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2016年11月13日(日) 快晴 むう父さん&母さん&嬢さん
07:30旅館発(穴原温泉)→08:30~44登山口駐車場→09:03鍛冶小屋岩→09:08宝寿台入口→09:10宝寿台→09:18見下ろし岩→09:20弁天岩分岐→09:26国司沢→09:35護摩壇入口→09:39親不知・子不知→09:42胡麻壇→09:50国司館跡→10:01東物見岩(霊山最高峰)→10:06学問岩→10:13天の釣舟入口→10:17蟻の戸渡り→10:22五百羅漢岩→10:23弘法突貫岩→10:36弁天岩入口→10:45日暮岩→10:50コース合流→11:15登山口駐車場着
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎快晴の霊山は岩と紅葉、変化に富んだ素晴らしいコース
 むう嬢さんの誕生日は11/14(月)…誕生日休暇でむう父さんも休みを取って3連休とする。…が、以前から眼科の視野検査の予約を取っていたので、視野検査後の10時半頃の出発となった。むう嬢さんの家に迎えに行き、外環から東北道に入る。

 朝の情報では事故渋滞発生となっていたが、もう大丈夫だろうと情報を見ないで走っていたら、まだ片付いていない様子で通過に80分の表示…徐々に通過予定時間が減っていったが1時間近く遅れてしまった。
まぁ、今日は旅館に入るだけなので、のんびり運転だが300kmほど1人で運転だからなぁ…。

 そもそも当初の予定では、磐梯吾妻スカイラインを走って浄土平から「一切経山」に登る筈だったが、浄土平からの一切経山ルートは火山ガスの影響で閉鎖中。仕方なく浄土平に駐車して鎌沼付近をトレッキングして裏磐梯に向かう予定にした。しかし直前情報で磐梯吾妻スカイラインへは滑り止め必要。可愛い車に替えたが、車種は一緒だったので前のスタッドレスが使えるかと思いきや…タイヤ径が少し小さくなった! 使っていたスタッドレス一回り大きいサイズを履いていたからNGだ。

 しかも木曜日に雨が降って、浄土平のライブカメラは吹雪の様子。
それで急遽山を替え、霊山に行く事にした。

旅館に着いて温泉入って疲れを癒やし夕食を完食し、寝酒を飲んで睡眠。

朝は5時半から風呂に入って山の準備。

サッサと朝食を済ませて登山口に向け車を走らせる。

ナビに導かれて約1時間。

人気の山なので駐車場は混雑すると考え早めの行動。8時半で7割ほど駐車中。

(写真TOP)駐車場からの霊山
準備を整えて出発。
周回コースになっており、皆さんどう登るのかな…。
大勢登ってるから付いていく事とする。

登り始めは林道だ。
ゆるやかな林道を進む

この辺りの紅葉はまだきれい。
(写真TOP)出発前の記念写真
(写真A)登り始め (写真A)色付いた葉がきれい
ポカポカ陽気なので、厚着していたのを脱ぎながら登る。2時間半ほどのコースなので、リュックの中には、それほど入っていない。
脱いだ服で膨らんでる。

岩が徐々に出てきた。
堆積した層が見えるので、海から隆起したのかと思って後で調べたら火山層。
(写真B)気持ち良い道を登る
道は徐々に急になって階段状になるが、遊歩道状態で歩きやすい。

ネットで見たパンフレットには四季を通じて登れると有ったが、確かに整備された遊歩道。

登るにつれ、葉っぱが落ちて紅葉も終わり加減。
(写真C)岩が現れ始めた
ひょいと現れた階段。
宝寿台書かれている。
前の人が行ったので、寄ってみる。
なんと垂直に近い梯子が2本並んでいる。先行した人が登ってる。

登り終わったのを見て、我らも登る。
嬢さんは「ヒェー怖い!」とうるさい。
登ったら岩の展望台だ。
(写真D)徐々に急になる道
(写真E)宝寿台へ向かう (写真E)2本並んだハシゴ
確かに眺め良好。
麓も真下に見えるし、遠方には当初計画していた吾妻連峰も見える。
吾妻小富士が真っ白だ。

しかし、本当に展望だけで…
またハシゴを降りなければ…
むう嬢さん「マジで…」と、騒ぎながら降りてました。
(写真E)宝寿台の眺め
元の道に戻って少し行ったら…、見下ろし岩の標識。

ここはそのまま普通に行ったら岩の上。
さっきと同じような景色が眺められる。
ゲッ! ハシゴ登らなくても一緒。

さらに進むと右側からコース合流。
ここに帰ってくる予定。
(写真F)登山道通行止めの札が・・
ところが、標識の脇に札が有った。
しかも登山道通行止め!
この先登山道崖崩れのため危険!
エッ! 周回コースで帰ってこれない。

他の登山者は、そもそも周回コースじゃないのか、そのまま進んでいる。

まっ、皆さんについてそのまま登る。
(写真G)背後の山がきれい
さっきの宝寿台付近から一気に傾斜がなくなって歩きやすくなった。

頂上台地か? 上がったら楽々。

初めて霊山に来た方へぜひ護摩壇からの絶景とスリルを楽しんで下さい…の標識有り。

これは行かなきゃ損!
(写真H)護摩壇入口
一転、道は下り始める。
下りが有るって事は登りも有る。

嫌な予感が…現れたのはやはり岩場。
但し先程のハシゴではなく、遊歩道。
しかも景色最高だし、岩をくり抜いたようなコース。面白い!

最後は岩の間をすり抜けたり、穴をくっぐったり。
これは楽しめた。
(写真I)日影の道を下る
(写真I)岩をくりぬいたような道 (写真I)今度は岩の間を進む
しかも先程と違った方角が眺められるのも良い。

護摩壇入口から右に分かれた道を帰って来たら往復コースでも少し変化がつけられるし。

結構楽しめたので大満足です。

天気も良いし本当に最高の山!
(写真I)岩のトンネルも…
護摩壇を過ぎても、同じような道が続いて登りに入る。
手すり付きの橋があったり…

この橋を過ぎたら、普通の樹林の登り。

所々に残った紅葉がきれい。
残った紅葉を眺めながら歩いていると突然広場に出る。
(写真I)護摩壇に到着
(写真J)まだまだこんな道が… (写真J)金属製の橋も…
国司館跡、皆さんここで休憩&昼食中。
アレッ、頂上行かないのかなぁ…
我等は通過して頂上方面に進む。

林のダラダラ登りで、最高峰の東物見岩。
狭い! 休憩中の人もいるし、トレラン姿の人もいる。

帰るか…と、頂上の人に道を聞いたら、通行止めコース通れますの声!
マジ? 私登って来ました…納得!
 
(写真K)国司館跡の広場
(写真L)霊山最高峰で (写真M)弘法の突貫岩
途中、天の釣舟、蟻の戸渡り、五百羅漢岩、日暮岩等が有ったが、期待したほどでもない。

やはり護摩壇が一番だった。

通行止めの標識が有ったせいか、登山者とはあまり会わなかった。
(写真N)鎖を掴むような道では無い
通行止め部分は、岩の上に薄く根を張った木が倒れていただけ。
普通に通過!

朝登ったコースと合流。

まだ昼前なので、家族連れ等が登って来る。
 
(写真N)崩れた部分を通る
駐車場に帰ってきたら驚いた。
満車だ! しかも道脇にも結構停めてた。

朝早く来て正解だなぁ。

この後、裏磐梯まで移動。
福島市内を通って土湯方面から山越えする事とした。

途中の農協で買い物、山越えの途中でもリンゴを購入。
(写真TOP)満車の駐車場
今日の宿は、裏磐梯の「休暇村 裏磐梯」…時間が有ったので、五色沼を少し散歩してから向かう。日曜なのでガラガラかと思ったら結構車が止まってる。明日は猫魔ヶ岳に登る予定だったが、通行止めのようなのであきらめて近所を散歩して帰ろうかと考えていた。フロントで確認したら通行止めは夜間のみ。往復2時間なので予定通り猫魔ヶ岳に登る事とした。

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)