(写真TOP)
2018年7月11日(水) 晴れ後曇り むう父さん&母さん
10:00~15見ノ越駐車場→10:23登山口→10:25剣神社→10:41リフト(遊歩道分岐)→11:22遊歩道合流→11:29~39リフト西島駅→11:57~12:09刀掛の松→12:18つるの舞分岐→12:23不動の岩屋→12:32鎖場→12:38両剣神社合流→12:42橋→1319殉職の碑→13:32一ノ森山頂→13:40~48殉職の碑→14:00二ノ森山頂→14:25頂上ヒュッテ分岐→14:31剣山頂上ヒュッテ泊
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎四国、徳島の剣山に1泊2日で登りました。(1日目)
 7/7(土)に埼玉を車で出て、移動。西日本豪雨の影響で都内通過時に渋滞が有っただけでスムーズに移動は出来ましたが、四国に渡る橋が全て通行止め。
当初の予定では、7/7に淡路島泊、7/8に淡路島見物して淡路島泊、7/9に剣山でしたが、明石海峡大橋が通行止めだったので、急遽神戸にホテルを取りました。
 スケジュールを1日ずつずらした結果、色々調べると登山口までの道路状態が悪いので、剣山の次に行く石鎚山を中止にして、7/11~12に剣山に登る事にしました。
日帰りで十分楽しめる山ですが、折角遠くから来たからには、夕陽や朝陽を見てみようと、剣山頂上ヒュッテに予約を入れました。
※道路状況が分からなかったので、剣山頂上ヒュッテに宿泊のお願いをしたのは、登山口の駐車場に車を止めてからです。(一応7/9に予約していたのですが、キャンセルして7/11に泊まるかもしれない・・・と電話をしたら、平日ですからいつでもOKです・・との事でした。)

当日は三好市池田の旅館からのスタート。ナビで見ると、2時間以上かかる予定になっています。

井川池田ICから乗って美馬ICから剣山に向かいますが、登山口までの道が結構狭い!
すぐ前に荷台が空っぽのトラックが走っていたので、これは結構助かりました。
小さな集落に入ったら車1台分の道幅しかない。後は渓谷沿いの道、これは広くなったり狭くなったり。
その後はスキー場までは登りの連続+ヘアピンカーブで結構な道のりでした。

(写真A)剣山登山口
途中何ヶ所も道路は工事中のようだが、時間が早かったのでうまく通れた感じでした。
結局登山口までの道路はこの道以外は途中で通行止めになっていた。

ガラガラの駐車場に車を止めて出発。トイレに寄ろうとリフト駅近くのトイレに行ったら、こちらにも駐車場が有った!

戻って、いきなりの石段登りから剣山は始まりました。
(写真B)結構風が通る樹林の道
石段を登ったら剣神社、脇に宿泊所も有りました。
ここから山道を進みます。

頂上ヒュッテからは、リフトを使うか、モンベルカードを持っていれば、500円割引しますと云われました。

ここのリフト1人乗りなんだ。しかも動いていないと思ったら、平日なので人が来たら動かすって感じでした。

(写真C)リフトの下を通ります
ゆっくり歩いて1時間ほどで、リフトの終点「西島駅」に着きました。下山してきた人が「今日は暑いですね」と、云っていたが、本当に暑くなりそう。

休憩しながら地図を見てコースを検討。直接登ったら最短40分で頂上に着きます。

当初の予定通り、一ノ森に寄ってから頂上に向かうことにするが、こんなにコースが色々有るとは…
刀掛けの松~行場経由で一ノ森コースで行く事にしました。
(写真D)西島駅に着きました
(写真E)西島駅の脇から登ります (写真F)刀掛けの松に到着
西島駅の脇が登り口でした。
そこからの登りは結構日影が無くて、暑い!

時折吹き上げる風で涼みながらの登り。

リフトに乗って来た人が追いついて、追い越して行く。
「刀掛けの松」は名札のみ、この倒れたのがそうか?
ここで昼食にする。
(写真F)行場方面に進みます
行場方面に進んでいると、リフトで登って来たらしい女の子の2人組登場! 荷物持ってない! リュック無し! 手にデジカメ持っているだけ! 2人共!

行場方面に行くと「つるの舞」分岐、ここは直進。進むと沢に出た。女の子達はここで遊んでる。

不動の岩屋と頂上の登り口を教えたら、その後出会わなかったので、ここから登ったのかも。
(写真G)巻き道に入りました
不動の岩屋まで、荷物を置いて行ってみると、奥にハシゴが有った! 奥の方から水の音が聞こえてくるが、真っ暗なので下りずに戻る。

ここから頂上に登る道は結構急!

後でヒュッテの人に聞いたら、この不動の岩場のハシゴを下りて奥に行くと水が有り、その水を汲みにいくそうです。
(写真H)不動の岩屋手前の沢
その後、すぐに行場の鎖場です。さっきの急な登りは、この上で合流するんだな。

しかし、この鎖場凄い! 狭い隙間にぶら下がっていて、リュック背負っていたら登れないかも・・・。
(鎖場の写真はブログに掲載します)

ここから下って行くと、「両剣神社」からのコースと合流し、一ノ森方面へ徐々に高度を上げながら巻いて行きます。
(写真H)大岩の下に両剣神社?
「刀掛けの松」付近から、雲が出て来て…この辺りからガスの中に入る時間が増えました。

そのお陰で陽当たりが無くなったので、随分助かりましたね。

西日本豪雨の影響で、登山道の心配をしましたが、剣山の登り始めからきちんと整備されていました。
(写真I)沢にかけられた橋を渡ります
上部の尾根筋が低くなって来たら、「殉職の碑」のコルが近付いている感じです。

一ノ森に寄ってから剣山…と云うコースの選択でしたが、コース途中の絵入りのコース図を見て、「一ノ森」と有りますが、山の名前だったのですね。

やっと着いた「殉職の碑」のコルに荷物を置いて往復する事にしました。
(写真J)結構苔が多い道です
(写真K)殉職の碑のコル (写真L)二ノ森の左に次郎笈
笹の間の道を登ります。ちょっと雲が途切れたら、次郎笈(じろうぎゅう)がきれいに見えます。

太陽の光が当たっていたら、もっときれいに見えるのに…残念です!

山頂に着いたら、雲が出てきて次郎笈も隠れてしまったので、即下山・・・振り返ったら目の前に一ノ森ヒュッテが有りました。
(写真L)一ノ森山頂脇にヒュッテ
「殉職の碑」まで戻って剣山に向かって登ります。

とうとうガスの中に突入しました。
暑かったので、途中はガスの中で良かったのですが、これからの核心部は晴れていて欲しかった。

今日は頂上ヒュッテ泊なので、のんびりと登れたのは良かったのですが…。
(写真M)二ノ森の頂上
(写真N)二ノ森を過ぎたら笹の斜面 (写真O)右側の巻き道に入りました
一面笹のコースになりましたが、なかなか雲が流れてくれません。 この後、ずっとこんな笹の巻き道だったので、本当に晴れて欲しかった!

ガスがかかっているので先が見えず、途中で分岐が有って、歩きやすそうな道を歩いたら、頂上ヒュッテに着きました。

アレッ、頂上ヒュッテ? 雲海荘って所に電話した気が…
(写真TOP)頂上ヒュッテに到着
経営は一緒で混んでる時は雲海荘使うようですが、今日は私達と作業で登って来たオジサン2人のみ。

食後にほんの20分程、夕陽が顔を出したので小屋のゾウリで写真を撮りに行きました。ラッキー!

すぐに雲の中に入って、夜には雨も降ってきましたが、母さんは風呂も使えたし、狭いながらも個室を使わせて貰えました。
(写真TOP)夕陽が顔を出し始めた

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)