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2006年9月10日(日)  曇り時々晴れ  むう父さん&むう母さん
07:05自宅発→07:13外環大泉→07:23浦和→08:20鹿沼IC→09:15〜30登山口→09:55休憩所→10:20休憩所→11:03東剣ノ峰→11:13西剣ノ峰→11:30〜35石裂山→11:52〜12:10月山→13:01〜06休憩所→13:22〜28駐車場→14:03鹿沼IC→15:07浦和→15:22外環大泉→15:45自宅着
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎思わぬ夏日と思わぬ急登にヘロヘロの石裂山

 計画では土曜日に登る予定だったが、天気が思わしくなかったので日曜に。土曜は沖縄に遊びに行く、むう嬢さんを駅まで送る。 
さぁて翌朝、むう母さんが今日は暑くなるってさ。天気はどんより+霞み。まっ、しょうがないけど行くか! 今日は嬢さんのETCカードを使ってみる。前回ICから乗る際に書き込み不良だったので、機械がダメか、カードがダメか確認してみる。外環は乗った証明書取得の為に現金支払いで、浦和本線でETCで通過。おぉ、大丈夫だった。一安心。
助手席で眠る母さんを横目に見て、鹿沼ICで下り、新鹿沼方面に進む。
嬢さんの車ならナビ付きだが、今日はセレナ。
しかも持参の地図は古い。
途中で道を間違え、やっと正規の道に。
田舎道を25kmほど突っ走り、石裂へ。

細い林道を進むと神社脇の駐車場。
すれ違いが困難な道で、前から車。
なんとか20m程バックし道を譲る。
座席を見ると山道具。
(写真A)加蘇山神社の石段を登る
もう下山、早いなぁ。と、思った…。

山登りの準備中にタクシーが2台。
その後にもう1台。最後の1台がさっきの車だった。

なんだ、待ちあわせだったか。

鎖場&ハシゴコースも有るし、サッサと行こうと、思ったが…。登山口を横目に加蘇山神社に行く。

サッサと行くつもりが、サッサと抜かれてしまった。
(写真B)ほどなく現れた清滝
石段を戻るのかと思いきや、脇に道があった。
登山口の先に出られた。

じっとり蒸した道を進むと清滝。

風も無く、汗だけがどんどん浮いてくるような感じだ。
程なく、東屋風の休憩所、さっきの人達が休憩中。
先に失礼する。
すぐに道は二分、左が石裂山への道。
下山者1名あり、ドロドロって感じ。
嫌な予感がした。
(写真C)突然現れた千本かつら
突然出て来たのが千本かつら。
推定樹齢1000年の、2本の桂の木から出来ていて不思議な雰囲気。

急な道を大汗をかきながら登る。
汗がこれでもかと噴き出す。
またまた休憩所、一安心したが後続が来たので通過。

目の前にはハシゴと鎖場が現れる。
おぉ、これが石裂山名物の鎖場か。
…と、思ったのは甘かった。
(写真D)我慢の登りが続く
鎖を両手に掴んで登ると結構登りやすい。
更にハシゴの連続が見える。こりゃ凄い!

…と、思ったら、石裂山へは巻き道だ。
あれっ、ハシゴは奥の宮へ行くハシゴ?。
登ったらハシゴを再度下りてくるよう。

冗談じゃない、晴れて乾いていたら良い気分かもしれないが今日の足元は濡れて滑る。

奥の宮には寄らずに石裂山を目指して先ずは巻く。
(写真E)鎖場を登る
次いで現れたのは、木の根が張った急斜面。
道とは思えない。下ばかり見ていると、汗が垂れてめがねを曇らせる。
息を整えながらゆっくり登って行く。

ハシゴ有り、橋が有り、なんだこれは。

前方に登山者、あれっ何で。
コースは左に折れ曲がる。
どうもコースを誤った模様。
女性3人であった。

稜線に出るまでは、大汗をかき続ける道だった。
(写真F)急な、本当に急な道を登る
尾根筋に出て一安心。
しかも少し、風が出て気持ちよい。
核心部も終わりかと思うよ。

東剣ノ峰を過ぎたら、何とハシゴの大下り。
金属製だからまだ良かったが、何本も角度を変えて、つながって大変。しかもまた登りか。

0.4kmって書いて有ったが続いて西剣ノ峰。
30m先に展望台だって。
少し行ったら石裂山が望まれるが、展望台ってまだ先か。冗談じゃない先を急ごう。
(写真G)木の根の張ったコース
またまたハシゴを下って、また急な登りが目の前に見える。甘く見るものじゃない。

へろへろになって辿り着いた石裂山。

眺めは霞みと上部は雲の中で無し。

この先の月山は更にちょっと標高が高いので、月山に行ってから食事にする。

まだまだハシゴ&鎖が一杯あるのかと、思ったがこの先は殆ど無かった。
(写真H)ハシゴが続く道
今までと違って歩きやすいコース。
しかし、時々の急登で苦しめられる。
鳥居と社が有る山頂で食事とする。

こんな大汗をかく時に限って、塩分補給用の梅干しを忘れるなんて…。反省しきりだ。

下山も安心できない。
濡れた岩に濡れた木の根、滑る要素が満載の道は荒れている。
ただ、途中に有った沢には助かった。
絞れるほどのタオルを洗って生き返る。
(写真I)石裂山の山頂
最初の休憩所に戻って一安心。
帰りに温泉でも寄るような余裕は無くなった。

風呂になんか入ったら眠くなってしまう、早々に帰る。

夏を外して寒い乾燥した時期にでも来たらひょっとして楽しめるかも。

しかし、むう母さんはもう来なくても構わない様子。
まぁ大汗のかきすぎでした。

夕食は塩分が多めのつまみで、今回の山行は完了。
(写真J)下りも油断できない

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)