1999年 「温泉ヶ岳」春山ドボン山行 |
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5月8日(土) 晴れ後曇り MK母、SJ母、むう父さん&母さん&ずる休みの嬢さん 金精峠駐車場発10:00→金精峠10:55〜11:05→引き返し点12:25→金精峠13:35→駐車場14:10 |
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恒例山菜採りの丸沼高原に行くついでに一山稼ごうと、皇海山をターゲットにする。吹割の滝の手前から、「皇海山」の標識に従い細い道を進む。 くねくね進んで、ヨシこの先の林道を……、すると…「落石の為、通行止め」の標識。 ウッ! …… いきなり、Uターン。 |
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天気と体調が良ければ、皇海山と云う事で、 他の山の資料を持ち合わせていない。 一昨年、あまりの雪の多さに断念した金精峠 方面を一応目指す。 途中下見と云う事で、越本の水芭蕉群落に 寄るが、そろそろ見納め時期。 それでも点々と有る水芭蕉を観賞し、お山へ。 |
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(写真)越本の水芭蕉群落で | |
金精峠のトンネルを抜け、栃木県側に出た所の駐車場に車を止める。 看板の地図を見ると金精峠から右に「温泉ヶ岳」、左に「五色山」。 一昨年計画したのはどっちだった? 金精峠に着いてから考えよう…と、云う事で登り始める。 いきなりの急登、いきなりの残雪。哀れな運転手兼任の父親は、登山靴を何度も蹴り入れ、後続のお姫様達に立派な足場を築くのでした。 しかし急な登りです。本日ずる休みのむう嬢さんは、「学校に行っておけば良かった」と、ボヤキ。「コワイヨ〜」、「カエロウヨ〜」の連続。無視して登り続ける父。 登り着いた金精峠からは、眼下に奥日光方面(男体山+戦場ヶ原)が一望。 |
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峠のお社の脇でお弁当。 (特製「あさりめし」のお握り) 「温泉ヶ岳」方面は普通の山容。 「五色山」方面は目の前に聳え立つ鋭鋒は 何なんだ…と、云う事で、当然「温泉ヶ岳」に 行こう。 (約1名「カエロウヨ〜」) |
(写真)その夜の「ペンション330」で | |
所々現れる残雪から、標高を上げるにつれ「いつも残雪」状態に。日光白根が見え始め、遠く上州武尊、真っ白な至仏山、日光側は中禅寺湖まで見えてくる。 この辺りから「温泉ヶ岳、恐怖のドボン山行」が始まります。残雪に足を取られて、ドボン → 抜けない。 …と、云う光景があちこちで展開。一番の被害者は先頭歩行の父、先頭+体重が致命的。 一山登ると、もう一山。樹林の中の道ははっきりしない。雪の中に腰まで入り込む。どうも温泉ヶ岳を巻く道しかないようなので、引き返す事とする。 もう一度腹ごしらえをして、再びドボンの連続でなんとか無事下山。樹林帯を出ると残雪も締まっていて、春山気分満喫。約1名「カエロウヨ〜」のお嬢も、結構楽しんで歩いていました。 |
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![]() この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号) |