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夏合宿(むうさんバージョン):立山から奥大日岳
立山の花と風景写真のページはこちら
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

メンバー:むうさん一家(むう父さん・母さん・嬢さん)、TMちゃん、SJさん(後半)

8月22日(金) 曇り夜間激しい夕立(新潟方面)

19:05出発→

 こういう時は仕事は直帰のむう父さん。早目の出発で関越道に、既に後ろの座席はフラット状態。
新潟県内に入ると夕立激しく、明日の天気が心配だ。
長岡JCから北陸自動車道に入り、順調に最終SAの有磯海、ここで仮眠。
むう嬢さんの素晴らしい寝相に、TMちゃん&むう父さんは唖然で、むう母さんはぐっすり。

8月23日(土) 晴れ
00:10〜05:40有磯海SA→06:15〜06:40立山駐車場→06:50〜07:10立山駅→07:20〜07:40美女平→08:10〜08:20弥陀ケ原→08:30〜08:50カルデラ展望台→09:00弥陀ケ原→10:10〜10:20獅子ケ鼻→12:35〜12:45天狗平→12:50〜13:45昼食→14:30地獄谷→15:10雷鳥荘

 むう嬢さんに蹴飛ばされて、居る場所の無いむう父さん
は、顔を洗いにトイレに。
ここで「おはようございますと挨拶されて…?。 なんと!、NMお父さん!
続いて寝ぼけ眼のANさんなんと偶然! 急いで皆を起こして、トイレ前に挨拶に駆け付ける。
そこへSSお母さん。高速バスの最後のトイレタイムだそうな。

 バスを見送り座席を直してゆっくり出発。立山駅近くの無料の駐車場に入れ、ケーブル駅に行くと整理券状態。
美女平に着くが優先されるのは室堂直行便のみ。途中下車の部隊は別の列で、結構 待たされる。

 弥陀ケ原からは、湿原歩きを楽しみながら歩く予定が、…暑い!。
風よ来い、嵐になれ!」 …むう父さんが叫ぶが、3人の冷たい視線。
休んで景色を眺めると大日連峰が雄大(まだ立山は見えない) 
獅子ケ鼻の岩場には大きく下って登り直す。
しかし、昨年の槍ケ岳で鎖場恐怖症の2人には「鎖場一切無しのコー」と宣伝していた為、いきなりにらまれる。
獅子ケ鼻の岩場で風に吹かれ、寝不足のバテバテ解消を計り、更に天狗原を目指し炎天下を歩く。

この辺から立山が見え始めて、一安心。

天狗原を過ぎてベンチ&テーブルを占領しての昼食&少々の昼寝。

雄大に立山を眺めながら、完全に観光地の地獄谷に。
 
(写真A)地獄谷へ向かう
ここからみくりが池温泉までの急登が、メチャメチャしんどかった。

なんとか雷鳥荘着。完全にここも観光地状態だが、スキーヤーズベッドの部屋で良かった。
相部屋だったが1人1個のベッドで満足。

風呂に入り汗を流して食事前にまず一杯。


素早く食事も 終えて早目の就寝とする。
(写真B)雷鳥荘で…、陽が隠れると寒い!
8月24日(日) 晴れ夜時々雨
04:50起床〜06:25出発→07:50〜08:00一ノ越→08:55〜09:40立山雄山→10:05〜10:15大汝山→11:15〜11:25真砂岳→12:35〜13:10別山→13:35剣御前山荘
朝食も素早く食べ、みくりが池温泉まで登り返し、一ノ越を目指す。

最初の目標は浄土山経由だったが…

弥陀ケ原から見た浄土山はあまりも高く、しかも一ノ越へは大きく下るように見えたので…

結局ショートカットする事に即断しました。
(写真B)雷鳥荘前で、奥大日岳をバックに
途中雪が残っていた。

この鎖が付いたコースで、むう嬢さんが…いきなりコケテ しまう。

振り返ると泊まった雷鳥荘も見え、箱庭のよう。

猛烈に風の吹き抜ける一の越からは槍ケ岳が見える。
(写真C)残雪が残っていた…
雄山迄は急な道で、風に災いされる。
皆…、「寒い!寒い!」の連発。

振り返ると一ノ越山荘がはるか下に…
遠くぼんやりと富士山が見える。


雄山の頂上は、小屋のおかげで風当たりの少ないポカポカ地帯で、助かりました。
 (写真D)一ノ越をバックに、見ての通りの急な登り 
頂の神社に行くが、いきなり料金所。

せっかくなので山頂神社に。
ここでお祓いを受け、お神酒を頂く。
TMちゃんはお神酒飲まず。

約1名の未成年者はしっかりお神酒を飲んでご機嫌。


雄山からは歩く人も少ないが、麓から見るよりもアップダウンは大きい。
(写真E)立山雄山頂上で…、剱岳が見える
富士の折立でお弁当を半分ほど食べて元気を付けて出発。
真砂岳へは大きく下りチョイ登り。別山は真砂岳より高いので大きく下るが、登りは更にしんどい。
相変わらず風は強くて「寒い!寒い!」
とうるさい。
別山の縦走路からはずれたピークで、30分ほど、剣岳を眺めながら食事。

今日の泊まり&集合場所の剣御前小屋は目と鼻の先。


剣御前小屋に着くと、何故か?
YZさんとSHちゃんが…。
(写真F)剱岳が大きくなってきました
剣岳に向かった後、一人で引き返して来たとは…YZさんの言葉。
別山へ剣岳の写真を撮りに行こうかと思っている矢先に、ベンチで泣いていたので、写真も撮りに行けなくて…
で、ずっと2人で遊んでいたようです。

小屋で休んでいると、徐々に剣岳方面から皆が帰ってきて賑やかになってきました。あとはいつもの通り。
夕方からは曇ってきて、雨も降り始める。

8月25日(月) 晴れ後曇り夕方雨

06:40出発→07:40〜07:50新室堂乗越→09:35〜10:00奥大日岳→11:15〜11:30新室堂乗越→11:50〜12:00雷鳥沢→12:15地獄谷→12:50〜13:25室堂ターミナル14:10〜14:30美女平→14:40〜15:10立山駅→15:20〜15:30駐車場→16:40宮崎鉱泉
朝はガスっていて剣岳が見えそうで見えない。
カメラを構えて寒いなか顔を出すまで待つがダメ。

記念写真を撮り、帰りを急ぐSS家を見送り、後は一団で新室堂乗越へ向かう。

毎年カメラ行方不明事件を起こすHM父が今年もやってくれました。
途中まで下山したところで小屋まで引き返すハプニング。
(写真G)ガスが晴れてきました
ガスも晴れてきて暑くなってきたので衣類を調節していると、NMお父さんが「変な声がすると…
なんと5mほどのところに雷鳥ファミリー発見。

しばらく行くと別の雷鳥ファミリーを、今度はもっと近くで発見。総計11〜12羽。
新室堂乗越でNMお父さん&HM家&THさんとお別れし、奥大日岳へ向かう。

当然ここに荷物を置いての行動。

最初は剣岳を眺めながらのルート。

途中でSS家が往復して帰ってくるのに出会う。
さすがに早い。
(写真H)新室堂乗越で
花や景色を眺めながらのコースだが結構きつい。

頂上に着く頃には残念ながらガスに隠れて剣岳は見えない…残念。

大日岳方面へ行く青野パーティーと分かれて下山。

新室堂乗越から下りてからは地獄谷方面へ。

みくりが池温泉までの地獄の急登に再び苦しむ。
(写真I)奥大日岳の頂上で
 ここはもう観光地、むう嬢さん&TMちゃんに立山をバックに写真を撮ろうか?
…と聞くと、「こんな所で撮られたくない」だと。

 どうしても立山に登りたいというYZさんと分かれて、混雑バスで美女平経由立山駅に着。
帰りはSJさんも一緒の行動です。
称名ノ滝を下から見ようと車を走らせるが、駐車場から片道30分と云う看板を見てあきらめる。
丁度都合良く、大粒の雨も落ちてきた。今宵の宿は日本海に面した宮崎海岸に有る温泉宿。

8月26日(火) 晴れ

08:20出発→親不知→寺泊→SJさん宅→16:05帰宅
 食事前に海岸に出て「ヒスイ」を探すが、濡れた石はどれもヒスイに見え、乾くとただの石。
親不知海岸でひと休みし、一路寺泊の「海のアメ横」へ。買い出しをしてから高速に乗り、東京へ。
帰りも新潟方面はどしゃ降り状態でした。SJさん宅に寄って長い山行の終了でした。

※夕方7時頃に出れば、富山も近いものだと自信を付けた。これで白山も夢でない。
※弥陀ケ原は上から下への下りに使うのが正解かも。
※やっぱり剣岳に登ればよかった。

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)