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2009年1月24日(土) 曇り時々晴れ  むう父さん&母さん、N井さん、I橋さん、K原さん
06:30ホテル発→06:45〜07:30博多駅→08:20〜25新飯塚駅→08:45〜09:19田川後藤寺駅→09:45〜48彦山駅→09:45神宮下→10:18〜21奉弊殿→11:14〜21玉屋神社→12:17〜40鬼杉→12:50大南神社→13:10材木石→13:56〜14:05英彦山南岳→14:18〜25英彦山中岳→14:35水場→15:32奉弊殿→15:35〜37神(ディウ)駅→15:45〜16:15花(フルール)駅→16:27銅鳥居→16:51しゃくなげ荘泊
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎一面の樹氷を楽しんだ英彦山

 天気予報通り、朝の博多周辺はうっすら雪化粧。TVの予報では今日一日中雪がちらつくとか。今日の山登りを考える前に朝食だ。駅のコインロッカーに余分な荷物を預け、筑紫口側の店で食事。先ずは福北ゆたか線で新飯塚駅に出る。
車窓からの九州の雪景色もいい。
なぜか、太陽が顔を出し、遠くの山が輝き始める。
天気予報外れたか。

新飯塚駅から後藤寺線に乗換。
1両のワンマンカー。
終点の田川後藤寺駅着。
日田彦山線乗換まで時間があるので、外に出て何故か…、たい焼き屋でコーヒー。
(写真)福北ゆたか線からの眺め
なんで「たい焼き屋」、良くこんな店を知ってるよな。

今度は2両のワンマンカー。
無人駅は前の車両しかドアが開かない。
なんと、彦山駅も無人駅だった。

外に出たらバスが止まっていた。
すぐに発車。1人200円。
(写真)彦山駅前の町バス
我等の他は3人ほど乗ってる。
神宮下で下車。トイレ有り。
土産物屋の人が店頭で雪かきしてる。

すぐに参道の石段に着く。
車で来た人が先を歩いている。

今日は雪の為か、歩く人の数は少ないようだ。長い石段を登る。
(写真A)参道の石段
昨日打ち合わせた、今日のコースは南岳コースから登りで、表参道正面コースを下る。

奉弊殿から更に石段を登るとすぐに右に行く道がある。
この先は誰も歩いてない。

玉屋神社までは、下り気味の巻き道だ。
(写真B)奉弊殿
玉屋神社に着く。
岩壁に張り付くように建っている。
休憩している間に雪が降ってきた。
少し下って沢を渡り、樹林の中の登りだ。

玉屋神社から先行する足跡が出てきた。
町バスを途中で降りた人がいたから、その人だな。
登り切ったら、次はどこへ…。
(写真C)岩壁の脇に建つ玉屋神社
ここから、ロープ伝いの急な下り。
足場が雪で見えない。
更に歩くと、岩陰にドンと云う感じで鬼杉が見えてきた。大きい、樹齢1200年。

休憩所の雪を払って、昼食とする。
しかし寒い。
寒いのに、ビール飲み始めた。
よせばいいのに…。
(写真D)鬼杉への下り
食事を済ませて出発。
道が二つに分かれる。どっちに行ってもいいようだ。大南神社経由で行くが、雪道歩きとしてはこっちの方が悪かった。

道が合流してからは我慢の登り。
岩ゴロゴロの道に雪が積もって歩きにくい。しかも急。
登るにつれて、樹氷がきれいだ。
(写真E)岩壁に建つ大南神社
柱状節理の材木岩を過ぎると、程見晴らしのある場所。
ここから岩の少ない道になるが雪の下に時折隠れる岩は滑りやすいので注意が必要。

時折現れる鎖場では、濡れた手袋が鎖に貼り付く。

また雲が出て来た。
青空なら樹氷がきれいなのに。
(写真F)樹氷の中の登り
最後の登りで南岳到着。
展望小屋が有るが、登り禁止。
祠の前で一休みして、中岳に向かって下る。

雪で滑りやすい斜面を下ると目の前に中岳が現れる。

大きな上宮が見える。
一面の樹氷がきれいだ。
(写真G)一面の樹氷になった
(写真H)時折現れる鎖場 (写真I)南岳山頂の祠
登り返すと中岳の上宮に着く。

誰かいるだろうと思ったが、誰もいない。
皆さん殆どが参道往復でサッサと帰ったんだろう。とにかく寒いしね。

我々もサッサと下る。今までのコースと比べると雪が積もっていても歩きやすい。
(写真J)中岳からの南岳
今日は麓に泊まるので、時間を気にせず歩けるのが楽。
所々鎖が現れるが、さすが表参道。

奉弊殿に到着後、スロープカーの駅に出る。
変わった格好。

すぐ出発の声に切符を買って乗車。
ゆっくりと出発。
(写真K)比較的歩きやすい参道
乗車員さんに聞くと、朝麓で-5度。昼も-4度で寒かったとの事。山頂は-7〜-8度くらいか。
それに風が加わるから寒い筈。

途中駅の花駅で降りるが、途中駅が終点。
もう1路線乗換らしい。

花駅は廃校を利用しており、コーヒー無料と云う事で、何杯も温かいコーヒーを飲む。
(写真L)スロープカー
ここから歩いて「しゃくなげ荘」へ向かう。

参道を歩いて銅鳥居に。後は車道を歩くのみ。

着いたしゃくなげ荘は日帰り湯もやっている。

我々は別館。5名を2名・3名のゆったり宿泊。早速温泉に入って温まる。
(写真M)銅鳥居
露天風呂や部屋から眺める景色は九州ではなく、群馬県の温泉にでも来た気分。

後は昨日と同じで、ビールで乾杯。
焼酎頼んで、日本酒頼んで、汗かいた分以上にカロリーを吸収したのでした。
(写真N)しゃくなげ荘着
2009年1月25日(日) 晴れ時々曇り
むう父さん&母さん、N井さん、I橋さん、K原さん

08:00朝食〜09:33町バス乗車→09:43〜45彦山駅→10:27〜13:03日田駅→14:05〜16久留米駅→14:58〜15:13博多駅→15:20〜17:30福岡空港→19:20〜50羽田空港→20:47長久保→21:00自宅着
翌日、朝一番の町バスに乗って彦山駅に向かう。
昨日と同じ2両編成で。日田に向かう。

帰りの時間を見るうち、近所にバスセンターが有るので様子を聞くと、都市高速が通行止めなので何時間かかるか不明。

じゃJRか、しかし1時間に1本だ。
(写真)彦山駅
時間を見て、町の見物に出る。
2名はリュックをコインロッカー。
後は背負って行く。

結構観光客いるなぁ。
しかも韓国人や中国人多い。

うろうろして食事をし、日田駅に戻る。
(写真)豆田地区を散策
特急も有ったが20分ほどしか変わらないので各停だ。

久留米乗換だが、久留米までは1両編成、ポカポカの車両で寝て久留米経由で博多着。
北に行くほど雪が多かった。

博多駅で皆と別れ今回の山旅は終了、結構満足でした。
(写真)日田〜久留米間、1両運転だ

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)