ネパールのゲリラ? マオイスト?

ネパールは本当に大丈夫?
7月9日の新聞で、極左集団ゲリラで警官40人死亡のニュース。
エッ! しかもネパール西部。行こうとしているのも西部。
早速、ネパールの秦さんにメールを出すと、即返事。

以下…メールの引用

この様な事を書くとお客様を失う事になるかもしれませんが私達としては無責任に安全だから来てくださいとは言えません。
また情報不足は不安を拡大させますので、ネパールの状況をお知らせします。

う〜ん! 心配ながら、秦さんのメールは非常に心強い!
安心出来る情報!!

マオイストはテロリストですが多くのネパール人にとっては賄賂、無責任等モラルの欠如が著しい現政府に対して正義の味方という現実もあります。

極左集団はマオイストと云うらしい。それも正義の味方らしい。

今回の事件の近くにはマナンからアンナプルナに入るトレッキングルートがあり、そのルートは多分だめでしょう。
マオイストの肩を持つつもりはありませんが、今までマオイストは観光客・トレッカーをターゲットとして指示しませんし襲われた事件もありません。

確かに観光でなりたっているようなネパール。
…でも、心配。シェルパ族が多く、比較的安全なエベレスト方面に行こうか迷う。

7月25日再度メールで、最近の情勢を報告してもらう。

7月12日、ポカラから西150qのロルパ郡で、マオイストが警察キャンプを襲い警察官71名を拉致。
7月20日、ギリザ・コイララ首相が辞意を表明。
22日、穏健派のバッタライ氏が首相に選ばれ、ラジオにてマオイストに対話の呼びかけをする。
7月23日、マオイストのチェアマン、プラチャンダは対話の呼びかけに応じるとの声明。
しかし地方では地主に対して収蔵米・財産等の没収行動を続けている。
ネパールでは昔から観光シーズンには揉め事を控えるという暗黙の了承があるみたいで、不思議にその間は平穏になります。

エヴェレスト方面のトレッキング料金です。
4名 様グループお1人様の料金 一日の料金 約US$56
ティーハウス利用食事付き 日本語ガイド・シェルパ・ポーター付き。
国立公園許可証 Rs1000、カトマンズ⇔ルクラAIR往復料金US$182
…と、簡易的な見積もりを頂く。

悩むむう父さん。
メールを見せるが、関心が無くむう父さんにお任せの母。
更にもっと無関心の、遊びに夢中のむう嬢さん。

実はむう父さん、23年前に行ったのは、エベレスト方面。
カトマンズから国内線でルクラ空港に行き、そこからキャラバンを始めた。
その時の飛行機が怖くて! 今では超飛行機大嫌い人間になったのです。

でも、以前はルクラから、いきなりの峠越え。峠の向こうは集落も無し。
今回は富士山で高山病のむう母さんと2人の娘。(1人借り物)
3000m〜4000mに住むシェルパ族の村を訪ね、雄大なヒマラヤ山脈を間近に望めば、むう母さんは別として、娘達にとって価値観が変わるような大きな経験が出来るのでは…。
1人一生懸命、資料を集めては検討を重ねるむう父さんでした。