1996年 栗駒山
10月12日〜13日  HM父&母&ジボ嬢さん、TN母、むう父さん&母さん&嬢さん
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

10月12日
 曇り時々晴れ
前日21:55自宅発→00:00〜03:00那須高原SA→05:10須賀川IC→05:30〜07:00安達太良SA→09:35一関IC→10:30〜11:00栗駒山登山口(須川温泉)→13:10〜20栗駒山頂→14:00昭和湖→14:30〜15:05登山口→18:00気仙沼の民宿着

◎総走行距離1154km、とにかく車で走りまくった山行。

 何年か前の冷夏に行ったコースをもう一度チャレンジしました。
以前は天候不順で、栗駒山に登れなく、観光に終始。
前日の夜、大泉学園の駅前でTN母を拾うが、既に出発時からワゴンの後部座席は、フルフラットのベッド状態。
早々に後部座席で安眠した二人を乗せ、
一路東北道を突っ走る。

事故で、白河ICから先が通行止めなので
急遽集合地点を那須SAに変更。
約1時間遅れでHMさんも出発。

だが、待てども待てども来ない。
やっと会えて出発。
(写真A)紅葉の中、登り始める
SAには既に通行止めも解消のFAXが掲示。安心して飛ばすがすぐに大渋滞。
結局通行止めで白河ICで一般道。次のICも通行止め、結局須賀川ICまでトラック一杯の一般道。
疲れ切って安達太良SAで仮眠。

 栗駒登山口の須川温泉には大きな駐車場が有るが、既に満杯。かろうじて路肩に駐車できた。
途中の麓では葉はまだまだだったが、高度を上げるうちに最高の景色になる。
 それにしてもすごい車にすごい人。
 道の横の小川には硫黄臭い温泉の水が
 流れている。

 大勢の人の目的は、紅葉と温泉に有り…と、
 みた。

 山には入れば少ないだろうと思ったが、
 皆さん軽装で登っている。
(写真B)途中の尾根上で
温泉の流れの脇を登って、しばらく登ると
一面の草原。正面に栗駒山。

あんなところまで本当に2時間で登れる
のか? 不安になる。

東北の山の懐の深さを満喫。

写真にも撮るが、これは行った者でしか
味わえない。しかも、全山紅葉真っ盛り。
(写真C)頂上で、須川温泉をバックに
左側から回るコースを取る。途中の沢からは足元グチャグチャ。登るのもしんどい急坂。

なんと頂上までは満足にすれ違えない道。前半は急傾斜。後半はジボ嬢さんの背を越える両側からの笹。
但し、途中の道からは振り返れば全山紅葉…と、云う事で、疲れも吹き飛ぶ。

ジボちゃんは先頭を切って歩く。頼もしい。常の泣き言も出ない。
反面、寝不足の大人連中はだらしない。時間も遅かったので、殆ど空身の山行。
 喘ぎながら山頂に着くが、寒いので
 早々に退散。

 西の方は雲海。

 焼石岳方面も山頂が頭を出している程度。

 反面栗駒山は、登山口の駐車場も紅葉
 の斜面の先に見下ろせる。
 さすが、TN女史の晴れ女振りには、
 一同感謝!
(写真D)下山コースにある昭和湖で
下りは早い。 
アッと云う間に硫黄を含んだ水色の昭和湖。

登り始めてから休憩も入れて3時間半で
帰ってきた。

今宵の宿の気仙沼の民宿まで、チョット距離が
あるがビールを求めて急ぐ。

着くとすぐに超豪華な夕食。大人7000円と
思えない料理の内容でした。
(写真D)麓の草原から栗駒山をバックに

10月13日 晴れ時々曇り
09:30民宿発→市場etcで買い出し→15:00松島発→15:25大和IC→22:05自宅着
散歩をして、近所の潮吹き岩を見物。

さっきまで雨が降っていたが、もう止んで
晴れ間が見えてきた。

気仙沼の市場で買い物ツアー。

途中何ヶ所も同様な買い物をしながら
一大観光地の松島に着く。
瑞巌寺を見て(拝観料を取られない部分
のみ)、食事・買い物。
(写真)気仙沼岩井崎で
途中混んでも10kmくらいだろうと思っていたが、西那須野付近からの大渋滞。
抜けるのに2時間以上かかってしまった。
行きも夜中の大渋滞。後部座席で寝ておられた約2名にはノロノロ運転の方が寝やすかったのでは?

◎栗駒山は、火山地形でコースが複雑。
 各所に池が有ったり、湿原が有ったり。水芭蕉の残骸の大きな葉。シラタマの実、コケモモの実。
 それに頂上からの見晴らしの良さ。紅葉の素晴らしさ! 難点は遠い事。
 でも、今回の参加者は皆、東北の山が気に入りました。

◎三陸の民宿の料理は豪勢とガイドブックにあるが、今回泊まった宿は漁師なので、魚の味は抜群。
 但し、マンボウは変わった歯応えで不人気。食べ過ぎで部屋酒がはかどらなかった。

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)