2012年1月13日(金) 曇り時々晴れ  むう父さん&母さん
06:25名古屋マンション発→06:39栄駅→06:44〜30名古屋駅→09:34橿原神宮前駅→09:56〜10:20橿原神宮→10:51畝傍山登山口→11:10畝傍山→11:46瑞鶴之碑→12:15耳成山登山口→12:32耳成山→12:35〜40耳成山山口神社→12:45耳成山登山口→14:08天香具山登山口→14:15天香具山→14:20天香具山→14:38〜57飛鳥寺→15:20〜30橘寺→15:40〜45石舞台古墳→15:58亀石→16:10猿石→16:30橿原神宮前駅→16:40明日香村民宿「吉田」(甘樫丘の麓)
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎2012年の登り初めは、レンタサイクルで巡る「大和三山」
 1月12日(木)に名古屋に登場した母さん。夕食は「味噌カツ」に挑戦してみたいとの事で、「矢場とん」に向かう。「わらじとんかつ定食」1.575円、父さんはビールと「ロース串かつ」5本680円。母さんの定食は残る筈なので2杯目のビールのお供となった。感想は…もういい…との事。
翌13日は休暇を取って奈良に移動。

近鉄特急で大和八木駅乗換で橿原神宮前駅着。
早速レンタサイクルを借り、畝傍山に向かう。

登山口に橿原神宮が有るので、お参りをする。
目の前に見えるのは「畝傍山」だ。

しかもリュックを背負った団体さんがお参りしてる。
さすが大和三山、人気だなぁ。
(写真A)橿原神宮の参道
お参りして自転車を置いた場所に戻って、さぁ畝傍山へ向かおうと思ったら、自転車の鍵の具合が悪い事に気がつき、結局駅前に戻って自転車交換。

県立橿原体育館前から神宮の裏参道に自転車を止め、少し行くと「航空母艦瑞鶴之碑」の標識。

更に進み少し進むと「東大谷日女命神社」の先に登山口が有った。
(写真B)橿原神宮と畝傍山
登山口は三山共に同じ作り。「名勝大和三山+山名」と山の説明書き。

コースは樹林の緩い巻き道を歩くが途中で別ルートからの道を合流。

更に進むと直登コースも有るが、そのまま進む。

団体さんが下りて来た。

ほどなく小広い頂上だ。
樹林の間から耳成山と天香具山が見える。
(写真C)畝傍山の登山口
下りは別コースを取る。

「橿原神宮・イトクノモリ古墳」と書かれた方向に下る。このコースは急だが、何組かが登って来る。

緩やかになって少し行くと、ひょいと下り立った先は、先ほどの瑞鶴之碑の有る場所だった。

よし! 今度は耳成山だ。
(写真D)畝傍山の山頂
大通りを避け、民家の間を行くようなコースを取って耳成山に向かう。

近鉄特急から右側に見えたので、位置関係も分かるが、近づくにつれ家とかで山を見失う。
…が、なんとか耳成山公園に着いて、登山口確認。

途中に神社が有り、そこから往復だが、神社には直登コースと緩やかなコース有り。
登りは緩やかコース帰りは短いコースとする。
(写真E)耳成山の登山道
緩やかな道を、耳成山を一周するように巻いて登る道、がさがさ音がする…、野生化した猫が一杯。

畝傍山は結構人がいたが一気に人を見なくなった。

神社脇から頂上へ向かう。
着いた頂上は
眺め無し。即神社に下山。

耳成山の八合目に「耳成山 山口神社」。
(写真F)耳成山の山頂
神社由緒に「標高139.7m、山麓で既に約60mありますので、凡そ80mの登山です。
さぞかし楽々登山でお越し頂いたのではと、拝察致します」と、あり。

下りは、脇の石灯籠が並ぶ参道を進む。
あっという間の登山だった。

この後、自転車は迷走するのでした。
街道沿いに食事処は有ったのだが、どこにでも有るレストランなので敬遠。
(写真F)耳成山 山口神社
走っていたら住宅街になり、藤原宮跡に着く。

天香具山が見えているが、昼食を取らなければ…。

橿原神宮前駅付近に戻るが、これと云った店は無し。
結局「なか卯」で昼食。

気を取り直して、天香具山に向かう。
(写真G)耳成山公園からの耳成山
最初に見つけたのは、天岩戸神社。
登山口はこの先の表示。

先に進むと、細い林道が山に続く。

自転車には急すぎる道。これを避けて街道に出て、走ると天香具山の標識。

自転車を走らせ、民家を過ぎると先程と同様の急坂。
自転車を押して進むと、結局さっきの道に出た模様。
登山口が有った。
(写真H)天香具山登山口(背後耳成山)
少し登ると尾根上、ここで分岐。

なんだ、さっきの天岩戸神社の裏に下りる道がある。頂上はすぐそこ。

ここにも神社有り。國常立神社。
畝傍山が見える。

即登った道を下り、天岩戸神社方面に自転車を走らせ、急な道を走り下りる。
(写真I)天香具山の登山道
この後は飛鳥観光だ。
真冬なので人は少ない。
少ないと云えば、結局大和三山で登られていたのは畝傍山だけ。
後は殆ど人に会わなかった。

飛鳥寺では我々だけに飛鳥大仏の話をしてくれたし、2004年に石舞台古墳に行った時は、人だらけだったが、今回は我々のみ。
(写真)飛鳥大仏
飛鳥見物も一応堪能して、橿原神宮前駅にレンタサイクルを返して、今日の宿に向かう。

今宵の宿は「甘樫丘」の麓に有る民宿「吉田平次郎」、泊まりは我々のみ。

夕食前に甘樫丘に登って、大和三山の夕焼けを見る。
(写真)猿石
夕食は「飛鳥鍋」牛乳仕立ての鍋。2人にしては量が多かったが…結局完食。
1泊2食で1人6,000円、ビールを飲んで酒を頼んで…、翌日の支払いは12、500円。
えっ…。ビール代だけで良いですの言葉。
しかもお餅がおいしかったものだから、おいしいですね…と、云ったら新米で搗いた餅ではありませんが…と、お餅も頂く。
奈良の人は良い人ですねぇ。奈良が大好きになった2人でした。

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)