(写真TOP)
2005年5月8日(日) 曇り時々晴れ  むう父さん
06:00自宅発→06:13〜15会社→06:27〜45広島駅→07:17大野浦駅→07:47宮浜登山口→08:12〜17標高270m地点→08:21標高300m地点→09:00〜10東展望台→09:12妹背分岐→09:16一周コース分岐→09:30車道→09:32中央展望台→09:40下山口→09:42山頂→09:45下山口→09:50妹背分岐→10:17十字路→10:40馬のたらい→10:42〜57展望台→11:00馬のたらい→11:02刃掛け→11:05城山→11:25公園→11:27妹背の滝入口→11:32妹背の滝→11:35大頭神社→11:55〜59大野浦駅→12:32広島駅→12:45会社→13:05自宅
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎景色を期待して経小屋山と城山
 連休最終日は晴れの予想だったので、それでは以前から気になっていた経小屋山に行こうと思った。山陽自動車道を通ると良く見えるし、二度の山火事のおかげで瀬戸内海側の眺めは良さそうだ。
いつもの通り会社に車を置き、広島駅から山陽線に乗り宮島の2つ先の大野浦駅で下車。
登山口に向かってのんびり歩き始める。


高速道の横を通って、登山口間近は川の両側に道。
右側は私道のようだ。

左の道は大きく左に行くように見えたが、その先で右に大きく曲がり、尾根の末端に登り、住宅のはずれに登山口の標識。
(写真A)登山口手前、川を挟み両側に道
山火事の山だから、木も生えてない、はげ山を登るのかと、思ったのだが歩き始めは森の中。
ここら辺は焼けなかったんだね。

上空は、晴れの予想とは大違い。

おかしいな、広島は晴れ間が有ったのに。
(写真B)道のあちこちに句を書いた札
歩くうちに傾斜は急になる。

足元も土から砂礫に近くなると、樹木の丈も低くなって、振り返ると瀬戸内海と宮島が大きい。

ピンクのツツジも現れる。

帰って調べるとモチツツジ(餅躑躅)。
花柄の腺毛に触ると粘るので、モチツツジらしい。
触って見れば良かった。
 
(写真)モチツツジ 
振り返るたびに瀬戸内海と宮島の眺めが良くなる。

右側を見ると大竹の工場群から白い煙がもくもく。

見上げると大きな奇怪な大岩が見える。

へぇー、あの下を通るのかな?
(写真C)目につく大岩を目指す
振り返って眺めを確かめつつ登る。
ふと気がつくと、大岩が横に有った。
登山道から少し離れてた。

少し登ると、標高270mの表示。

ここにも大岩が有り、展望台になっている。
少しもやがかかっているので、残念。

標高300m地点を過ぎると傾斜はなくなる。
目の前に頂上に続く尾根が急傾斜で立ち上がる。
(写真D)270m地点の展望台
平坦なコースを進み、傾斜が増す直前で思わず息を整える。  …が、コースは大きく左に巻く。
あれえ、しかも若干下る。

しかし、ここから急な登りとなる。

木の幹の根元が黒い。
ここら辺は、山火事の跡地だな。
(写真D)露岩が現れた山火事跡の経小屋
吹き上げる風が心地よい。
着いた先は、大岩が有る東展望台。
但し、東展望台とは表示無し。
更に少しで妹背の滝へとコースが別れる。

車道が現れて、少しで頂上だ。
車道が見え始めたら、左側に道。
「一周コース」の表示有り。
時間も早いのでそちらに向かう。
(写真E)一周コースの途中で
稜線上の眺めは抜群。
ベンチもあり、もやがかかって無かったら最高だった。

しかし、一周コースってどこまで?
心配になる頃、今度は「半周コース」の表示。
すかさず、半周コースにする。

程なく車道に出、中央展望台の表示。
登って見ると、反対側の山も見える。
(写真F)経小屋山の頂上
車道を進んで頂上へ。
駐車場の先に頂上広場。本当に公園だ。
奥にひっそりと頂上。

素早く引き返す。車道の脇から先ほどのコースに出て、妹背の滝方面へ下山。

最初は階段状の道。
順調に下るが、こちら側は樹林で展望は少ない。
妹背の滝へ道を分ける十字路に出る。

時間も早いので直進し、城山方面へ。
(写真TOP)城山の展望台からの眺め
ここまで誰にも会わなかったのに、ここで30人程度の団体さん。

しかもコースは荒れている。
シダやらヤブやらが一杯。

大きく登ったら「馬のたらい」と書かれた大岩。
その間に道が分かれる。

とりあえず好奇心で行ってみると、辿り着いたのは大展望。大野浦駅が真下に見え、宮島が目前。
ここで昼食。
(写真G)城山の頂上
「馬のたらい」に戻って進むと「刃掛け」の表示。
何だ? 更に進むと頂上。

城山の名前通り門山城趾だと。
名前もしろやまじゃなく、じょうやま。

下ると大岩に丸い穴と四角い穴。
これも柱を立てた穴かな?
下りは道も整備されている。
砂礫の下りを順調に下りると、途中で数組のハイカー。

城山だけでも結構楽しいな。ここは。
(写真H)妹背の滝
車道に降り立つと、目の前に流しそうめんの店。
その先に妹背の滝へ下りる歩道。
下ると妹背の滝が現れる。

そのまま進むと大頭神社を過ぎて、山陽自動車道の大野IC。

大野浦駅までのんびり歩いて帰る。
久し振りに結構距離を歩いた感じ。
もやって無かったら最高だった。残念。
(写真I)歩道に立つ大頭神社の鳥居

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)