(写真TOP)
2009年10月24日(土) 曇り  むう父さん&むう母さん
05:55自宅発→06:10大泉IC→09:35長野IC→10:35〜45駐車場所→10:47林道出合い→11:05登山口駐車場→11:30稜線→11:55〜12:05一夜山→12:40登山口駐車場→12:50林道出合い→12:55駐車場所→13:45〜14:25蕎麦屋→14:40〜15:20鬼無里の湯→16:50ペンション
※09:25ペンション発→09:35〜10:10苗名の滝→13:50所沢IC→14:15自宅着
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎北アルプスの展望台、一夜山

  (妙高のペンションに行くついでに登った一夜山)
 会社の仲間が妙高のペンションに行って「自然薯」(じねんじょ)を掘るから来ないか…との事。連中は金曜日に休暇を取って土曜に自然薯を掘る計画だが、むう父さんは土曜に出発。夕方ペンションに入って、掘ってきてくれた自然薯を食べると云う算段。
 それでは、ついでに山に登ろうと物色していたら、一夜山を発見。登山口から往復2時間ほど、北アルプスを眺められるし、ちょっとまだ行った事のなかった「鬼無里」(きなさ)の近くだ。朝早く出て、昼前には下山して蕎麦屋に、水芭蕉で有名な奥裾花自然園に立ち寄って温泉、戸隠越えで妙高高原に…と、計画。
計画は出足から狂った。
大泉IC手前で故障車渋滞。
関越に乗ったら、なんと鶴ヶ島手前で渋滞。
これで約40分ほど遅れる。
この段階で奥裾花自然園諦め。

地図を確認しながら登山口に向かう林道に入るが、入口にカラーコーンが並んで工事中の表示。
車が通れる幅だけコーンがずれていたので、直進。
(写真A)林道の脇に車を止める
途中、工事の脇をスッと通ると工事の人が驚いた表情をしていました。
紅葉の沢筋の道は、徐々に荒れてきた。
大きな石がゴロゴロ。

廃屋を過ぎたら、道が陥没。
もう少しの所で行き詰まる。
無理をすれば行けそうだが、車高のある四駆なら大丈夫かも…。 バックして少し戻った所に駐車。
 
(写真A)荒れた林道
20分ほど余分に歩いて登山口の駐車場まで林道を進む。これも想定外。
落葉松の黄葉を眺めて歩く。
大体今日は晴れの予想だった筈なのに、高曇り。
鬼無里に向かう途中も陽が差していたら紅葉が映えただろうに、残念。

登山口の駐車場は広い。
これなら20台以上止められそうだ。
(写真B)落葉松の黄葉の道
登山口の駐車場着。誰も登って無い。 
奥に車止めのゲートあり。
車も通れる林道を進む。四駆なら稜線くらいまで車で行けそうな道でした。

ゆるやかな道を何度かジグザグを繰り返す
稜線に出て、振り返ると戸隠の西岳が見える。

紅葉がきれいだが、陽が当たっていないのでくすんだ感じに見えます。
(写真C)登山口の駐車場
途中でヤマブドウ発見。
少し実がついていたので味見。

道は相変わらず広いが、徐々に傾斜を増してきた。
頂上まで500mの表示。
この場所にそぐわない堂々とした標識。
あと300m、100mと同様な標識があった。

道が広いので、傾斜を感じにくいようだ。
(写真D)西岳がきれいに見える
頂上まで300mの標識の先に急登。
登ったと思ったら目の前が開ける。
北アルプスだ。しかも新雪の…。
遅れた母さんに「すごいよ!」
 
下から見た時より奥行きがあるようだ。
まだかまだか・・・の、頂上着。
広々とした頂上の奥に北アルプス。
残念ながら、アンテナが立ってる。
(写真E)白馬三山が見えてきた
神社有り。一夜山大明神。
脇の新しい石碑に「鬼女紅葉生誕一千年祭」と有り。
いきなりこれを見て「鬼無里」に鬼がいたんだ。

北アルプス方面にアンテナが2個。結構邪魔。
周囲は苅られていて展望を確保しているのに残念。

山名の表示板もあり、楽しめる。
写真は望遠が必要だが…。
(写真TOP)一夜山の頂上、広い
麓からサイレンが聞こえる。丁度お昼だ。
下山後に、蕎麦を食べる予定。
サービスエリアで買ってきた焼き栗を頬張って下山。

とにかく蚊が多い。
血を吸われる事はないのだが結構邪魔だ。
寒くて体も冷えたので下山。
(写真TOP)頂上のアンテナと北ア
下山は、結構急な道だったん…って感心しながら、登った道を往復。

サッサと下って林道の出合いに着くと、あれっ朝は無かった「通行止め」の標識。

我等が通ってしまったので急いで立てたか。

駐車場所手前で、ツルウメモドキを発見…若干お土産に失敬する。
(写真F)西岳がきれいな下り
車を走らせたら、案の定、林道入口にコーンが立ってて車の進入を防いでいた。
…が、コーンの前に車。
コーンをどけてたら、声を掛けられる。
山屋さんだ。
事情を説明、迂回道を教える。

腹が空いたので蕎麦屋だ。
鬼無里の「おに屋」。
 
(写真)鬼無里の「おに屋」
体が冷えてたので、温かい蕎麦。
鴨南蛮を食べるが、十割蕎麦の店。
やはり鴨ざるが正解か。1400円なり。
但し、結構待たせる。

食後に「おやき」を買おうと店によるが有名店らしく人だかり。時間も無いので、鬼無里の湯に直行。
熱い湯に浸って疲れを癒す。1人500円なり。
 
(写真)大望峠からの一夜山
後は戸隠を越え、今日の宿泊地妙高高原に急ぐ。
途中、大望峠に寄って一夜山を眺める。
登った山を遠くから見るのも良もんだ。

少々暗くなりかけたところで、ペンションぷるーく着。

自然薯掘りの連中はまだ帰ってきてない。
 
(写真)野尻湖と斑尾山
程なく帰って来た仲間達と合流。
自然薯掘りの話を聞きながら宴会。
食後も席を移して、結局夜中まで話はつきなかった。

翌早朝、一転して晴れ。最高だ。
ペンション付近を散策。
ここでもツルウメモドキ発見。
ここの方が実がなってる。ここでも少々失敬する。
 
(写真)ツルウメモドキを取る
朝食後、日本百名瀑の一つ苗名の滝見物。
駐車場に車を止めて15分ほど歩く。
さすが、結構人が多い。 

陽光に当たった紅葉がきれい。
目の保養をして、ペンションで聞いた信州中野ICそばの農産物直売所オランチェ直行。
野菜類の100円市。

駐車場に車を止めるのが大変。
(写真)紅葉の苗名の滝
野菜&果物を買って、ここで解散。
信州中野ICに飛び乗って、帰路に。
混まない前に帰ろう。

SAで期待した栗最中が無く母さんしょんぼり。

山越えしたら雨だ。横川SAで釜飯を買って帰る。
早い時間なので混雑無し。
ラッキーでした。
(写真)苗名の滝
 しかし、この後恐ろしい結末があったのです。帰ってのんびり昼寝をし、ゆっくり飲んで、寝る前に明日の用意をしていたら携帯が無い。あれれ、夜中だったので翌朝車の中を軽く見るが、やはり無い。
 会社に行ってペンションに問い合わせて貰ったが無い。再度家に戻って、各所で鳴らして見るが行方不明。
そういえば、ペンション周辺の散歩中、ウエストポーチを肩に担いで歩いていた時、半分くらい蓋が空いてたので、閉めたのだが。結局その日は携帯を一度も使わなかったので、気がつかなかった。ん〜ん、まいった。反省しきり。

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)