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雷とヒョウに追われた再びの鹿俣山は、
   残雪無く別の山


2001年5月19日(土) 晴れ後雷雨  MK母・SJ母・むう父さん&母さん
06:45自宅発→07:05大泉→09:10〜20登山口駐車場→09:45尼ヶ禿山分岐→10:00三角点長沢1302m→10:05湿原分岐→10:15ブナ地蔵→10:45〜11:00スキー場→11:15スキー場上→11:35〜45鹿俣山→12:20レストハウス→12:45駐車場
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎水芭蕉は終わり気味の玉原(たんばら)湿原
 去年同時期に登って、豊富な残雪と軽快なスキー場のゲレンデ下りが妙に気に入って今年も雪が多いと云うので再度チャレンジ。TN家も一緒の筈が都合悪く、差し入れゲットの集合。MK母・SJ母を拾って差し入れを車に乗せ、関越自動車道をひた走る。沼田ICから玉原湿原方向に車を入れるが、登山口の駐車場は満杯。路肩に車を寄せて登る準備。
 天気も良いので運転席のサンルーフを開けていったのが失敗。歩く玉原湿原は、水芭蕉は花が終わり加減で次の花が出てなく面白くない。新緑の湿原を歩くが、カメラマンが一杯でした。

◎新緑のブナ林は気持ちの良い道
玉原湿原の周遊コースを外れて玉原越えを目指す。

去年はこの辺りから結構残雪が有ったが、今回は無し。新緑がいやにキレイだ。

玉原越えで左に行けば尼ヶ禿山』、右に行けばブナ平経由鹿俣山』。

途中直接ブナ平方面に登るコースもあるが、玉原越え経由で進む。

ブナの新緑の中、登る道は辛くても見上げる新緑で和らげられる。

何故かSJ母・むう母さんは昨年通ったコースを殆ど憶えておらず。溜息のむう父さん。
(写真A)ブナ平を歩く
ひと下りして、直登コースと会うと『ブナ平』。
何故か急に中高年のハイカー急増。皆、立派なカメラを携えている。
新緑のブナ平は気持ち良いコースだ。
ブナ地蔵まで平坦なコース。

◎残雪無しで道は一変
昨年のこの辺りは、残雪で道が不明瞭。
今年はまるで風景が違う。


去年は残雪でズボズボだったが、今年は
普通の道なので風景一変。


背の高さに近い笹の道。
雪が無いのでコースタイムは去年より早い。


でも、また来年は残雪のコースを歩きたいと思う。
(写真B)ブナ地蔵で(去年は背後の笹が雪で隠れていた)

◎登った頂上は最高なれど、暗雲のきざし
スキー場のゲレンデ脇に出て、下から吹き上げる涼風に誘われての昼食。
TN母の差し入れである。おいしい。 ※次回も宜しく!!
スキー場上部から、期待の残雪。

登った頂上の一隅には中高年のグループ。
後は座るところ無しの残雪。

感激の頂上から谷川岳方向を見たら、暗雲。

これは予報通りの山沿い雷雨のきざし。
…と、云う事で下山開始。
(写真C)鹿俣山頂より武尊を望む

◎駆け下りるスキー場に、のんびり登るハイカー大勢
 夏道を下ろうかと一瞬迷ったが、スキー場のゲレンデを駆け下りる事とした。
途中数回ゴロゴロと雷様のご機嫌の悪さが聞こえる
が、ハイカーはゲレンデでノンビリと食事をしていたり、
引き返す人もいない。逆に不思議な顔で、急いで下る我々を見ている。

◎雷鳴と大型のヒョウが襲いかかる
 ゲレンデを下って少し行くと、小川の横に水芭蕉とリュウキンカ。遊歩道を造っているようだ。
ここから林の中の道に変わるので、一安心。と、いきなりの大粒の雨
逃げ足の早いカンガルー軍団は、素早く雨具を着用しての早足。
 降ったり止んだりを繰り返していたら、突然パラパラと1p大のヒョウ
車に着いたら、先ほどより大きめのヒョウが降ってくる。
車の屋根・フロントガラスにぶつかるヒョウの音で車の中は大騒音。急いで車を出し、ペンションに向かいました。

◎教訓
 ※車のサンルーフは開けっ放しにしない。(運転席が少し濡れていた)
 ※雷には気を付けましょう。(スキー場にいた人、大丈夫だったかな?)
 ※残雪歩きは4月後半に行くべし。(去年の方が、積雪が多かった)

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)