(写真TOP)
2005年9月17日(日) 晴れ  むう父さん
07:15自宅発→07:30〜35会社→07:50〜08:06広島駅→08:38〜40くれポートピア駅→08:52登山口の階段→09:10〜30蜂休憩→09:50〜55蛙岩→09:58天狗城山→10:00〜20蛙岩→10:42〜50中天狗山頂→11:13小屋浦峠分岐→11:20〜30小松尾山→11:33中国自然歩道→11:42水場→12:07登山口→12:27〜50小屋浦駅→13:15広島駅→13:30会社→13:50自宅着
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎蜘蛛の巣に悩まされた、サウナ登山
 7月の富士山以来山に行って無かったし、運動不足気味なので、三連休の初日、晴れたので早速山に行く。朝晩は涼しくなっても日中は暑いので、瀬戸内海からの風に吹かれて…を期待して呉線に乗車して、標高293mの天狗城山に向かう。
いつものように会社に車を止めて広島駅に歩く。
コンビニで飲み物を買って呉線に。
約30分でくれポートピア駅。
駅前はフェリー発着場もあるポートピアパーク。

線路沿いを呉方面に歩く。
最初の踏切を渡るとセーラー万年筆の工場。
工場に沿って歩くと広島呉道路の下を通過。
すぐ天狗城山登山案内板があった。
(写真A)くれポートピア駅前
案内板付近は呉道路の天応西IC。
鉄の階段から始まった山登りは、突然民家の前に。
おじいさんが扇風機の前でテレビを見てる。
間違ったかな?

脇に今度は石段が有る。これ?
とりあえず登り始めるが、両側から雑草が迫って来る。
嫌な予感的中。
いきなり顔にベトッ。蜘蛛の巣だ。
(写真B)天狗城山の登山は鉄の階段から
横の笹を折って、激しく振りながら蜘蛛の巣を払うが、弾性が有る為か一度では、顔にベタッの連続。
思わぬ事態で、歩みは一気に遅くなる。
しかも、後頭部に直射日光。
あわてて帽子とタオルを取り出す。

蜘蛛の巣と悪戦苦闘を繰り返すうち、やっと石段の幅が広くなる。…が、蜘蛛の巣は続く。
この山、登られてるのかな?
(写真B)今度は石段、蜘蛛の巣集中
そうか!
標高が低いから夏には登る人が少ないんだ。
気付くのが遅かった、この時点でもう大汗だ。

ふと振り返ると天応の町と瀬戸内海。
対岸には江田島が大きい。

ちょっと霞んでるな。
しかし、さっきまでは涼しかったのに。
もう暑くなり始めた。
しまった。ウチワを忘れた。
(写真C)振り返ると瀬戸内海と江田島
階段が無くなり岩が現れ始める。
ここでトラブル発生。
いきなり大きなスズメバチ登場。
一匹だけなので周囲に巣は無いと思うが…。
超危険。良く見ると昆虫を囓ってる。しばし休憩。

昆虫を囓って切ってるよう。
持ち運べる大きさになったら飛び去った。
この間約20分。急いで通過する。

奇岩登場、先ずパイン岩。次いで屏風岩…と、写真入り説明板あり。
(写真D)屏風岩と瀬戸内海
大岩の間を通ったりで、危険度は少ないが、もう少し風が欲しい。

奇岩と景色を楽しみながら歩きたいのだが、暑くてタオルは絞れそうなくらいだ。

蛙岩で海からの微風に当たったら、なんと数分で頂上。
しかも景色は望めない。
再度下りて蛙岩で涼みながら休憩する。
(写真D)顔に見える天狗岩
宇品のプリンスホテルから、似島、宮島、目の前に大きな江田島。
江田島の古鷹山がぴょこんと見え、呉ポートピアから、江田島の切串に、フェリーが向かうのも見える。

残念なのは少し霞んでいる事。

微風が吹いてるので、シャツも乾いてきたので、再び頂上に登り直す。
(写真TOP)蛙岩から江田島を望む
往路を戻らずに中天狗方面へ縦走。
少し下りたら岩場が有って反対側が眺められる。

中天狗まであんなに登る?
地図を良く見ると、中天狗は330m。
その先の小松尾山は380m。
そりゃそうだ。海から内陸に向けて、少しずつ高くなるんだから。
60mほど下って100mほど登る算段。
(写真TOP)天狗城山の頂上で
標高を少し下げると、またまた蜘蛛の巣が現れる。
枝を振りながら歩く。
天狗城山より楽に中天狗に着く。
天狗城山は海抜0mから登ったから、大変だったんだ。

頂上は雑木が茂って見るべきものは無いが、また一汗かいたので休憩。

また50mほど下って100mほど登るコースだ。
(写真E)途中から中天狗を見る
天狗城山からは、樹林の中なので直射日光からは遮られる。しかし気温は高くてちょっと動くと汗が噴き出す。
途中で小屋浦峠への道を分け、左方向に進む。

海方向から風が上がってくるのか、微風が常に吹く。
気持ちいい。
小松尾山の頂上は休憩するには、最適とガイドブックにあり。期待する。
(写真F)小松尾山の頂上
期待した山頂は広々とした山頂。
但し海方向は見えない。呉方面の山しか見えない。
海からの風も無いうえ、日陰も無い。

少し下った木陰で、アンテナのある絵下山を眺めてから下山する。

ほんの少しで中国自然歩道に着く。
棒を振って蜘蛛の巣を避けながら歩く。
(写真F)小松尾山から絵下山を見る 
途中の水場でタオルを濡らして体を拭く。

ひょいと上を見るとアケビが鈴なりになっている。
しかも大きい。手を伸ばしても更に2mは上。
あきらめだ。

風が吹き抜ける小屋浦の町を歩いて小屋浦駅に着くが、電車は出たばかり、1時間に2本。

しかし大汗をかいた。体重減った?
 (写真G)小屋浦駅から見た縦走コース
※上の写真で一番右側の台形の山が天狗城山、ヒョコッと飛び出た真ん中の山が中天狗山。
  一番左のピークが小屋浦峠分岐。小松尾山は画面には見えてません。

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)