(写真TOP)
2008年1月19日(土) 晴れ後曇り
I橋さん、K原さん、Y崎さん、N井さん、むう父さん&むう母さん
06:50ホテル発→07:00〜30博多駅→10:00〜20長者原→09:17〜20大曲登山口→12:00〜05標高1500m地点→13:05〜30星生山→14:00〜10久住分かれ→14:45〜55久住山→15:20下山口→16:30法華院温泉泊
2008年1月20日(日) 
08:30法華院温泉発→09:25〜30諏蛾守越→09:53林道→10:50〜11:15長者原→夢吊り橋→12:00〜13:25九重町役場「見晴らしの湯」→15:05〜16:00博多駅→16:20〜18:45福岡空港→20:15〜50羽田空港→22:00〜10大泉学園→22:25自宅着
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎冬の久住を満喫した温泉三昧
 打ち合わせた予定通りホテルを出発。博多駅筑紫口に出る。
昨日の話では、筑紫口を出て左側のビルに安い定食屋が有るとか。おぉ、早速朝定食500円の店、まだ有った。今度は寿司屋で朝定食有り。ここでK原さん登場。早速朝食、頼まなくても1種類だから出て来る。I橋さんは我々の食事中に現れる。寝坊だな…。
Y崎さんも登場し、2台の車に分乗。
天気を心配したが、高速を走るにつれ快晴に。
日陰に雪がうっすら残る道を走り、長者原着。

今日のコースは大曲からの新道を使って星生山に直登するコースだ。

明日は雪の予想なので、大曲に駐車すると凍る可能性大。長者原から歩く事にする。
(写真A)長者原からの連山
時折遊歩道に入りながら、車道沿いに歩く。
バスとか結構走っているので、油断ならない。
大曲に着く手前で暑くなったので衣服の調節。

大曲に10台程の駐車スペース有り、そのまま道を進むと、標識も無い新道だ。こりゃ判らないな。

しかもいきなりの直登コース。
(写真B)三俣山が大きい
急登で雪は有るし、滑る。
木につかまりながら、靴を蹴りこみ登り続ける。
登るにつれ木が笹に変わる。
笹の根が出て、これまた滑る。

急な直登だけあって、振り返ると歓声を上げたくなる。
長者原があんなに遠くに見える。
昨日の雨がこっちにも来たのか霧氷になってる。
(写真C)大曲新道入口
(写真D)振り返ると最高の景色 (写真E)星生山を目指す
昨日は強風に乗って雪が降ったらしく、岩にも雪が張り付いて海老のシッポ状態だ。

牧ノ戸からのコースが低く見えて来たら、最後の登りで、星生山の台地に到着。

久住山が見える。
最後の緩やかな登りを終えると星生山。

ここで昼食とする。
薄雲が広がり始め、寒い。
(写真F)海老のシッポ
(写真G)三俣山と硫黄山の噴煙 (写真H)久住分かれと久住山
久住分かれに向けて下山。
足元に気をつけながら下る。
久住分かれにバイオトイレが有るが、閉鎖中。

久住山に向かって登り始める。
ここも我慢の登りだ。
振り返ると三俣山や中岳が、姿を変えながら見える。
稜線に出ると阿蘇山だ。時間も遅いので、中岳を諦め、法華院温泉に下る。
(写真I)三俣山をバックに
久住山から稲星山方面に下山。
凍った所を選ばないと、足元がドロドロになるコース。
稲星山・中岳の鞍部に有る草原を進み、坊ヶツルに直接下山します。

下山コースは雪が残っているので、注意が必要。
飽きて来た頃、やっと法華院が下に見える。
あれっ、撮影してるよ。
(写真J)中岳(左)と大船(奥)
この寒いのに物好きがいる。しかも本格的。
NHK大分だった。
法華院温泉に泊まる人を撮影してるんだって。

法華院温泉は以前1975年に泊。
33年振りだ、立派になってる。
あまり宿泊客はいないようだ。

一泊二食で8500円、夕食6時、朝食は7時から。
早速温泉に入る。
(写真K)三俣山と法華院温泉
体が冷えていたので、温泉の湯が結構熱く感じる。
ゆっくり体を温めて食事。

部屋に戻って飲むのかと思ったら、皆さん寝てるよ。
灯油高の中、廊下で一晩中ストーブをつけて頂いたので朝起きたら、部屋より廊下の方が温かかったくらいだ。

翌日の天気予報は雪。
(写真)法華院温泉の夕食
朝目覚め、寒いので即温泉。
夜中に雪が積もったようだが、今は雨が降ってる。
残念。三俣山に登ってから帰る予定が、あきらめだ。

朝食を食べて、出発ものんびりと8時半にする。
帰路は九州自然歩道経由だと足元がぐちょぐちょになりそうなので、諏蛾守越経由。
(写真)法華院温泉の朝食
雨具に身を包み、NHKさんに撮影されながら出発。

雪が残っているし、雪が雨を含んでじゅくじゅく。
滑る。

先ずは200m近い標高差の登りだ。
最初は沢沿いに登る。

コースは樹林帯に入るが、岩がゴロゴロで歩きにくい。
(写真K)撮影されながら出発
40分近く登って、やっと平地に出る。
昨日上から眺めた時は雪が無かったが、真っ白。
上部はガスに包まれている。

ここからは、しばし足元に注意することなく、のんびりと歩ける。先行パーティーが岩陰で雨よけしてるが、そのまま諏蛾守越に向かって、再度岩ゴロゴロ道を登る。
(写真L)雨と雪で滑りそうな斜面
諏蛾守越の避難小屋で休憩し、更に道を下山。
目の前に林道が見えてきた。
ここでやっと歩きやすくなる。

途中長者原への道を分けるがドロドロになるって言われて、そのまま林道を下山。

雨の長者原着。大曲に駐車していれば、ずいぶん楽だった。後の祭りだ。
(写真M)右の鞍部が諏蛾守越
N井さんは17:25、我ら18:45福岡空港発なので時間たっぷり。先ずは夢の大吊り橋、観光客が大勢いる。

傘は使用出来ずに雨合羽購入だって。じゃ行かない。

九重町役場横の町営温泉に行く。
町外の人は300円。安い。
今日はバラの花が浮かんでた。
ぬるめの湯に浸かって温まる。
法華院温泉の弁当を食べ休憩。
(写真N)林道、一気に歩きやすくなる
高速に乗って博多駅着。

時間もあるので、今度は九州ではなく、アルプスに登る計画を考える。

福岡空港で土産を買い、羽田からバス乗車。
日曜日はバスが狙い目だ。

電車なら2時間はかかるのに1時間ちょっとで着いた。
(写真O)麓はすっかり雪も無し
・2泊3日の九州の山旅、1日目は北九州の貫山、2〜3日目は久住とフルに山を満喫出来ました。同行して頂いた九州の方々。大変お世話になりました。

・法華院温泉:長者原から登り始める時に、予約確認の意味で電話必須。
        今回個室を2部屋取ったが、宿泊費は変わらなかった。
        日帰りで来る人が多いので客は少ないのか、確かに麓の温泉付き民宿は
        同値段で料理はすごかった。

・HISツアー:今回もHISツアーだったが、1人1000円のタクシー券がおまけ。
       いつもは使わないが、今回店でタクシー会社を指定して呼んでもらい、
       しっかり使った。ホテルまで1100円だったので、支払ったのは100円。

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)