(写真TOP)
2007年6月9日(土) 晴れ
むう父さん&むう母さん
06:22鹿児島東急ホテル発→07:44〜55高千穂河原駐車場→08:55中岳→09:12〜19中岳・新燃岳鞍部→09:32新燃岳→09:50縦走下山口→10:16獅子戸岳→10:21〜33休憩→11:42〜12:20休憩→12:40〜48韓国岳→13:24えびの高原分岐→13:34大浪池お鉢→14:10大浪池→14:36〜45大浪池登山口駐車場→15:05登山口温泉着
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎中岳・新燃岳・獅子戸岳・韓国岳縦走
 8日の金曜日に休暇を取って鹿児島空港に飛ぶ。10:35発のJAL。鹿児島空港に12:30着。レンタカーを借り受けて知覧に向けて出発。往復飛行機代+宿泊一拍付き+レンタカーのセットは、HIS。
知覧で武家屋敷と特攻平和会館見学後、鹿児島東急ホテルチェックイン。部屋のカーテンを開けると桜島が目の前だが、黄砂の影響で霞んでる。
タクシーで天文館の繁華街に出て食事。
翌早朝、高千穂河原に向けて出発。前日から登山口に入っている仲間と連絡を取り、出発時間を逆算。仲間は大浪池から、我らは高千穂河原からそれぞれ出発して、途中で車のキーを交換する予定。
高速に乗って鹿児島空港ICで下り、車を走らせる。
天気は良いが、やはり霞んでいる。
途中のコンビニで朝食&昼食ゲット。

高千穂河原に到着するが、係員がおらずフリーパス。
山登りの準備中に係員出現。
410円の駐車場代を徴収。

車が続々と来る。トイレを済ませて出発。
(写真A)登り始めは石の敷き詰め道
(写真B)中岳を目指して歩く (写真B)振り返ると高千穂峰が大きい
大鳥居の前を左に、先ず中岳めざして歩き始める。
樹林帯を過ぎ、灌木帯になる。
一気に眺めが良くなった。

目指す中岳、振り返ると高千穂峰。
ミヤマキリシマの花もチラホラ。

風も爽やかで、歩きにも調子が出てきた。
なだらかなコースを散歩気分で歩く。
(写真C)中岳への最後は急登
(写真D)中岳から新燃岳と韓国岳 (写真D)ミヤマキリシマと高千穂峰
徐々に傾斜はきつくなる。
上部の標高差100mほどは我慢の登り。

景色が良いのと、爽やかな風で疲れが吹き飛ぶ感じ。
最後の登りを終えると、だだっ広い中岳。
お鉢の向こうに新燃岳。
新燃岳の上にちょこんと韓国岳。遠い。

振り返ると相変わらずの高千穂峰。
(写真D)中岳から新燃岳を目指す

周囲にはミヤマキリシマが咲いてる。これは絶景。
ミヤマキリシマの間をのんびりと歩く。
まるで天空の散歩道。

中岳と新燃岳の鞍部で朝食。
お腹にエネルギーを貯めて、新燃岳の登りに備える

鞍部から頂上までは、木の階段が延々と続くが、風が吹き抜けて気持ちよい。
(写真E)新燃岳への途中から振り返る
梅雨の合間の晴れ.。陽射しが強くて汗が噴き出す。
我慢して登った、新燃岳からお鉢をのぞき混むとコバルトブルーの池。
その向こうには遠い距離に韓国岳。

お鉢の周囲に咲く、ミヤマキリシマを堪能しながらお鉢を半周する。

相変わらず高千穂峰がきれい。
(写真F)新燃岳頂上から
新燃岳付近のミヤマキリシマは、今が丁度良い。

お鉢からの下山口で休もうかと思ったが、そのまま獅子戸岳に向かって下山を開始。

ゴロゴロの石の間を下る。

仲間とはどこで会うかな?
(写真F)新燃岳のお鉢と韓国岳
ボチボチ韓国岳方面からの人が増えてきた。
獅子戸岳に登って、その先かな?

鞍部から獅子戸岳への急登が始まる。

太陽も結構高くなってきたので、登りに陽射しが加わってきつい。

振り返ると単なる丘のようだった、新燃のお鉢が徐々に大きくなる。
(写真G)ミヤマキリシマと高千穂峰
登り切った先が獅子戸岳の山頂だ。
山頂にはミヤマキリシマの群落。
但し、眺めは無し。

狭いミヤマキリシマの間の道を進む。
小枝で引っかかって痛い。
体を横にしてすり抜ける。

途中、韓国岳がきれいに望める場所で休憩。
韓国岳の登りがきつそうだ。
(写真H)獅子戸岳をめざして下る
すぐに樹林帯に入って眺めがなくなる。
風もなくなって暑い。

前方から大勢の登山者が下りてくる
狭い道をすれ違う。
いつ仲間と会うかな?

また違った、また違った。あれ、遅いなあ。

そうする間に登りは徐々にきつくなる。
本格的な登りになり、暑さも加わってバテてくる。
(写真I)最後の大きな登り、韓国岳
灌木の登りになると直射日光がきびしい。
振り返るとさっきまで大きかった高千穂峰が遠い。

しかし仲間と会わないなあ。
…と思っていたらやっと会えた。早いなの声。

今さっき韓国岳を下山したらしい。
ではこの辺りは頂上間際?

再会して昼食とする。
のんびり休んで、車のキーを交換して、駐車した場所も情報交換。
(写真TOP)韓国岳への登りで
のんびり休んで、仲間と分かれて頂上を目指す。
確かに少し登ったら、傾斜が少なくなり韓国岳のお鉢だった。頂上には一杯の人。

お鉢を周回して頂上に着く。

なんでこんなに人がいるの? って感じ。

えびの高原からの往復コースから続々と登ってくる。
太陽が高くなって霞がひどくなってきた。
のんびり下山しよう。
(写真J)仲間の下山を見送る
(写真K)お鉢の中をのぞき込む (写真K)韓国岳の山頂
下山は大浪池経由。
仲間からの情報では、木の階段がずっと続く。
それでは下山しやすいかな。

大浪池方面への下山者は少ない。
いきなりのザレ場。

木の階段も出てくるが、崩壊してる。

火山だから溶岩の赤茶けた斜面を、滑りそうになりながら下る。そのうち、木の階段が出て来る。
(写真K)山頂から縦走コースを見る
段差が大きく狭い階段。よくこんな階段登って来たな。
しかも段差は一定していない。急な下りだ。

振り返ると韓国岳が高く見える。
ちょっと登りたくならないコースだ。

どんどん下って樹林に入ると、風が途絶えて暑くなる。
やっと下りきり、ホッとする。

大浪池の周回コースは右に。程なく登り始める。
 
(写真K)大浪池を目指して下山
一気に下った後の、樹林の暑い登りは応える。
石が出た登りを登りきると、脇道有り。
のぞくと大浪池が眼下に見える。

大浪池のお鉢を半周する。

最初は樹林で眺めがないが、ベンチが出てくる辺りから眺め良好。えびの高原や韓国岳がきれい。

お鉢の一番低い場所が下山口らしい。
下山口に来ると結構人がいる。
(写真L)木の階段を延々と下りる
大浪登山口から、ここまで往復する人がいるんだ。
女の子のグループが地図を見て、かんこく岳って云ってたから、からくにだよって教えてあげた。
確かに普通に読んだらそうだね。

ここからは石段と石畳の道。
下りに飽きて来た頃、やっと登山口。
ゾウリに履き替えて車中に。
キーを刺す所が無い、キーも無い。
最新型だったんだ!
(写真M)大浪池と韓国岳
エンジンをかけるのに手間取ったが、やっとエンジンもかかって一安心。霧島神宮のそばに有る登山口温泉(民宿)着。硫黄のお風呂に入って汗を流す。仲間は遅そうなので霧島神宮の散歩。お土産屋などをのぞくが、飽きて部屋でのんびり。17時半頃に仲間達帰着。
夕食は遅くまで大騒ぎ。結構周囲の人に迷惑をかけたかも。

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)