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2008年1月18日(金) 曇り後晴れ
むう父さん&むう母さん、N井さん
06:20自宅発→06:45長久保→08:00〜09:40羽田空港→11:45〜12:10福岡空港→13:10〜20吹上峠駐車場→13:50大平山→14:25四方台→14:50〜55貫山→15:10四方台→15:25中峠→15:40茶ヶ床園地→16:15車道→16:20〜30駐車場→18:00レンタカー返却→18:10ホテル
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎北九州のカルスト台地の山、貫山
(712m)
 九州の山に行こうと九州在のI橋さんに相談すると、冬の九重に行く事になった。
金曜に休みを取って、ついでにもうひと山稼ごうと、奈良県在のN井さんと福岡空港で待ちあわせ。レンタカーを借りて北九州まで走り、カルスト台地の平尾台にある貫山に登って来ました。
レンタカーを借りて福岡ICから高速に乗る。
曇っていたが、徐々にだが晴れて来る。
さすが晴れ女。

小倉南IC下車、カーナビに導かれて平尾台方面に。
どこに車を止めようかと思ったら、駐車場が右側の台地に有った。トイレも完備。

準備をして出発。晴れてきたし、傘は置いていく。
階段を下りて渡ると、私有地に付き立入禁止標示。
(写真A)駐車場で
10m先の遊歩道をご利用下さいとの標示。
仰せに従い遊歩道を進む。

枯れ草の間に黒く見える帯。
防火帯にして有るのか。
以前登った、足立山の稜線も防火帯が有った。
まるでスキー場を登る感覚。

ジグザグを切るコースと直登のコース有り。
直登はいきなりの急登。
(写真A)遊歩道を歩き始める
登るにつれ、徐々に岩が現れる。
真っ白な石灰岩がモコモコ。
登り切ったら大平山かと思ったら、まだ尾根の一部。

色々な形をした石灰岩の中を更に登る。
大平山は標識無し。

この辺りから眺める風景を羊群原と呼ぶようだ、石灰岩の石塔が羊の群れが牧場の中にいる感じ。
(写真B)登ったコースを振り返る
この頃から北側から怪しい雲が迫って来た。
雪雲だなあれ。

北側方面は日本海が見える。
向こうの陸地は山口だね。

大平山を越えると貫山が見える。
平日の午後なので人は少ない。
登る途中で2人下りて来たのと、四方台への途中で一人会ったのみだった。
相変わらずの防火帯の道。
(写真C)貫山を望む
とうとう雪雲が来た。
アラレのような細かい雪がザアッっと降ってくる。
気温も一気に下がった。
そうか、この辺は日本海側だった。

10〜15分くらいだったが、地面がみるみる白くなる感じだった。

この先の四方台への登りが目の前に迫ってきた。
結構登り返すんだ。
(写真D)雪が降ってきた
ここは登りがいがあった。
登ったら眺めが開ける事を期待して登ったが、期待に添う眺めに出会えた。

今度は瀬戸内海が見える。
海岸線がスッと伸びた向こうは国東半島だ。
残念ながら雪雲のおかげで陽が当たらなくなったので、すっきり見えない。
(写真E)四方台の登り
またまた広い防火帯を歩き、一度林道を横切って、防火帯を登る。右側に瀬戸内海が見える。

ここら辺は雲ってるのに、下界は晴れだ。
山口側も晴れの模様。

きれいな瀬戸内海の眺めに、母さんはご機嫌。
防火帯を登り続けて頂上着。

日本海側も見えるか、期待したが、頂上は雪雲の境目で見えず。
(写真F)途中から瀬戸内海を望む
四方台まで来た道を戻り、稜線を南に進む。
周囲一面は平尾台の草原だ。
こりゃ、春先や秋は最高だな。

狭いながらも舗装された遊歩道を進むと、茶ヶ床園地に着いた。

色々道が分かれている。
吹上峠に向かう道を進む。
3月2日に野焼きがあるようだ。
(写真G)中峠に向かって下山
歩くうちに砂利道になるが、歩きやすい道だ。
程なく道は草に覆われてきた。
あまり歩かれてないのかな。

途中の分岐で峠方向に進むが、大根の植えてある畑に出たら、とうとう行き詰まった。

戻って下山するが、赤土混じりの斜面で、靴底に赤土がくっつく。
(写真H)茶ヶ床園地方面を振り返る
下山口には柵、道路に出たら路面が濡れていた、結構降ったらしい。

靴底の赤土で、道路に足跡がぺたぺた残る。
レンタカーの床汚れてしまうな。

小倉南ICから、博多市内へは都市高速に乗って、判らぬままぐるぐる回って無事博多着。
ホテルにチェックイン。

途中結構雨が降っていた。
(写真I)下山口の柵
飲み会は、西鉄平尾駅そばの「壱州美や」(いずみや)。
遅れそうなので、タクシー乗車。
店で博多名物「ごまさば」、仕上げは「あら鍋」具材はなんと「クエ」、あら鍋のあらはクエだそうな、翌日の打合せをしてホテルに帰る。

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)