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2007年7月21日(土) 曇りのち雨
カンガルー山の会 夏合宿
T永夫妻、H本夫妻、M倉さん、M山さん、M浦さん、K下さん、S藤さん、むう父さん&むう母さんの総勢11名
07:30自宅発→08:40〜09:22大宮駅→11:58〜12:15田沢湖駅→13:19〜25駒ヶ岳八合目→13:53片倉岳展望台→14:30〜50阿弥陀池→14:57阿弥陀池小屋→15:05横岳分岐→15:10横岳→15:20焼森山頂→15:50〜16:25駒ヶ岳八合目→16:50〜17:00アルパこまくさ→17:0プラザホテル山麓荘泊
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎花も雨も満喫した秋田駒ヶ岳
 今年の夏合宿は早池峰山に行く予定だった。早池峰+温泉三昧のつもりだったが、調査をすればするほど、早池峰の山は交通不便。しかも近辺に温泉が無い。…で、急遽予定変更。思い切って秋田駒ヶ岳に決定。東京発8:56のこまち9号にする。
田沢湖駅11:58着。これなら登山者も少なくなってるだろうし、最終付近のバスで温泉に直行で目的の温泉も堪能できる筈。
我が家は大宮に向かう。
何故か、むう嬢さんが同じ電車で友達と盛岡に行くと云うので一緒に家を出る。

リュックを背負った父&母に、普通の旅行姿のむう嬢さん、アンバランス。

大宮の駅ナカで昼食ゲット。
むう嬢さんの友達も現れて挨拶。

彼女等ははやて、こちらはこまち。
こまちは先頭方向なので、先に進むと仲間がいた。
(写真A)八合目から出発
大宮から乗車7名、東京方面から4名乗車で総勢11名。
田沢湖駅で勢揃いして、秋田駒ヶ岳八合目行きバスに乗車する。

バス乗車は我々以外は2名のみ。
途中のアルパこまくさでも乗車無しだったから、当初の思惑は達成。

ところが、徐々に天気が悪くなり、雨が降ってくる。
終点の八合目に着いた途端に雨粒も大きくなる。
(写真B)雨の中、傘を差して歩き始める
意を決して、雨具着用。
風が無いので傘をさして出発。

静かな山を堪能する筈が、雨に追われて下山する団体さんと遭遇。狭い道でのすれ違い。
常の通り、連中は登り優先を無視。

雨に濡れた花々だけを頼りに登る。
もうこの段階で、ピークを捨てる。
登っても何も見えないし、花を堪能する事にする。
(写真)ガクウラジロヨウラク
八合目から標高差で130m程登ると頂上台地に着いてなだらかになる。

雨も細かい霧雨状になってきた。
しかし傘を畳むとすぐに濡れるので傘は手放せない。

程なく片倉岳展望台、残念だな。
ここから多分田沢湖が見える筈。

シャクナゲも顔を出してきた道を更に進むと、驚きの光景。一面のニッコウキスゲ。
(写真C)ニッコウキスゲの大群落
H本さんがオカリナを吹き始めるが、サッサと先を行くむう父さん達だった。

木道が現れたら、阿弥陀池が霧の中から現れた。

男岳の分岐なので、後続を待つ。

後続は写真撮影に夢中なのか、なかなか現れず。

現れたところで、帰りのコースとバスの時間を指示して出発。
(写真D)霧の中、木道を進む
男岳(おだけ)1623mと最高峰の男女岳 (おなめだけ)1637mはパス。

阿弥陀池の南側を歩き、花を愛でながら歩くと阿弥陀池小屋。横岳目指して急な道を登る。

ふと下を見ると雪渓が残ってる。

男岳からの道を合わせると横岳。
下山開始だ。一旦下ると広い砂地になる。
(写真E)阿弥陀池で
ここがコマクサの群生地だな。
探すがなかなか見つからない。有った、有った。
ロープで仕切られているので、遠め。

更に進むとちょこちょこと一杯群生。

焼森山頂を過ぎる。
石がゴロゴロと敷き詰められた下り。
なんと歩きにくいことか。

コマクサの群生地を巻くように下る。
その後も滑りやすい道。
(写真F)こまくさの群生地
一度沢に下りて、登り返す。
なかなか着かないなぁ。と、思いながら歩くと八合目が見えてきた。

最終17時のバスでなく、手前の便に十分間に合った。

アルパこまくさで下車。
宿はここから歩いて10分程なので、歩こうかとも思ったが、歩かなくて正解。
迎えのバスで聞いたら、4kmも離れていた。
 
(写真)こまくさ
本日の宿泊は、プラザホテル山麓荘別館四季彩。
超熱い内風呂と、適度な露天で汗を流す。
食事&宴会。 〜部屋に戻って、更に宴会。

S藤さんのリュックから出てきた大量のつまみとサッカーを見ながら過ごす。

翌日は、乳頭山組4名、森吉山&観光組7名と分かれる事にする。
(写真)アルパこまくさ

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)