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2004年7月2日(金) 晴れ時々曇り  むう父さん&母さん
09:00自宅発→09:22五日市IC→09:55戸河内IC→10:20〜25いこいの村駐車場→11:15深入山の肩→11:20〜35山頂→11:45休憩小屋→12:10休憩小屋→12:30南登山口→12:45〜13:17いこいの村(風呂)→13:30〜14:50三段峡→15:35戸河内IC→16:00五日市IC→16:20〜35寿司屋→16:40自宅着
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎別の山に登る筈が…間違えて大正解の深入山(しんにゅうざん)
 休みが取れた…とかで、梅雨の真っ最中にもかかわらず広島に登場のむう母さん。
金曜日休暇を取って、広島県の最高峰「恐羅漢山」(おそらかんざん)に登る予定だった。…が、何故か登ったのは深入山。

早朝会社に寄ってデータ取りをし、一度帰ってから、出発。
山陽自動車道から中国自動車道に入ると、いきなりトンネルの連続。
戸河内ICで下車し、恐羅漢の看板を見て軽快に車を走らせる。
地図をむう母さんに預けたのは失敗。
恐羅漢へのkm数が急に増えた?

車を走らせていたら、目の前に草原の山。
アレッ? 深入山に着いてしまった。

…と、云う事で急遽「深入山」に登る事に。

いこいの村広島の駐車場に車を止める。
広い駐車場だが、平日なので数台駐車。
(写真A)東登山口のいこいの村駐車場
この付近で26度くらい。日差しも強い。
アレッ? また帽子を忘れて来た。

むう母さんは荷物無し。
すべてむう父さんの背中だ。

歩き始めるとすぐにアヤメが咲いている。
周りに目をやるとユリやギボウシ、一杯。

暑いが風が吹き抜けるので、なんとか登る気になる。
風が無ければダウンだ。
(写真B)一面の草原の斜面を登る
花を見ながら、風に吹かれながら、ゆっくり登る。
日陰が少ないので暑い。

振り返ると下の方に登山口のいこいの村。

島根県境に近いので、周りは全て山。

南登山口からの道と合流すると深入山の肩。
先行する2人と犬1匹が見える。

肩からは更に風が吹き抜けて気持ち良い。
南登山口が小さく見える。
へぇ〜、南登山口の方が大きそうだ。
(写真C)肩直前から、深入山を見上げる
時折振り返りながら山頂へ向かう。
この辺りはまるでアルプスに登ってる感じ。

山頂について驚いた。何この広さ。
カンガルー山の会の面々が来たら、山頂で店を広げて大宴会だね。

山頂は先行の老夫婦+ワンちゃん。
(写真D)深入山の頂上で
ガイドブックを見ながら周囲の山を見る。北側の山が臥竜山、聖湖の上に高岳。
スキー場が見える山が恐羅漢山だ。さすが最高峰。山頂は雲に隠れている。良かった、深入山に登って。

風に吹かれて汗を乾かし、戻らずに林間コースを下ってみる事にした。山頂を西側に下って、巻くように道は進む。程なく休憩小屋。
テーブルでも有るかと思い、見に行くが床のみ。
これじゃ悪天候の日しか使えない。

林間コースと云っても半分くらいまでは、まだまだ草原が多い。

咲き残りのツツジが有るし、花も多い。

所々に現れる大岩は、この辺の山の特徴。
一ヶ所大きく張り出した岩もあり、面白い。
(写真E)深入山を振り返る
林間に入って水場を過ぎると、再び休憩小屋。

ここから少しの間は、深入山を横に眺めながらの気持ちよいコース。

再び樹林に入り、キャンプ場が出てきたら、南登山口は目の前だった。

アレアレ老夫婦+ワンちゃん、今下りて来たところだ。
(写真F)深入山を見渡せるコースで
後は車道をいこいの村に向けて歩く。

いこいの村にセラミック温泉なるものが有るとガイドブックにあり。早速覗いて見る。500円だったので入浴。

さて、これからどうするか…。

名勝「三段峡」がすぐそばだ。
南登山口の反対側が三段峡入口だった。
4km先に有料駐車場の看板。
(写真G)南登山口からいこいの村へ
狭い道をどんどん下って行く。
…が、有料駐車場には誰もいなかった。

林道の終点に駐車場有り。(無料)
5台ほど駐車している。平日だからね。

むう母さんは登山靴で、父さんは素足にサンダル。
なんと馬鹿にしたもんだ。

車から出てすぐに三段の滝30分の標示。
遊歩道だからなんとかなるか。
(写真)三段峡を猿飛び方面に歩く
確かに紅葉の時期は大混雑だろう。
脇から石が落ちて、橋が壊れていたり…結構危ないコースだ。
猿飛びに着くが、先行のカップルがいるのみ。看板に船がいない時は2段の滝にいるのでロープを揺すってしばらくお待ちを…。へぇ〜、船に乗って行くんだ。1人400円。
止めようかとも思ったが…。折角ここまで歩いて来たんだし…。雨が降って来た。通り雨だな。
待つ事15分以上。おぉ〜ロープが揺れて来た。まさかロープ伝って船をあやつってるなんてね。
そのまさかだった。
ビデオ撮影をしていた連中が乗っていたので、ゆっくりだったよう。

早速乗り込んで驚いた。
断崖絶壁の中を船は進む。

15mほどの絶壁。一番狭い所で1.5m。
猿が飛んで渡ったそうな。
それで猿飛び。水深は7m。

船頭さんはロープを伝って船を操る。
(写真)2段の滝
上流の広場に船を着けると上陸して、2段の滝を見物する趣向。但し、2段の滝は水害で壊れて1段に。

紅葉の時期は大勢の人で賑わう事だろう。

船頭さんに聞くと、JRのバスが無くなったので、人出が減ったようだ。

確かにバスはお盆の時期と紅葉の時期のみ。
しかし猿飛びの渡船は面白かった。
(写真)2段の滝へ向かう
帰りは、恐羅漢山の登山口への分かれ道を確認し、帰路につく。

小腹が空いたので、自宅近くの回転寿司で寿司をつまんで帰って来た。

山は暑かったが、三段峡は涼しかった。

しかし、広島市内は超暑かった。
(写真)猿飛びを通過する
深入山で見かけた花 おまけのセミの抜け殻

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)