(写真TOP)
2007年7月27日(金) 曇りのち晴れ
S藤さん、F川さん、T田さん、Y浦さん、むう父さん
17:20会社発→18:20東京駅発高速バス→20:45富士宮駅→22:30〜50新五合目→23:08〜15新六合目→
2007年7月28日(土) 晴れ
00:00〜15新七合目→00:47〜58元祖七合目→01:42〜55八合目→02:40〜50九合目→03:30九合五勺→04:23〜28頂上浅間大社→04:40〜05:00剣ヶ峰→06:07〜49頂上浅間大社→07:10九合五勺→07:32〜45九合目→08:15〜20八合目→08:47〜54元祖七合目→09:16〜23新七合目→09:50新六合目→10:06〜10:35新五合目→11:03富士山スカイライン出口→12:20富士宮営業所→12:40〜13:40民宿中京→14:00〜15:00富士宮焼きそば「すぎ本」〜居酒屋
2007年7月29日(日) 晴れ
09:20富士宮営業所発高速バス→11:50東京駅→13:05自宅着
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎仮眠なしの富士登山はおまけ付き
 日本人だから一度は登りたい…約1名の言葉から始まった富士山。むう父さんは別に登りたくなかったが、どちらも酒を飲んでの勢いであった。総勢5名の登山隊が出来上がった。
大阪からのツアーに2年連続で参加、どちらも吉田口だったから、今度は富士宮口からの往復にしよう。富士宮、そう言えばD社は富士宮だ。E藤社長に黙って行ったら、後で何を言われるか…、一声相談したら、登山口までの送迎OK。しかも富士宮行きの高速バスを教えてもらったし、自宅近所の民宿まで予約してもらった。 感謝、感謝!
会社定時にパソコンを閉じ、着替えに走る。
持ち物の殆どは、少しずつ運搬。
当日はリュックに雨具を詰めての出社。

電車で東京駅のバス乗り場着。切符購入に列、驚き。
予約だったが変更有りなので窓口でしか買えない。

あせったが、お弁当を買って、なんとか乗車。
(写真A)新五合目登山口の案内図
メンバーにはアルコール厳禁と云ってあった。
弁当の脇にビールを置いてあるのは、いけない。
思わず手が出て買ってしまった。

乗り込んで早速弁当&ビール。
その後眠りにつく。
放送が有ってバスが停まる。
着いたかと思いきや、足柄SAで10分間休憩。
あっと言う間に富士宮駅に着いた。
E藤社長のお出迎え。
(写真B)新六合目
富士山本宮浅間大社に無事を祈願して、E藤社長の事務所に荷物を置かせてもらい、富士宮新五合目まで送って頂く。

俺もちょっとだけ登ろうかな。と、云っていたが登山口手前でストップ。駐車規制中。
登山客を下ろすだけ、と云う理由で新五合目登山口着。

E藤社長の、ちょっと歩きは実現せず。

体を慣らすため、しばし休憩後出発。
(写真C)八合目手前で
周囲の人が厚着だったので、心配していたが、我らも厚着。むう父さんのみTシャツ1枚。

ゆっくりと歩き始める。

焼酎の最初の一杯は薄めから、同じく山歩きの最初もゆっくり。

新六合までは短めだが、皆さん汗だくだ。
ここで衣類調節。

吉田口に比べて格段に人が少ない気がする。
(写真D)疲れて、Vサインのみ
麓からガスの中を走ってきたが、登っていても、時折ガスの濃度が濃くなる。

高度が上がって来たら、雲の上に出た。
お月様も顔をだす。30日が満月だから十三夜か。

登るにつれ、F川さんの息づかいが極端に荒くなる。
言い出しっぺだったが、当初からこりゃ絶対に登れないと、思っていた。やっぱり。
(写真E)九合目の鳥居
どこで下ろそうか、思案した。
具合が悪くなったら、各自判断で下山するよう指導。
八合目がポイントだったが、根性で付いてきた。

もう限界かと思ったら、マラソン男のS藤さんの調子もおかしい。
それで奮起したか息づかい最悪のまま九合目。

この後、奇跡が起こる。
なんと、ご来光渋滞の始まりだ。
(写真F)富士宮口頂上、右上が剣ヶ峰
数m進んで数分停まる。
こりゃ、ご来光に間に合わないぞ。
周囲で同様の声が聞こえる。

富士宮コース上部は山陰でご来光が見えないポイント。

だが、数m進んで数分停まるが、調子の悪二人には絶好の休憩になった。

なんとか富士宮口頂上浅間大社着。

早速ご来光が見えるポイントを探すが、結構な人だかり。見えても前に2〜3人の人。
(写真TOP)剣ヶ峰から、ご来光を眺める
この場所を諦めて剣ヶ峰に向かう。
早速のブーイング。
なだめすかして移動、だが剣ヶ峰に続く斜面は、馬の背と呼ばれる急登。これは黙っていた。

案の定、悪戦苦闘で登って来る。

特にへろへろの2人組は我慢の一文字のみ。
間に合わないかと思ったが、雲海が奇跡を起こした。

雲海のおかげで日の出時間が遅れた。
(写真G)雲海に映る影富士
全員が揃ったところで日の出。
しかも、剣ヶ峰は人が少ない。ほぼご来光を独占。

しかも、お鉢にガスが入って来たら、ガスが一気に赤く染まる。最高の出来映えだ。

続いて影富士を見に、お鉢を少し進む。
すぐに残雪が現れる。

ガスのおかげで影富士は、くっきりと云うようにはいかなかった。ここで、へろへろ組は戻り、3人でお鉢周り続行。
(写真H)極真の蹴りを披露する
ガスが晴れ始めたら、極真男が空手胴着になり、型と蹴りを富士山に奉納する。
奉納と云うより単に目立ちたい一心か。

吉田口に着くと、続々と登って来る。
こっちは登りながらご来光が見えるし、道幅も広い。
しかも下山コース別だから楽。

お鉢を一周して、富士宮口に戻る。
800円のカップラーメンを食べた二人が待っていた。
(写真H)お鉢の斜面に自分達の影が映る
買い置きの朝食を食べ、写真を撮ってから下山開始。
同じ道を下るのだが、難関だ。
道が狭いうえに、続々と登ってる。
登り優先だから道を譲ると、下山のスピードがダウン。

しかも、下山のスピードが極端に遅いパーティーも。
ストレスたまる。

しまった、御殿場口を下りてれば…仕方なし。
(写真F)また空手のパフォーマンス
砂地に出ると、用意したスパッツが効果を発揮する。
しかし、下っても下っても、下から誰かが登ってくる。
この時間から登って、どうするの。しかも暑いし。

長い下りを終え、新五合目着。

お迎えのE藤さんから、電話。
三合目で大渋滞、車動かず。
路線バスを使えとの指示。
(写真F)鳥居をくぐって下山開始
時間を調べに行った連中が戻り、バスを待たせてあるから、急いで。新富士行きバスに急いで乗車。

出発して、唖然。延々と続く路肩駐車。
とにかく一般車をストップさせないと、駐車した車でバスと一般車がすれ違えない。

こんな下に車停めたら、五合目まで登るのも大変だ。
なんとかE藤さんの車に乗り換え、Y浦さんを高速バスに乗せる。
(写真C)八合目付近からの宝永山
民宿に寄ってもらい、取りあえず風呂だ。
富士山の砂埃を洗う。

また迎えに来て貰い、富士宮の名物焼きそばを食す。
店名は「すぎ本」、喉を潤し、お好み焼きを食べ、富士宮焼きそばだ。硬めの麺。

普通は焼いてくれるのだが、E藤さんが焼いてくれる。旨い! 飲みにだけ来る約1名を駅に迎える。
(写真)ソースをかける前の焼きそば
うちの前の居酒屋予約してある。…って、どうするかなぁ、民宿で昼寝すると起きられない。

じゃ、うちの庭で飲むか…で、決まり。
ビール、酎ハイを仕入れて、広い芝生に陣取ってワイワイ。ご迷惑をおかけしました。

居酒屋で仕上げの騒ぎをして、民宿旅館着。
サッカーを見る2人を残し、後は大イビキだった。
(写真)ヤキソバエクスプレス
朝食を食べて、再度E藤社長に高速バスの乗り場まで送って頂く。ヤキソバエクスプレス号だ。
片道2500円、往復4700円。

渋滞を懸念したが予定より早く東京駅着。

接続良く、13時過ぎに自宅着。
その後、いきなりの雷雨になった。ついてるなぁ。
(写真)横から見たヤキソバエクスプレス
※教訓
 ・タバコ:へろへろ組2人は共に喫煙家(愛煙家)、吸わない人の勝ち。
 ・下山:富士宮口は道が狭くすれ違い注意。下山は御殿場か吉田有利。

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)