(写真TOP)
2009年1月23日(金) 曇り  むう父さん&母さん、N井さん
05:15自宅発→05:45長久保バス停→07:00〜08:30羽田空港→10:30〜11:00福岡空港→12:40〜45師吉公民館→12:55山道→13:18石切場跡→13:26アンテナ広場→13:30第1展望所→13:40可也神社→13:45山頂→13:47〜52展望所→14:14石切場→14:40師吉公民館→16:20博多市内→16:40ホテル着
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎玄界灘を望む博多近郊の可也山。

 休暇を取って、最近恒例になった九州の山登り。
目的は英彦山だが、前日にも、ひと山稼ごうと「可也山」に登った。「筑紫富士」または「糸島富士」と呼ばれる山。福岡空港に着いたら、大阪から参加のN井さんが既に待っていた。早速レンタカーを借りて出発。途中で博多ラーメンを食して、登山口に向かう。
雨粒がポツポツ降るような天気。
夕方からは雪の予報だ。
素早く登って下りてきたい。
風も強くて寒い。

登山口の師吉公民館には、トイレも有って、道路を挟んで駐車も出来る。

平日だから、車は止まってない。
(写真TOP)師吉公民館
車道を歩くと程なくミカン畑で、そこから山道になるが、11/15〜3/15までは狩猟解禁で危険の標識有り。

畑の周囲には猪よけの電線も 張り巡らしてある。

溝状の道を歩くが、竹と雑木の道なので風を感じなかった。
(写真TOP)駐車場から可也山を望む
その後は比較的歩きやすい道になる。
樹林なので展望は無い。

登るうちに大きな岩が道の横に出てくる。花崗岩だ。

道も徐々に傾斜を増してくると階段歩きになった。登るにつれ、階段も見上げるとずっと続く状態に。
(写真A)溝状の地形を歩く
ヒョイと現れたのは、石切場跡。
ネットで調べると、可也山の花崗岩は石質が良く、黒田長政が日光東照宮の鳥居として献上したとある。

ノミの跡が残った大岩の前にはベンチも有る。

階段歩きを続けると、途中にテントが張ってあった。
(写真B)階段歩きが続く
人の気配無し。何だろう。
更に登るとアンテナ登場。
NHK等のアンテナで糸島って書いて有ったから、島向けのアンテナかと思ったが、帰って調べると、糸島半島だった。

アンテナ前の広場は眺望良好。

ここで階段歩きは終わり。
更に進むと第1展望所の案内板。
(写真C)石切場跡
ついでだから寄ってみる。アンテナの上部だ。山頂展望所まで800mの表示。

道も緩やかになり、歩きやすい。

廃屋の有る広場を過ぎると祠が有り、更に可也神社。
神社の裏手に、またアンテナ。
(写真D)第1展望所
少し下って登ると、小さな標識で三角点。
目立たない。三角点の先に山頂の標識。
眺め無し。

展望所まで100mの標識。
山頂を通過して展望所を目指す。

展望所に着く。幼稚園の登山記念の標識等立っている。
(写真E)可也神社 
おぉ、玄界灘か。
残念なのは、風が強くて寒いのと陽が出てない点。

こりゃ、風も無くて太陽が顔を出したら天国だね。しかも眺め良好。

「玄武岩板状節理ワシ穴」の標識が有ったので下りてみました。えぐれたようなのが「ワシ穴」か。
(写真F)可也山の山頂 

とにかく寒いので、長居は無用。
しかも西の方は真っ暗。天気悪そう。

案内板には対馬も見えるように書いてある。

下りは往路を戻る。
降られなくてよかった。
 
(写真G)展望所  
下山して大きなイオンの脇に地元の物産店有り、寄ってみる。魚が一杯しかも安い。
1人3パックまで調理OK。
残念だな。持って帰れないし。

博多市内に戻ってレンタカー返却。
ガソリン満タンにしたら300円ちょっとだった。
(写真G)展望所から玄界灘 
ホテルにチェックイン、今回は法華クラブ。
18時過ぎに「十徳や」筑紫口店で待ち合わせ。いつもの宴会で、九州の初日は終了。

目的の「胡麻サバ」は期待外れだったが「アンデス塩辛」は驚き。アンデス=ジャガイモと塩辛最高。
当然呼子のイカも食しました。
(写真)アンデス塩辛
可也山は万葉に歌われた山だった。
 草枕 旅を苦しみ 恋ひ居れば 可也の山辺に さ雄鹿鳴くも
大判官の壬生使主宇太麻呂
(みぶのおみうたまろ)だって。

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)