向感覚が無くなりますねぇ…。
えっそっち…、取り敢えず上に上がると行き止まり。
展望台だ。山名表示盤あり。

周囲の木には霧氷がびっしり。

戻って小さな鳥居をくぐる。
少し登ると、鳥居があって妙見神社が現れる。
(写真D)ロープウェイ駅前
ここらから雪が降り始める。
ふわふわ雪ではなくて、1mm程の粒が風に乗って叩きつけるような感触だ。

周囲の眺めは無いし、雪が激しくなってくるし。
だが、稜線まで上がったので歩きやすくなる。

程なく国見岳と普賢岳の分岐。
標識が凍り付いてる。
(写真E)妙見神社
余裕が有ったら国見岳にでも寄ろうかと思っていたが、踏み跡無しなので、直進して普賢岳を目指す。

普賢岳には90m下って、150mの登り。
急な下りになる。

ロープが出てきたので一安心。

帰りの登り返しが大変そう。と、思っていたら仲間が引き返して来た。
(写真F)霧氷の中を歩く
登山開始も遅かったし、雪が激しくなってきたし…で、引き返す事にした。

車を止めた場所も標高800mを越えた場所。
レンタカーのノーマルタイヤでは心もとない。
来た道を戻る。

下りを心配したが、新雪が積もったので、逆に歩きやすくなって順調に仁田峠着。
(写真G)普賢岳に向かって下る
2人が待ってる駐車場まで急ぐ。

何と云っても、体が冷えたので早く暖めたかった。

着いた駐車場は閑散としている。

トイレに寄って車の所に来ると、なんと2人共いないではないか。 えっ! どこにいるんだ!

携帯でI橋さんに連絡をすると、10分ほどで駐車場に到着との事。
(写真C)仁田峠の駐車場
当然O嶋さんと2人連れだと思うよ。やっと下りて来たI橋さん、O嶋さんより先行して下りて来たと思ったら、「あれっO嶋さんは…」ショックだった。

どこを歩いてたのか聞くと、我々と全く違うルートから登っていったようだ。ロープウェイ駅からの谷筋コース。最低鞍部までO嶋さんと一緒だったが、O嶋さんがそこから下山。I橋さんは普賢岳に登って引き返す。
…じゃ、O嶋さんはどこに…。

即、外したスパッツを着け直し、重たいカメラ等を母さんに預け、母さん1人をK原さんの車に残して、登り直す事にした。登り始めてすぐに、数人のグループの後にO嶋さんが帰ってきてた。
仁田峠の駐車場から下山するコースを間違えたようだ。一安心。
父さんは往復3時間以上を見越していたが、助かった。
エンジンを暖めて、今宵の宿:小浜温泉の伊勢屋旅館に向かう。さすが南国、道の雪はたいした事はなかった。

●反省材料多し
 ・コースの事前打ち合わせを行っていなかった。
 ・地図を各自が持っていなかった。
 ・道が分からなかったらその場で待つ。
 ・O嶋さんを1人で先に下山させてしまった。
 ・ヘッドランプを持参していたのは、むう父さんだけか…。

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)