(写真TOP)
2009年10月3日(土)〜4日(日)
むう父さん&むう母さん H本父&母、T永母&息子、M浦さん、I谷さんの総勢8名

10月3日(土) 曇り時々雨
07:10自宅発→06:40大泉IC→08:40諏訪南IC→09:20〜35桜平駐車場→10:15夏沢鉱泉→11:12〜55オーレン小屋→12:50〜13:00箕冠山→13:30夏沢峠→13:53オーレン小屋(泊)
10月4日(日) 晴れ
06:20オーレン小屋発→06:47〜50夏沢峠→07:47〜55硫黄岳→08:08赤岩の頭→08:47〜09:15オーレン小屋→10:07〜17桜平駐車場→10:52諏訪南IC→12:38調布IC→13:50自宅着
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎オーレン小屋に泊まって硫黄岳へ
 オーレン小屋で「第7回紅葉と地酒祭り」が有るとの情報。しかもサブタイトルは「オカリナとギターと歌声の夕べ」ギターと歌は、H本さんだし、地酒が飲み放題とはうれしい。
 10月3日、高速道路の渋滞を懸念して早朝出発。大泉学園でT永母を拾い、行きは調布ICまでの下道を迂回して関越に乗る。鶴ヶ島から圏央道。晴れ間が広がって来た。
たいした混雑も無く甲府盆地に入ると曇り。
八ヶ岳PAで休憩するも、山は見えず。
ナビに導かれて諏訪南IC。
そのまま桜平駐車場に向かうオフロード。

ガイドブックでは50台ほど駐車可。
一番奥まで行ったが、10台位が精一杯だし、登山口のゲートまで下ると云う事は、帰りは登り。
(写真A)ゲートを過ぎたら下り
戻ってゲートに近い場所に駐車する。
50台駐車可…とは、林道の脇も含めてだな。

ゲートを過ぎて下ったら、トイレ有り。

少し雨が降って来た。
途中車が上がって来た、なんとM浦さんが乗ってる。
オーレン小屋の迎えの車。
(写真B)夏沢鉱泉
ゆっくりと林道を登ると、夏沢鉱泉。
この先にさっきの車が停車。
ここから山道だ。

沢沿いの道を進むと、先ほどの車のM浦さん達と遭遇。
なんだか指差してると、思ったらカモシカだ。
残念ながら木の間で見えにくい。

後から追いついてきた小屋の2代目に聞く
と、「クロちゃんかな」
(写真C)苔の生えた渓谷沿いを進む
M浦さんと同乗の81歳の夫妻と前後して、オーレン小屋に到着です。

当初の予定では、東天狗岳を往復しようかと思っていたが、雨は上がったが、ガスは晴れず。

このまま小屋にいたら、持参の赤ワインを飲むしかないと思ってたら明るくなって来た。

それでは出発だ。
(写真D)オーレン小屋に到着
小屋の先を左に樹林帯を登る。
予想に反して紅葉は無く、単調な樹林の登りに母さんは「疲れる」の一言。

もう少しだからと箕冠山(みかぶりやま)着。
ここから下って、更に東天狗方面に行く元気も無く、夏沢峠経由で小屋に戻る。

時間つぶしに飲もうかと思ってたらH本さん達到着。
(写真)待望の夕食
H本さんは、ギターの練習に忙しいが、こちらは暇。
I谷さんとワインを傾ける。

食事は豪華。
ドンとキノコの天ぷら、馬刺し、ブドウ。
ご飯はキノコの炊き込み。
各テーブルには地酒。

1時間ほど経過して、H本さん達の登場だ。
(写真)先ずはH本さんのギター
更にS井さんのオカリナ。

今日の宿泊客は約60名ほど。
比較的若い人が多かったのでH本さんも歌の選定に困ったようだが、地酒を傾けながら聞き、歌ってくれたので楽しかった。

オカリナをエレクトーンに替え、更に歌は続く。
(写真)S井さんのオカリナ
最後はなぜか万歳三唱で終了。
当然、我々は部屋に帰って、飲み続けたのでした。

トイレに寄ったついでに外に出て見ると満月が顔を出していました。

よし! 明日は晴れだ。
…と、部屋に戻って熟睡した。
(写真)エレクトーンとギター
 翌早朝、あれっ! まだ山の上に 雲がかかってる。
とりあえず朝食だ。炊飯器が2つ並んでる。白いご飯とキノコの炊き込み。2種類出してくれるんだ。しかも、残ったとみたら「お握りにしてもらってもいいですよ」。早速ラップを貰って、炊き込みのお握りを作る。
徐々にガスが上がって行くのが分かる。

二日酔いで動きの鈍いI谷さん等を残し、荷物も軽くして硫黄岳を目指し、M浦さん・母さんと一緒に夏沢峠に向かう。

夏沢峠に着いたら、昨日は見えなかった硫黄岳が顔を出した。
M浦さんは本沢温泉から登って来る仲間と待ち合わせ。
(写真E)夏沢峠と硫黄岳
風当たりの少ない場所まで移動したら、すぐに登って来た。ここでおわかれ。
母さんと2人で硫黄岳に 。

風が強くて寒い。樹林を過ぎると風を遮る物が無い。
陽は当たり始めるが寒くて仕方ないので、一生懸命歩く。標高を上げるにつれ、色々な山が見えてきた。
(写真F)東天狗と西天狗を望む
東天狗と西天狗が見え、手前に青い屋根のヒュッテ夏沢、遠く北アルプスが見える。
槍ヶ岳・穂高…、右に鹿島槍の双耳峰が見える。

間近に、横岳・赤岳・阿弥陀岳、赤岳と阿弥陀の間は、権現岳だ。

あまりに寒いので、赤岳鉱泉に向かう道を下る。
(写真TOP)硫黄岳山頂、遙か北アも
最初は岩稜を下るが、すぐに歩きやすくなる。
程なく赤岩の頭。
ここで右に行くと、オーレン小屋だ。

樹林の中を下ってオーレン小屋に着くが、あれっ皆はどこに・・、10分ほどするとT永母登場。
夏沢峠方面に行ってたよう。
H本さん達は硫黄方面に行ったとか。
(写真G)阿弥陀岳と赤岩の頭
我々は、高速が混まないうちに下山して帰ろう。
桜平の駐車場に戻って、車を走らせる。

予定通り、混む前に東京に帰り着いた。
帰りは調布ICに出て大泉学園経由で帰宅。
(写真H)ナナカマドの紅葉がきれい
4月から家を新築して今日まで、登ったのは4月後半の景信山のみ。
足がなまって疲れたが、絶好の硫黄岳を楽しめた。しかも翌日から雨の一週間だ。
ラッキーでした。

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)