(写真TOP)
 1974年7月31日 (水) : 夜行出発
 1974年8月 1日 (木) : 広河原〜北岳小屋
 1974年8月 2日 (金) : 北岳小屋〜間ノ岳〜農鳥岳〜大門沢小屋
 1974年8月33日 (土) : 大門沢小屋〜奈良田〜東京
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)
仲間と2人で日本第2の高峰、北岳に行く。

夜行だが、甲府は夜行では、近すぎた。
明け方のバスまで、長い時間待つ。
しかもバスの座席取れず。
通路でザックに座って揺られながらの長い道のり。

登山口の広河原に着くまでに疲れた。
(写真A)広河原からの北岳
寝不足状態で歩き出す。

歩き始めから体調不良、つら〜い!


休み休みの道は、捗らない。

今日のコースは、雪渓を登って、
八本歯のコルに登る道。
(写真B)今ではあまり見られない
キスリングに、鍋をぶら下げて登る人
遠く雪渓が見えてきた。
登っている人が小さく列を作っている。

雪渓の麓で大休止し。
雪渓を一気に登るが、息が続かない。

雪渓の上部は八本歯のコルまで急登。
コルで大休止したら雲が湧いてきた。
(写真C)雪渓を登っている人が見えてきた
え〜い! と、云う事で…
頂上を巻いて北岳小屋まで降りてしまう。
避難小屋にリュックに潜って一夜を明かす。

寒〜い、寒〜い一夜も明け、登りなおす。
北岳が立派。

今日のコースも長いし…。
頂上パスしてノンビリ進む。
(写真D)翌早朝、北岳と雲
間ノ岳手前で得意の大休止をして、写真撮影。
雄大。もう、雲が上がってきた。

ガスの農鳥岳を過ぎて下山開始。
大門沢の小屋までの下りも長い。

今日の泊まりは大門沢の小屋。
(写真TOP)雲海の上に浮かぶ富士山
翌日は長〜い、下りが待っていた。
下り終わったら、林道歩き。

着いたら奈良田の集落。

帰りの身延までのバスは座れて、安心のうたた寝。
(写真E)間ノ岳方面から北岳を振り返る

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)