2000年 合同山行 猛暑・無風の八海山 |
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2000年8月26日 | ||
◎五十沢温泉の夜は更けて |
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今宵の宿は五十沢温泉「ゆもとかん」。 宿泊のH本ファミリー3人、N村ファミリー2人は既に到着済み。なんとK下さんは昨日からお泊まり。T永号に乗った3人(T永母・M倉母・M山母)は、泉ビール園に寄り道。 |
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内湯・混浴大露天風呂・男女別々の露天風呂と3ヶ所風呂が有る、魚沼産コシヒカリに囲まれた田園地帯の中の宿。 総勢13名の大宴会だったが、気が付いたら「八海山」飲んでいないヨ。 翌日に備えてか、宴会で食べ過ぎたか、部屋での酒もすすまず就寝。 |
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就寝前の露天風呂(男女別の月見の湯) で、男湯はK下さんとむう父さんのみ。 隣でジボ嬢さんとむう嬢さんの声。 すかさずK下さんがホースで水を飛ばす。 「きゃー」とは、別の声。 カンガルー軍団だけではなかったようだ。 ジボ嬢さんが応戦し、湯+水の掛け合いに なりました。 |
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(写真)五十沢温泉ゆもとかん前で | ||
◎8月27日 暑さにやられた八海山の巻 |
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※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照) |
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・天気:晴れで超暑い(風無し)
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8時の朝食を7時にしてもらい、食べ終わってから出発。 コンビニで昼食+行動食をゲットしてゴンドラ駅へ。結構車が止まっている。 ゴンドラは8時からで、片道1000円。当然往復の1800円を購入し、4人乗りのゴンドラに乗る。10分間の空中散歩で、標高差800mほどを稼ぐ。(以前来た時は雨で、出発も遅かったから切符を良く見たら、往復券は当日限りだったような気がする…。今回は確認しなかった。) |
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ゴンドラ頂上駅からすぐに丸太の階段。 尾根の上には不思議な畳敷きの建物。 先ずは緩やかなコースを行くが、風が無い。 ゴンドラ駅でもらったウチワは大変役に立った。 風の無い山道は、只ウチワをあおぐ音のみ。 |
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(写真)旅館出発直前 | ||
道は下り気味で、帰りに登り返さなければならないかと思うと少しうんざり。 見上げると小屋が見える。「女人堂」だ。 標高差は約80mほど。登り切った「女人堂」ピークは広々として格好な休憩場所。 しかし、暑い! 手前の「薬師岳」に隠れて八海山は見えない。 |
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ここから標高差280mの我慢の登り。 薬師岳頂上まで10分の標識。 よ〜しもう少し。 着いた頂上は目の前に八海山の八ツ峰が 聳え、手前に千本檜小屋。 小屋までもうチョイ。 休まずに小屋に直行…。やっぱ、休めば良かった。 薬師岳頂上から平坦に見えた小屋への道は、 ちょっと下ってしまうのだ。 |
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(写真A)女人堂前の広場で… | ||
小屋では皆直射日光を避けて一休みしている。缶ジュース600円、ビール700円。 あまりの暑さに水の消費量が多く、金で解決する。 いよいよ八ツ峰にチャレンジ。巻き道コースにはM倉母・H本父&母の3人。 残りの10人は八ツ峰の鎖場コースを進む。 先ずは寄り道して、端のピークから千本檜小屋を望む。次のピークからは本格的コース。 下りの鎖場が混んでいて、しばしの休憩。 少し雲が出て太陽が隠れたので、少しはしのぎやすくなる。 |
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ここで忘れていた事を思い出す。 「槍ヶ岳でのむう嬢さん渋滞」、 鎖場の下りで振り返るとむう嬢さんの足が 出てこない。 ジボ嬢さんはMY母の指導のもと軽々と通過 していくが、むう父さんはむう嬢さんに付きっきり。 登りはこなすのだが、鎖場の下りは最初の一歩 が出てこない。 また、むう嬢さん渋滞の再現。 |
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(写真B)駒ヶ岳をバックに… | ||
細かな凹凸が多くて足場はしっかりしているが、雨だったら大変なコースだ。 途中で巻き道に逃げるポイントが有るので、すかさずむう嬢さんを巻き道に。 ジボ嬢さんも同行。 N本父&T永母も巻き道で小屋に引き返す。残りの5人は大日岳を目指す。 |
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巻き道と云っても安心して歩けない。 途中でジボ嬢さんが靴を引っ掛けて転ぶ。 鎖が張ってあって、左側は切れ落ちている コース。寿命が縮まった。 アップダウンを繰り返し、小屋着。 皆が来るまで、帰りに備え水場にでも行って みよう…と、云う事になり、水場へ。 |
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(写真B)八ツ峰の稜線上で… | ||
小屋から少しの所から、水場まで15mの標識。これは標高差15mの事だと思った。 ほんの少しチョロチョロ流れる水を汲むのは大変。ドラム缶に溜まった上澄みをすくい取る。 薬師岳の頂上で小屋方面を見ながら、ジボ嬢さん・むう嬢さんと皆を待つ。 ゴンドラは00分、20分、40分の運行。ゴンドラ駅から出発し、空中に飛び出る勢いがメチャ早くて悲鳴モノ。 |
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※ジボ嬢さん・むう嬢さんを巻き道に下ろして正解。 途中で腕力・握力が無くなると……ゾッ! ※真夏の越後の山に登るものではナイ…と、云うのがワカッタ。暑さにやられて運転手さん。お疲れさま…。 |
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![]() この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号) |