2003年10月27日(月) 晴れ
06:30起床〜07:00〜08:00出発〜食事→09:00〜20牛耳洞登山口→09:47峠→09:55寺院→10:25〜30白雲山荘→10:42稜線→11:00〜20白雲台山頂→11:33峠→12:05〜25食事→12:40下山口→13:15道仙寺→13:20〜25登山口→14:05〜10牛耳洞バス停→14:28〜35水踰駅→14:57會賢駅→15:00〜16:00ホテル…南大門〜明洞で買い物+食事
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)
 時差は無いものの、東京よりかなり西にあるので日の出が遅い。
昨日偵察しておいた南大門市場の食堂で朝食を取り、韓国海苔巻きのキムパブを2本巻いて貰って昼食用とする。
タクシーを拾って牛耳洞(ウイドン)に向かう。反対車線は韓国名物の大渋滞だ。牛耳洞から更に細い道に入ってくれるが、途中で警官に止められる。
運転手さん、道を間違えた模様。引き返して、別の道に進む。バスの終点が有った。
ここで正解。今度も更に奥まで進んで、登山口に着く。約1時間乗ったが、15300ウォン。日本円で約1500円。安い!
登山口に売店・トイレ有り。大型バスが来て、一杯人が降りてくるが、どうも道仙寺(ドソンサ)の参詣のようだ。
登山道の脇に小さい小屋があり、ここで国立公園の入山料を払う。1300ウォン。

紅葉目当てで来た甲斐があって、タイミングはバッチリ。但し韓国の山は紅葉と言うより黄葉。

足元は石がゴロゴロだけど、ゴミは落ちていない。
道は徐々に傾斜を増す。
(写真A)歩き始めの道、紅葉がきれい
峠に着いたら、驚いた!

目の前に仁寿峰(インスボン)が大きく聳えている。すごい岩山だ。

ここから少し下ると、またまたインスボンが大きい。

すごい! すごい! を連発していると下山してきたグループの女の子が、「すごいでしょ」だって。

遠くお経が聞こえてくる。
程なくお寺と警官の詰め所がある。

「テープでも流してるんじゃない」とはK下さん。
「まさか…」と、思ったら確かにテープだった。
「冗談で言ったんだけど…」とK下さん。
(写真B)インスボンをバックに
前を歩いていたオジサンがトイレの所から道を離れる。後ろの女の人も…。
別のコースがあるようだ。

我々は明瞭な道を涸れ沢沿いに進む。

岩場が現れて手すりも出る。

日本なら鎖なんだが、なんとワイヤーが張られている。しかも1cm太さ。冬は手袋必携だな。
(写真C)白雲山荘手前の登り
色々なホームページでは、韓国の山で、リスを必ず見掛けるとあった。
いつもは絶対にそんなものを見つけられないむう母さんがリスを見つけたのにはビックリ!


急な岩場をワイヤーにつかまりながら進む。おぉ〜! 建物が見えて来た。白雲山荘だ。山荘の前にはテーブルが並ぶ。ミカンでも食べようかな…
ふと上を見ると…、大きな岩山。
ん…? えっ? 人が歩いている。

あんな岩の上を…、あそこって頂上?

早く行こう! …と、言う事で出発。

すぐに岩場とワイヤーでぐんぐんと登る。

振り返ったらまたビックリ!
麓にはソウル郊外の高層アパートが、立ち並のが見える。
少しモヤがかかっていたのが残念。
(写真C)白雲山荘
稜線に近付くと…、石垣が有って、門になっている。
縦走はここをくぐって行くようだ。

げっ! 風が強い。


少しの間の階段登りには、ラバーが張ってある。

その後は岩場の連続になる。
当然、ワイヤー。
(写真D)稜線にあった城壁の衛門
遙か上の方に韓国の国旗が見える。
あそこが頂上だ。

しかし風が強くてバランスを崩しそう。

インスボンに3人のクライマーが見える。

しかし絶景だな〜!

頂上の大岩へ着くが、メチャ強風!
すぐ下の台地で風を避ける。
(写真E)大岩の右側に韓国の国旗
(写真E)頂上直下の急な岩場 (写真E)ペクンデ頂上で
アレッ? K下さん来ないな…。風が強いから、やめたかな?
イヤイヤ、現れました。ナニナニ…途中でデジカメを落とした? 傷だらけのデジカメ、大丈夫?
下り始めたら、随分登って来るよ。岩場が狭いから大変。
譲り合うってしないのかな?それとも、日本と逆で下り優先?
コースを外れてクライムダウンする人達がいる。
しかも、おじさん・おばさんだよ。

フリーでトコトコ歩いて、そのまま曲芸師のように岩を登っていった。

衛門まで戻り、門をくぐって反対側に出る。

反対側からも登ってくる道が有る。

万景台の巻き道を進む。岩場を横切るコースなので、ここもワイヤーが張り巡らされている。
(写真E)ペクンデ頂上で
後ろから軽装のグループに何人にも抜かれるし、前からも結構登って来るではないか。

今日って休日?
平日でこうだから、土日には岩場は大渋滞だな。

振り返るとペクンデが大きい。
デジカメでは入りきらない。
(写真F)万景台の巻き道
一眼レフを持ってくれば良かった。
いつも後悔するんだよね。
持っていったら使わなかったり…

下山途中の大岩の上で昼食。
下山口にまた城壁と門。

縦走コースもあるが、皆下山モードになっているので、即下山。
(写真F)反対側方面が望まれた
紅葉がきれいで、「もっとゆっくり歩いたら…」とはむう母さん。

道仙寺に着き、車道を歩くと登山口に出た。

参詣人が一杯でタクシーもない。

牛耳洞の登山口まで車道を下る。
(写真G)道仙寺手前の道で
急な車道を下る。途中振り返ると山が仰ぎ見える。
そういえば、朝タクシーの中から歩いて登る人がいたな…。
良かったね。この道登ったら1時間はかかるよ。登山口で大休止だったな。
※牛耳洞のバス停からは、続編を。