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2011年9月16日(金)〜17日(土)  むう父さん&むう母さん、N井さん、Y崎さん、K原さん
 9月16日(金) 晴れ後雨
08:30名古屋自宅発→09:22名古屋駅→09:49〜55米原駅→10:10米原IC→11:20福井北IC→12:35〜53別当出合駐車場→13:02別当出合→14:33別当坂分岐→15:00仙人窟→16:00〜12殿ヶ池避難小屋→16:40馬のたてがみ→17:00蛇塚→17:14黒ボコ岩→17:16弥陀ヶ原→17:43室堂着
 9月17日(土) 雨のち時々曇り
05:00起床〜06:27朝食〜07:00室堂発→07:24黒ボコ岩→07:58南竜分岐→08:15〜25甚之助避難小屋→09:01別当覗→09:38中飯場→10:25別当出合→10:40〜55駐車場→11:20〜12:00白峰温泉「白峰総湯」→12:10〜40忠治郎茶屋→13:00〜13:15道の駅「瀬女」→13:40一里野温泉「岩間山荘」
 9月18日(日) 晴れ (おまけの観光)
08:15岩間山荘発→白山スーパー林道→10:35〜11:40白川郷→12:25〜35ひるがの分水嶺公園→12:45〜13:15道の駅白鳥→15:35〜16:37福井駅→16:44〜54米原駅→18:21名古屋駅→18:50名古屋自宅着
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎迷走台風+秋雨前線に振り回された白山
 名古屋に来て、ぼちぼち暑さも一息と云うところで山行きを計画した。奈良のN井さんに連絡をして、九州の仲間も誘う。当初の計画は、初日に岩間の噴泉塔を見に行く。翌日白山に登って室堂泊。御来光を見て下山。
父さん&母さんは名古屋に帰って、奈良&九州組は更に一泊して東尋坊を見学する筈だった…が、計画は迷走台風と秋雨前線のおかげで大狂い。
 米原駅に集合して、奈良から走って来たN井さんの車に乗車。最新の天気予報では、今日は晴れのち雨、翌日からは雨時々曇り。折角なら晴れた白山に登りたいので、初日と二日目の宿に連絡して変更。
急遽白山登山となる。室堂に連絡すると遅くとも12時には登り始めて下さい…との事。福井北ICで下りて、勝山経由で白山の登山口別当出合に向け車を走らせる。
白山の登山口までは交通規制が有り、
途中の市ノ瀬からシャトルバスで行く筈だったが平日の為に、規制無し。これで時間短縮だ。

別当出合の駐車場に車を止め、コンビニ調達品で軽く昼食を取り、出発。それでも13時前だ。

観光新道と砂防新道と登山道が2つが有るが、観光新道コースを選択しました。
(写真A)別当出合下の駐車場で
即座にN井さんが答えたので、室堂に一番短いコースを選択したと思うよ…本当に。

砂防新道への吊り橋を横目に、登り始める。

なんか最初から急だし、しかも暑い。
即、汗が噴き出してきた。

しかも下山してくる人達も大汗だ。
父さんは寒さには強いが暑さは大の苦手。
(写真B)別当出合の登山口
今回もうちわを持ってくるか悩んで、持参せず。
それが敗因か…。
尾根上に出る頃には暑さで大へばり。

尾根に出てからは風が出てくれたおかげで少しは楽になるが、直射日光でヘロヘロだ。

地図をどう見ても、まだ尾根に登ったのみ。

弥陀ヶ原・室堂は遠くに見える小屋のまだまだ先の模様だし、遠そうだ。
(写真C)尾根を目指して登る
これから尾根上を進む。

眺めが出てきて、風も直接当たる。
風が体温を冷やしてくれるが、ペースは上がらない。

遠く尾根の先に小屋が見える。
先行する2人組の姿も見えるが、登っても…どちらも距離は縮まない。

避難小屋までの最後の登りがとてもつらかった。
(写真D)白山目指して登る
避難小屋で皆が待っていてくれた。
ここで軽食を食べ、室堂までの体力維持に努める。

室堂には避難小屋まで到着した旨を連絡。

台風の影響か、雲が徐々に低くなってきた気がする。

室堂から「雨が近づいてますから」の返事。
(写真E)殿ヶ池避難小屋
ゆっくり、ゆっくりと登る。
時折振り返ると、結構来たなぁと思うが、上を見てもなかなか近づかない。

蛇塚を過ぎるとなだらかになり、程なく黒ボコ岩。
すぐに木道が出て弥陀ヶ原。

待ってくれてた仲間と合流。
歩きやすい木道を進む。
(写真F)観光コースを振り返る
木道の先には更なる登り。
石がごろごろで歩きにくい。
室堂までの標高差は約80m。

我慢の登りの先にガスの中の室堂。
着いたら雨になった。

早速、宿泊受付をし、即夕食。
今日最後の客、ガラガラの食堂で夕食。
18時までと云う売店でビールを購入。
(写真G)室堂への最後の登り
350cc缶ビールが500円、500ccのPETボトルが300円、仕方無し。

食事後部屋に案内されるが、最後の客が功を奏して、5人で1部屋貸し切り。

ネットで前日見たら、今日は50%以上の予約、明日・明後日は満員だったので、日を変えたのは正解。

夜は風雨共に強い。
(写真)室堂の夕食
夜20時消灯、朝5時にトイレに行こうとすると、仲間が靴下をぬいで行った方が良いとの助言。

宿舎の扉を開けたら、雨が吹き込んで来た。
雨具も必要だった。

食事は6時からだが、食堂の建屋まで外を歩くので、山歩きの準備をして食堂に行く。

風雨が強いので、食後は下山とする。
(写真H)完全装備で食事に…
下山は距離が短く、風当たりの悪そうな砂防新道コースとする。 ん? 距離が短い?

甚之助避難小屋付近までは、木々が茂ってなく、雨の降りも強かったが、その後雨も風も弱くなってきた。

登って来る人が、徐々に増える。
やっぱり砂防新道だったな…登りは。
(写真)室堂の朝食
朝からの雨で、登山キャンセルの人もいるのだろう。

下るにつれ風も弱くなったので、当初の計画通り、今日登る事になったら、案外登ってしまうのだろうと思う。

下った別当出合の登山口には、市ノ瀬からの大型バスが登って来る。

駐車場に戻ると雨は止んだ。
(写真I)弥陀ヶ原に下る
取り敢えず、濡れた物をしまい車に乗って、「白峰総湯」に温泉に浸かりに行く。

登山口に有った割引券提示で650円が550円に。
ナトリウム泉でつるつる、いわゆる美人の湯だ。
露天風呂に入ってたら、再び雨になった。

近所の食堂で昼食後、行く当ても無いので、道の駅に寄ったりする。
(写真J)砂防新道コースの下り始め
濡れた物を乾かそうと、今宵の宿に電話をして、早いのだが宿に行く。
乾燥室に火を入れてもらい、部屋で乾杯&昼寝。

夕食に再度乾杯と祝杯を上げる。

ここの湯は最高。無色透明の弱食塩泉とある。
源泉は65.5度。しかも消毒臭無し。

父さんが入った時は、その前に2人の猟師さんが入ったので42度強の湯温。
(写真)岩間山荘のお品書き
誰も入ってなかった女風呂は45度以上有ったらしく、水を足しても湯船に入れなかった模様。

翌朝宿の外に出ると、昨日は水をなんで流してるのだろうと思ってはいたが、流れてたのは湯だった。

冷ましているようだが熱すぎ…目的の「噴泉塔」は川の増水もあるし、諦めて今日は観光。
(写真)源泉垂れ流し
当初は金沢方面から、丸岡城に…と、思っていたが、宿の女将さんがスーパー林道の無料券が有るとの話をした途端、全面変更。
(一里野温泉に泊まると無料券が出る模様。)

3,150円が無料だから行かない手は無い。

スーパー林道で景色を堪能。
さぞかし紅葉の時期はすごいのでは。
(写真)白山スーパー林道、ふくべ大滝
次いで、母さんは2ヶ月前に来た白川郷見物。
1時間ほどぶらつき、ひるがの分水嶺公園に寄って、「道の駅白鳥」で昼食をとる。
その後、大野経由で福井駅で降ろしてもらう。

実に白山をグルッと一回りして福井駅へ。

もう1日観光の仲間と別れ、米原経由で名古屋に戻って来ました。
(写真)白川郷で 
帰って天気予報を見ると、台風15号はくるっと回って、同位置にいました。

全国的に暑い日だったらしく、帰った名古屋も暑かったし、洗濯等片付けして帰った東京も暑かった。

※火曜日に東京で会議が有るので母さんと新幹線で東京に移動。
(写真)分水嶺公園、右日本海、左太平洋
・岩間山荘:料理・風呂共にお薦め。ご主人・息子さんも猟師。季節の山の幸が出て来た。
 今回は取れたての猪鍋、天然舞茸。猪肉は柔らかく、舞茸は天ぷら・つゆ物、共に香りが最高。
※次回は、ビーチサンダルを持って噴泉塔への山道・沢道をゆっくり探索してみたい。

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)